Mac
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Mac

MacのNumbersでインタラクティブなチャート(グラフ)を作成する方法

チャートやグラフは、データを視覚的に表現するための非常に優れたツールです。読みやすく、直感的に理解でき、情報を一目で把握できる明快なビジュアルを提供してくれます。

さらに便利なのが、インタラクティブに操作できるチャートやグラフです。データの見せ方を柔軟に変えられるだけでなく、特定のデータにフォーカスすることも簡単になります。

Mac版Numbersには、こうしたインタラクティブなチャートを作成できる機能が標準で備わっています。本記事では、その具体的な使い方をステップごとに解説します。

Numbersのインタラクティブチャートとは?

簡単に説明すると、Numbersのインタラクティブチャートとは、データを段階的に表示できるチャートのことです。スライダーやボタンを操作しながら、データ要素を順番に切り替えて表示できます。たとえば「月別の商品別売上」を表示しておき、スライダーを動かして各月の数値をひとつずつ確認する、といった使い方が可能です。

これにより、全体像を見せながらも、各段階に焦点を絞った分かりやすいプレゼンテーションが実現します。

MacのNumbersでインタラクティブなチャート(グラフ)を作成する方法

ステップ1:データを入力する

インタラクティブチャートを作成する前に、まず元となるデータが必要です。スプレッドシートにデータを入力しましょう。きれいに表示させるコツは、行と列に見出し(ヘッダー)を付けておくことです。見出しがあることで、チャート上にデータが正しく反映されます。データの準備さえ整ってしまえば、あとの作業はとても簡単です。

ステップ2:インタラクティブチャートを作成する

シート左上にある小さな円をクリックして、データテーブル全体を選択します。次に、ツールバーから「チャート」>「インタラクティブ」をクリックしてください。Microsoft Excelにもあるのと同様の、4種類のチャートタイプが表示されます。

  1. 縦棒グラフ:1つのカテゴリ内の値を比較するのに適したタイプです。
  2. 横棒グラフ:縦棒グラフと同様に、単一カテゴリ内の値の比較に向いています。
  3. 散布図:データ系列内の値同士(ペア)の関係性を比較するのに最適です。
  4. バブルチャート:系列内の3つのデータポイントを比較するのに便利なタイプです。

4つのオプションが並んで表示されるので、矢印をクリックして各チャートのカラースキーム(配色スタイル)を確認できます。使いたいチャートをクリックすると、入力済みのデータとともにシートへ自動的に挿入されます。

MacのNumbersでインタラクティブなチャート(グラフ)を作成する方法

ステップ3:チャートをカスタマイズする

チャートを作成したら、多彩なオプションでカスタマイズできます。おすすめはサイドバーを使う方法です。設定項目と変更結果を同時に確認できるので作業が効率的になります。サイドバーが閉じている場合は、画面右上の「フォーマット」をクリックして開きましょう。

続いてチャートを選択し、サイドバーの「チャート」タブを開きます。チャートの種類によっては、「軸」「系列」「配置」などのタブも活用できます。ここでは、「チャート」タブを使った縦棒グラフ・横棒グラフのカスタマイズを中心に紹介します。

MacのNumbersでインタラクティブなチャート(グラフ)を作成する方法

主なカスタマイズ項目

サイドバーの上から順に、以下のようなオプションが用意されています。

  • チャートスタイル:チャート作成時に選んだものと同じ配色スタイルの一覧です。いつでも切り替えられます。
  • チャートオプション:タイトル、凡例、境界線、非表示データの表示/非表示をチェックボックスで設定できます。
  • チャートフォント:文字のフォント、書式、サイズ、色を変更できます。
  • インタラクティブチャート:データを切り替える操作を「スライダー+ボタン」にするか「ボタンのみ」にするかを選択できます。また、データセット名の表示位置も「下」または「上」から指定可能です。
  • 角丸:スライダーでバーの角の丸みを調整できます。
  • 間隔:バー同士、およびセット間の余白(ギャップ)の割合を調整できます。
  • 背景と境界線のスタイル:カラー、グラデーション、画像をチャートの背景として設定できます。
  • チャートタイプ:別の種類のチャートへ瞬時に切り替えられます。どのチャートタイプが最適か迷っているときの試作用として非常に便利です。

