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Windows 10/11でUSBメモリの書き込み保護を有効または無効にする方法

データは常にさまざまな危険にさらされています。誤操作による消失、ファイルの破損、さらには不正アクセスなど、データを守ることは今や最優先の課題といえます。そこで役立つのが「書き込み保護」です。この機能を有効にすると、デバイス上のデータへの書き込み、変更、削除が一切行えなくなり、大切な情報をしっかりと守ることができます。

本記事では、USBメモリに書き込み保護を設定する方法を詳しく解説します。それでは早速見ていきましょう。

レジストリエディターを使って書き込み保護を有効・無効にする方法

書き込み保護の設定には、大きく分けて2つの方法があります。まず1つ目は、一部のUSBメモリに搭載されている物理的なスイッチを切り替える方法です。お使いのUSBメモリにこのスイッチが付いているなら、それが最も簡単な方法なので、まずはこちらを試してみてください。

2つ目は、PC側のソフトウェアを使う方法です。その中でも手軽なのが「レジストリエディター」を利用するやり方です。ただし、作業を始める前に、必ずWindowsのファイルをバックアップしておいてください。レジストリ編集中に予期せぬトラブルが発生した場合に備え、データを保護しておくことが重要です。

  1. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。
  2. 「regedit」と入力し、OKをクリックしてレジストリエディターを起動します。
  3. 次のパスへ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
  4. 左側のツリーで Control キー(フォルダ)を右クリックし、新規を選択してキーをクリックします。
  5. 新しいキーの名前を StorageDevicePolicies に変更し、Enterキーを押します。
  6. 作成したキーを選択した状態で、右側の空白部分を右クリックし、新規を選びます。
  7. DWORD(32ビット)値を選択します。
  8. 値の名前を WriteProtect に変更し、Enterキーを押します。
  9. WriteProtect をダブルクリックし、値のデータを 0 から 1 に変更します。
  10. レジストリエディターを閉じて完了です。

Windows 10/11でUSBメモリの書き込み保護を有効または無効にする方法

これで、USBメモリへの書き込み保護が有効になります。無効化したい場合も簡単で、手順9のDWORD値を再び 0 に戻すだけで設定が元に戻ります。設定後は、実際にUSBメモリへファイルをコピーしてみて確認しましょう。書き込み保護が有効になっている場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。

Windows 10/11でUSBメモリの書き込み保護を有効または無効にする方法

グループポリシーを使ってUSBの書き込み保護を有効・無効にする方法

グループポリシーとは、アプリやアカウント、Windows本体の動作を細かく制御できる各種設定をまとめたWindowsの機能です。レジストリを直接編集するのに抵抗がある場合や、操作が不安な場合は、こちらの方法で書き込み保護を設定できます。

ただし、1つだけ注意点があります。グループポリシーは、WindowsのPro(プロ)、Enterprise(エンタープライズ)、Education(教育機関向け)エディションでのみ利用可能です。該当するエディションをお使いの場合は、以下の手順で設定を行いましょう。

  1. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスに「gpedit.msc」と入力し、Enterキーを押します。
  2. 次のパスへ移動します。
    コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > リムーバブル記憶域へのアクセス
  3. 右側の一覧から、「リムーバブルディスク:書き込みアクセスを拒否する」をダブルクリックします。
  4. 画面左上にある「有効」ラジオボタンを選択して、ポリシーを有効にします。
  5. 適用 > OK の順にクリックします。

Windows 10/11でUSBメモリの書き込み保護を有効または無効にする方法

グループポリシーエディターを閉じたら、PCを再起動してください。次回の起動時から書き込み保護の設定が反映されます。先ほどのレジストリの場合と同様、書き込み保護を解除したいときは、「リムーバブルディスク」のダイアログで「無効」ラジオボタンを選択するだけでOKです。

まとめ:USBメモリの書き込み保護でデータを守ろう

USBドライブに書き込み保護を設定すれば、誤ってデータを削除してしまう事故を防げるだけでなく、第三者による不正な操作からもデータを守ることができます。ただし、書き込み保護はWindowsのセキュリティ強化策のほんのひとつにすぎません。Windowsのプライバシー設定を見直すことから始めて、PC全体のセキュリティをさらに高めていきましょう。

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