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Macのデータを守る!知っておきたい最適なバックアップ戦略

Macのデータを守る!知っておきたい最適なバックアップ戦略

パソコンを使うすべての人にとって、堅実なバックアップ戦略は不可欠です。大切なデータに突然アクセスできなくなるような「悪いサプライズ」は無数に存在します。いざという時に後悔しないためにも、必要になる前にしっかりとしたバックアップ体制を整えておきましょう。

バックアップ戦略の基本:3-2-1ルール

Macのデータを守る!知っておきたい最適なバックアップ戦略

バックアップが1つあるだけでも、ゼロよりはるかにマシですが、重要なデータを守るには決して十分ではありません。そこでおすすめしたいのが「3-2-1ルール」です。この数字は、3つのバックアップを作成し、2種類の異なる保存媒体に保管し、そのうち1つは別の場所(オフサイト)に保存するという意味です。

外付けHDDへのバックアップ

データを別のハードドライブにコピーするのは、最も手軽なデータ保護方法です。すでに実践している方も多いかもしれません。これは優れた第一歩であり、すべてのパソコンユーザーが身につけるべき基本的な習慣です。

Apple純正のバックアップアプリ「Time Machine(タイムマシン)」を使えば、外付けドライブへのデータ保存はほぼ手間いらずです。ハードドライブを接続してTime Machineに登録するだけで、以降は1時間ごとに自動的にバックアップが作成されます。ディスクの容量が尽きかけると、最も古いバックアップから順に削除され、常に新しいバックアップのための空き容量が確保されます。

Macのデータを守る!知っておきたい最適なバックアップ戦略

この自動管理機能こそが、Time Machineを強力なツールにしている理由です。ただし、いくつか留意点もあります。第一に、Time Machineのバックアップからファイルを取り出すにはMacが必要です。第二に、復元作業にはTime Machineアプリの使用が必須となります。さらに、バックアップデータ自体が破損し、完全に使用不能になる可能性もゼロではありません。

こうした点が気になる方には、「Carbon Copy Cloner(CCC)」が優れたセカンドチョイスになります。少し設定を行えば、最短1時間ごとの自動バックアップを実現できます。Time Machineほどシンプルではありませんが、それでも非常に使いやすいアプリです。

Time MachineとCarbon Copy Clonerのどちらを選ぶ場合でも、バックアップデータは物理的に独立したハードディスクに保存し、定期的なスケジュールで更新することが大切です。また、トラブルを未然に防ぐため、空の状態で新規フォーマットしたドライブを使い始めるのがベストです。加えて、バックアップ用ディスクに映画ライブラリなどを一緒に保存するのは避けましょう。Time MachineとCCCの両方に不具合を引き起こす原因になります。

オンラインバックアップ

Macのデータを守る!知っておきたい最適なバックアップ戦略

2つ目のバックアップは、1つ目とは異なる保存媒体に、しかも遠隔地に保管すべきです。そうすることで、火災や水害といった環境被害や盗難のリスクからもデータを守れます。Backblazeのようなオンラインバックアップサービスは、まさにこの目的にぴったりです。パソコンのドライブ内容が自動的にBackblazeのサーバーへバックアップされ、信頼性が高く、料金も手頃で、セットアップも驚くほど簡単です。

オンラインバックアップには批判的な意見もあります。正常に動作させるには、安定した高速なインターネット接続が欠かせません。接続が数時間途絶えていても気づかないままでは、トラブルのもとになりかねません。また、万が一サービス提供会社が事業を終了すれば、バックアップ全体を失うリスクもあります。

とはいえ、オンラインバックアップの手軽さと利便性は、こうした懸念を十分に補って余りある魅力があります。どうしても抵抗がある場合は、DVDや、メインのバックアップとは異なるインターフェースで接続するセカンドハードドライブを利用するのも一案です。その際も、環境被害や盗難に備えて、物理的な保存媒体は必ず地理的に離れた別の場所に保管してください。

上級者向けバックアップ:RAIDと起動可能なクローン

バックアップに慣れている方は、すでにここまでの対策を実践済みかもしれません。上級ユーザーであれば、さらに一歩踏み込んだ運用も可能です。

技術に詳しいユーザーの中には、バックアップ戦略の一環としてRAID 1構成を取り入れている人もいます。ただし重要なのは、RAID 1は厳密にはバックアップではなく「冗長化」だという点です。RAID 1はすべてのデータをミラーリングすることでディスク故障から守りますが、データ破損やユーザーの誤操作からは保護できません。MacでのRAID構築について詳しく知りたい方は、専用の解説記事をご覧ください。

また、起動可能なクローン(ブータブルクローン)も、上級者のバックアップ戦略に組み込みたい要素です。一般的なバックアップ方式がファイル単位で保存するのに対し、起動可能なクローンはOSを含むシステム全体を丸ごと複製します。クローンをマウントして個別のファイルだけを取り出すことも可能です。Time Machineへの依存が嫌いな方にとって、定期的に更新される起動可能なクローンは、代替手段としても併用先としても優れた選択肢となるでしょう。

まとめ

バックアップ作業への許容度は人それぞれです。複雑な仕組みを組むのが面倒な方は、Time MachineとBackblazeの組み合わせだけで十分安心できますし、より細かいコントロールを求める方は、起動可能なクローンやRAIDを追加するとよいでしょう。どのレベルを選ぶにしても、データの保護だけはおろそかにしないことが何よりも大切です。

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