Microsoftのパノス・パナイ氏がWindows 11の新「切り取りツール」を初公開
Microsoftのパノス・パナイ(Panos Panay)氏が、Windows 11向けの新しい「切り取りツール(Snipping Tool)」を初めて公開しました。氏はこれを「ファーストルック(初見)」と表現しており、新しいツールはまもなくWindows Insider向けに提供されるとしています。
約17秒のティザームービーでは、新しいツールの細かなデザイン変更が確認できます。一見すると大きな変化はないように見えますが、いくつかの点でWindows 11のデザイン言語により自然に溶け込むよう改良されていることがわかります。
たとえば、「新しい切り取り(New Snip)」ボタンのアイコンは、従来のハサミマークからプラス記号へと変更されました。「モード(Mode)」ボタンにもドロップダウン式のトグルが採用されています。さらに、遅延設定や設定のアイコンも更新されており、WindowsやOffice全体で展開されているMicrosoftの新しいアイコンデザインと統一感を持たせています。
また、新しい切り取りツールには、「Snip & Sketch(切り取り&スケッチ)」の機能が統合されている様子もうかがえます。アプリのウィンドウ上部には、自由形式での範囲選択やウィンドウ単位のキャプチャを選ぶコントロールが配置されています。切り取りが完了すると、従来のSnip & Sketch風のウィンドウで画像が開き、インクでの手書き注釈、消しゴム、共有といった編集操作がそのまま行える仕組みです。

全体としては小規模な変更ですが、Microsoftが「切り取りツール」と「Snip & Sketch」を1つのアプリへ統合したことが明確にうかがえます。同社は以前からWindowsユーザーに向けてこの統合を予告していましたが、今後さらに大きな変更が加わる可能性もあります。実際、パナイ氏の投稿への返信では、図形(ボックス)の描画やテキスト追加機能を求める声が多く見られました。画面録画機能を希望するユーザーもいます(なお、現時点でもPowerPointやXbox Game Barを使えば画面録画は可能です)。
Windows Insiderがいつこの新しい切り取りツールをWindows 11で試せるようになるかは、まだ明らかになっていません。おそらく今週配信予定のWindows 11ビルドに含まれる可能性がありますが、正式な発表を待つ必要がありそうです。それまでの間、この新しいツールについての感想や要望があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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