散布図やバブルチャートを選ぶと、表示されるオプションが一部変化することに注意してください。たとえばバーが存在しないため、「角丸」の設定項目は現れません。

ほんの少しの手を加えるだけで、チャートの印象はガラリと変わります。自社のブランドカラーや業界の雰囲気、想定読者に合わせてデザインを調整できるのは大きなメリットです。同じ種類・同じデータを使った2つのチャートが、まったく異なる見た目になる例を見てみましょう。

MacのNumbersでインタラクティブなチャート(グラフ)を作成する方法

ステップ4:データ参照を編集する

テーブル側のデータを変更すれば、チャートは自動的に更新され、常に最新の状態が反映されます。さらに、チャートをクリックしたときに表示される「データ参照を編集」ボタンから、チャートに含めるデータを直接調整することもできます。

データ系列を削除する

このボタンを使ってデータを編集するメリットは、チャートの中で変更したい要素だけを正確に指定できる点です。たとえば「チャートからは特定のデータを外したいが、テーブルからは削除したくない」という場合に便利です。

  1. チャートを選択し、「データ参照を編集」をクリックします。
  2. テーブルに移動し、削除したい列の矢印をクリックします。
  3. 「系列を削除」をクリックします。

データは即座にチャートから取り除かれ、テーブルの該当列もチャートの構成要素としてハイライトされなくなります。もちろん、元のデータ自体はテーブルに残ったままなので安心です。

MacのNumbersでインタラクティブなチャート(グラフ)を作成する方法

データの軸を入れ替える

もうひとつ便利なのが、列ではなく行を系列としてプロットする機能です(その逆の操作も可能)。

  1. チャートを選択し、「データ参照を編集」をクリックします。
  2. テーブルに移動し、任意の列の矢印をクリックします。
  3. 「行を系列としてプロット」をクリックします。

先ほどの例でいうと、それまで「各月(行見出し)」ごとに表示していたデータを、「各商品(列見出し)」ごとの表示に切り替えられます。要するに、2つの系列が入れ替わる仕組みです。新しいチャートを作り直す必要は一切なく、データの切り口だけを手軽に、素早く変更できるのが魅力です。

MacのNumbersでインタラクティブなチャート(グラフ)を作成する方法

データ参照の編集が完了したら、Numbersウィンドウ下部にある「完了」ボタンをクリックして終了します。

Macでデータをインタラクティブに活用しよう

Numbersのインタラクティブチャート・グラフ機能は、データを効果的に見せるための強力なツールです。スライダーやボタンで段階的にデータを切り替える演出は、会議やプレゼンテーションの説得力をぐっと高めてくれるでしょう。ちなみに、スプレッドシートにExcelをお使いの方もご安心ください。Excelでも同様に、インタラクティブなチャートやグラフを簡単に作成できます。


  1. MacでPython 3にアップグレードして使いこなす方法

    購入したばかりの新しいMacには、必要なソフトウェアの最新版がすべて入っていると思いがちですが、ユーザー向けアプリについては概ね正しくても、基盤となるフレームワークに関しては話が別です。安定版の最新リリースがPython 3.5であるにもかかわらず、新しいMacには今なおPython 2.7.10がプリインストールされています。バージョン間の差が大きく感じられるのはそのためです。ただし、新しいバージョンが必ずしも優れているとは限りません。Python 3はPython 2との後方互換性を持たず、多くの開発者は依然としてPython 2を使い続けているのです。 2to3を使うか、使わないか?

  2. MacのiPhoto・Photosアプリでスマートアルバムを作成して活用する方法

    通常のフォトアルバムに加えて、Macの「iPhoto」や「Photos(写真)」アプリでは、スマートアルバムと呼ばれる便利な機能を使うことができます。スマートアルバムを利用すれば、「撮影場所」や「写っている人物の顔」といったさまざまな条件(フィルター)をもとに、写真を自動的に分類・整理できます。スマートアルバムには活用方法がたくさんあります。必要なものは、いくつかの写真と、iPhotoまたはPhotosアプリだけです。それでは早速始めてみましょう。iPhoto・Photosアプリでスマートアルバムを作成する手順スマートアルバムの作り方は、iPhotoでもPhotosでも基本的に同じです。ここで