MacのFinderを最大限に活用する7つのヒント|4つの表示オプション徹底解説
MacのFinderを初期設定のまま使っているなら、その便利な機能の多くを見逃しているかもしれません。実はFinderには、状況に応じて使い分けられる便利な表示モードが他にも用意されています。この記事では、デフォルトの表示も含めて各モードを詳しく解説し、それぞれのメリットや役立つTips、ショートカットをご紹介します。
1. アイコン表示(Icon View)
Finderを開くと、最初に表示されるのがグリッド状にアイコンが並ぶ「アイコン」表示です。このデフォルト表示では、アイコンをドラッグ&ドロップして自由なレイアウトに配置できます。
アイコン表示がごちゃごちゃしてきたら、この表示専用のコンテキストメニューからすばやく整理できます。
- 整頓: 配置したカスタム順序を保ちながら、ずれたアイコンをグリッド上の最も近い位置にスナップさせます。
- 整頓基準: 名前、サイズ、タグなどを基準にアイコンをグリッドに揃えます。
アイコン表示は、視覚的な手がかりでファイルを素早く識別したいときにも役立ちます。例えば「アプリケーション」フォルダでは、アイコンを見るだけで目的のアプリを見つけやすいはずです。
さらに、Finderで独自のカスタムアイコンに変更したり、フォルダの色を変えたりすれば、視覚的な整理整頓がさらにしやすくなります。
それでは、アイコン表示以外の3つの表示モードを見ていきましょう。
2. リスト表示(List View)
「リスト」表示では、Finder内の項目が一覧形式で並び、各項目の属性が列として横に並んで表示されます。名前やアイコンだけでなく、個々のファイルの詳細情報を確認したいときに最適な表示です。
デフォルトでは、各項目のサイズ・種類・変更日が表示されます。タグやコメントなど他の属性列を追加したり、表示中の列を非表示にしたりすることも可能です。列見出しの間の仕切りをControlキーを押しながらクリックし、表示したい属性を選択するだけで切り替えられます。
リスト表示でフォルダを操作しているとき、選択したフォルダは右矢印キーで展開でき、左矢印キーで折りたたむことができます。
さらに試してみましょう。Cmd + Aですべてのフォルダを選択し、右矢印キーを押してください。すべてのフォルダが一括で展開され、内容をひと目で確認できるようになります(再度左矢印キーを押せば、すべて折りたたまれます)。
3. カラム表示(Column View)
コピー元とコピー先のために別々のタブを開かずにファイルのコピーや移動をしたいなら、「カラム」表示がぴったりです。
この表示では、Finderのファイル階層構造に沿って項目が表示されます。右側のカラムへ進むにつれ、ファイル・フォルダ・アプリが実際に存在する階層が順番に現れます。
カラムの幅を揃えたい場合は、Optionキーを押しながらドラッグしてリサイズします。深い階層構造を扱う際の横スクロールを減らせるので便利です(このOptionキーのテクニックは、macOSの知っておくと役立つ小ワザのひとつにすぎません)。
また、カラム間の仕切りを右クリックすると、さらにいくつかのリサイズオプションが表示されます。
もうひとつ便利な技をご紹介します。カラムの幅を、その列内の最も長いファイル名に合わせたいときは、Optionキーを押しながらカラム後ろの仕切りをダブルクリックします。
4. ギャラリー表示(Gallery View)
この表示では、Finderの項目がサムネイルの一覧として表示されます。選択中のファイルは、小さいサムネイル群の上に大きく表示されます。ギャラリーのサムネイルはスクラブ操作でめくれるように閲覧できるため、探しているファイルを簡単に見つけられます。
「ギャラリー」表示は、画像や書類を実際に開かずに目的のものを探したいときに便利です。「クイックルック」プレビュー機能で1つずつ確認するよりも、はるかに速く作業できます。
なお、macOS Mojave以前のバージョンを使っている場合は、ギャラリー表示の代わりに「Cover Flow」表示になります。これはギャラリー表示に似ていますが、フォルダの中身がサムネイルではなくリスト形式で表示される点が異なります。
5. Finderの表示を切り替える方法
4つの表示モードを切り替えるには、ツールバーにある「戻る/進む」ボタンの右側にある4つのボタンを使用します。
または、メニューバーの「表示」メニューから該当する項目を選んでもOKです。
- アイコンとして表示(Cmd + 1)
- リストとして表示(Cmd + 2)
- カラムとして表示(Cmd + 3)
- ギャラリーとして表示(Cmd + 4)
注意点として、選択した項目の情報を表示する「プレビュー」パネルは、これらの表示モードとは無関係です。どの表示に切り替えてもパネルは表示されたままになります。このパネルを非表示にしたい場合は、「表示 > プレビューを隠す」をクリックしてください。
6. Finderの表示をカスタマイズする方法
アイコン表示のアイコンサイズを大きくしたい、ギャラリー表示のサムネイルをもっと大きく表示したい――そんなときはどうすればいいのでしょうか?
こうした調整はすべて「表示オプション」パネルから行えます。パネルを開くには、カスタマイズしたいフォルダを表示した状態で「表示 > 表示オプションを表示」をクリックします。もっと手軽に開きたい場合は、ショートカットのCmd + Jを使いましょう。
「表示オプション」パネルの内容は直感的なので、迷わず設定を変更できるはずです。正しいフォルダの設定を編集しているか確認するには、パネルのタイトルがフォルダ名と一致していることをチェックしましょう。
なお、パネルの内容は表示モードごとにほぼ異なります。例えば、背景画像を追加できるのはアイコン表示だけ、サムネイルサイズを変更できるのはギャラリー表示だけといった具合です。
ただし、すべての表示に共通するオプションもあります。そのひとつが「基準にする」です。これにより、名前、サイズ、タグなどの基準でFinderの内容を並べ替えられます。
このオプションは、アイコン表示のコンテキストメニューから「整頓」「整頓基準」が消えてしまった場合にも役立ちます。コンテキストメニューまたは「表示オプション」パネルで「基準にする > なし」を選択すると、消えたオプションが復活します。
もうひとつの共通設定が「常に[表示名]で開く」です。このチェックボックスをオンにすると、そのフォルダのデフォルト表示が設定されます。サブフォルダにも同じ表示を適用したい場合は、対応する下位オプション「[表示名]でブラウズ」もオンにする必要があります。
逆に、親フォルダとは違う表示を特定のサブフォルダに適用したい場合は、そのサブフォルダの「表示オプション」パネルを個別に開いて「常に[表示名]で開く」を設定してください。
7. カスタマイズした表示をFinder全体で使用する
例えば、あるフォルダの「表示オプション」パネルでリスト表示をカスタマイズしたとします。この設定をFinder内のすべてのフォルダのリスト表示に適用したい場合は、パネル内の「デフォルトとして使用」ボタンをクリックします。
Finderにはまだまだ隠された魅力がある
Finderを単なる基本的なファイルエクスプローラーとしてしか使っていないと、アプリに隠された数々の便利機能を見逃してしまいます。今回紹介した特殊な表示モードもその好例ですが、ほかにも以下のような機能があります。
- ファイルをより速く見つけるのに役立つ「タグ」
- Finderの散らかりを減らす「エイリアス」
- Optionキーに関連付けられた特殊な機能
Finderを使いこなすには、まず探索とカスタマイズを少し試してみることをおすすめします。初心者向けの基本Tipsから始めて、スマートフォルダの作成などの高度なテクニックへとステップアップしていきましょう。
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