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Macの省エネルギー設定パネルの使い方と各項目の解説

Macの「省エネルギー」設定パネルは、システムの非アクティブ状態を検知して省電力を実現するための便利な機能です。一定時間Macを操作していないことをシステムが感知すると、あらかじめ選択した設定に従って、Macをスリープ状態にしたり、ディスプレイの電源を切ったりします。また、シャットダウン後に再起動するよりも、スリープからの復帰の方が素早く作業を再開できるというメリットもあります。

この機能にはどのような役割があり、有効にするとMac内部で何が起こるのか、詳しく見ていきましょう。

スリープ中にMacで起こること

Macをスリープ状態にすると省エネにつながりますが、実際には内部で複数の変化が同時に発生しています。

  • プロセッサーが低電力モードに切り替わり、消費電力が抑えられます。
  • 映像出力がオフになるため、接続されている外部ディスプレイはアイドル状態になるか、真っ暗な画面を表示します。
  • 内蔵ハードディスクの回転が停止します。

ノートブック型Macの場合

  • Ethernetポート(搭載している場合)がオフになります。
  • 拡張カードスロットがオフになります。
  • 内蔵モデム(搭載している場合)がオフになります。
  • AirPortカード(搭載している場合)がオフになります。
  • USBポートは、外付けキーボードの電源キーにのみ反応します。
  • 光学ドライブ(搭載している場合)の回転が停止します。
  • オーディオ入出力がオフになります。
  • キーボードのバックライト(対応機種の場合)がオフになります。

注意: ノートブック型Macはスリープ中はネットワークに接続できませんが、「ネットワークアクセスによるスリープ解除」オプションを有効にしておけば、スリープから復帰できるようになります。ファイル共有を利用したい場合や、インターネット接続を維持したい場合は、手動でスリープにせず、「コンピュータのスリープ」スライダーを「しない」に設定しておきましょう。

省エネルギー設定パネルの開き方

省エネルギー設定パネルを開くには、以下の手順に従います。

  1. 画面左上のAppleメニューをクリックし、ドロップダウンメニューから「システム環境設定」を選択します。
  2. システム環境設定ウィンドウ内の「ハードウェア」セクションにある「省エネルギー」アイコンをクリックします。

省エネルギー設定パネルには、AC電源アダプタ、バッテリー、そしてUPS(無停電電源装置、接続している場合)それぞれに適用される設定が含まれています。これにより、Macへの給電方法に応じて、消費電力やパフォーマンスを柔軟に調整することができます。

コンピュータのスリープ時間を設定する手順

  1. Appleメニュー →「システム環境設定」→「省エネルギー」の順に開きます。
  2. 設定したい電源ソース(電源アダプタ、バッテリー、UPS)を選択します。

注意: 「バッテリー」ボタンはノートブック型Macでのみ表示され、「UPS」ボタンは無停電電源装置に接続している場合にのみ表示されます。

主な設定項目の詳細

  • 自動グラフィックス切り替え: バッテリー駆動時間を延ばすため、Macがグラフィックス性能を自動的に切り替えます。
  • コンピュータのスリープ/ディスプレイのスリープ(ディスプレイがオフになるまでの時間)スライダー: スライダーをドラッグして、コンピュータ本体やディスプレイがスリープするまでの待ち時間を設定します。
  • 可能な場合はハードディスクをスリープさせる: 非アクティブ状態を検知するとハードディスクをスリープさせ、消費電力を削減します。古いMacを使用している場合は、オンにしておくと特に効果的です。
  • ネットワークアクセスによるスリープ解除: スリープ中でも、共有プリンターやiTunesプレイリストなど、コンピュータの共有リソースに他のユーザーがアクセスできるようになります。
  • バッテリー電源使用時にディスプレイを少し暗くする: バッテリー駆動時にディスプレイの輝度を抑えて消費電力を減らします。
  • Power Napを有効にする(バッテリー電源時/電源アダプタ接続時): スリープ中でもメール、カレンダー、その他のiCloudアップデートを確認できるようになります。
    注意: 電源アダプタに接続している場合は、Power NapがTime Machineバックアップも実行します。
  • 停電後自動的に起動: 停電などで電源が遮断された後、Macを自動的に起動します。
  • ディスプレイがオフのときにコンピュータが自動的にスリープしないようにする: ディスプレイがスリープしても、コンピュータ本体はスリープしないようにします。
  • メニューバーにバッテリー状況を表示: メニューバーにバッテリーアイコンを表示します。アイコンにより、充電中かどうか、バッテリー残量レベルなどを一目で確認できます。
  • スケジュール: Macをスリープさせたり、電源をオフ・オンにしたりする日次スケジュールを設定できます。

以上のように、省エネルギー設定を上手に活用すれば、使用スタイルにかかわらず、バッテリーや電源アダプタの消費を効果的に抑えることができます。ぜひ自分の使い方に合わせて設定を最適化してみてください。

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