macOS Catalinaを高速化する3つの方法|動作を軽くしてパフォーマンスを取り戻そう
新しいmacOSアップデートが登場すると、バグ修正やセキュリティ強化、デザインの改善など、多くのメリットが期待できます。しかし残念ながら、アップデートが常に完璧とは限りません。更新後に動作が遅くなったり、システムパフォーマンスが低下したりすることもあるのです。
macOS Catalinaにアップデートした後、Macの動きがもっさりして困っていませんか?頭を抱えて悩む前に、まずは以下の簡単な対処法を試してみてください。最新のCatalina環境でも、快適な速度を取り戻せるはずです。
1. ハードウェアの互換性を確認する
パフォーマンス問題の調査を始める前に、まずお使いのMacがmacOS Catalinaの対応機種リストに含まれているかどうかを確認しておきましょう。
ノートブック(MacBook)ライン
- MacBook Air(2012年以降)
- MacBook(2015年以降)
- MacBook Pro(2012年以降)
デスクトップライン
- iMac(2012年以降)
- iMac Pro(2017年以降)
- Mac mini(2012年以降)
- Mac Pro(2013年以降)
MojaveからCatalinaへのアップグレードでは、システム要件に大きな変更はありません。唯一の変更点は、2010年〜2012年モデルのMac ProがCatalinaの対象外となったことです。前回のOSアップデート時にこのリストを確認済みであれば、次のステップに進みましょう。
2. macOSのシステムジャンクを削除する
部屋が散らかりすぎると生活しづらくなるように、ディスクに書き込まれたデータも同じことが言えます。macOSを新バージョンへアップグレードする際には大量のデータが書き込まれますが、その多くはアップデート完了後には不要になります。
さらに、日々のアプリのインストールやアンインストール、使用中に書き込まれるファイルによってもゴミは蓄積していきます。こうした残留データを定期的に掃除しないと、どんどん溜まってシステムの動作を遅くしてしまうのです。
システムジャンクの削除にはサードパーティ製アプリが必要です。日常的なクリーニングには「CCleaner」がおすすめです。すっきりとしたインターフェースと直感的な操作性が特徴で、macOS固有のファイルと、ダウンロードしたサードパーティ製アプリのファイルを明確に区別して表示してくれます。
各カテゴリーから削除したい項目にチェックを入れるだけで、クリーニング内容を毎回自由にカスタマイズできます。設定内容はアプリを開くたびに保存されるため、一度設定すればあとの手間はほぼゼロ。シンプルな設計ながら、CCleanerはジャンクファイルの管理を格段に楽にしてくれるツールです。
ダウンロード: CCleaner(無料)
3. アプリの自動起動を止める
意外と見落とされがちですが、実は最も簡単な解決策であることも多いのがこれ。Macの起動時に多数のアプリが自動的に立ち上がるようになっていると、システム全体が遅くなる原因になります。ここでは、起動時の自動起動を無効にする方法を紹介します。
通常のログイン項目を削除する
一般的なスタートアッププログラムの削除はそれほど難しくありません。新しいソフトをインストールする際、こうしたプログラムはこっそりと起動プロセスに紛れ込むことがあります。インストール画面の文言をすべて読むタイプでも、アプリの環境設定を細かく確認するタイプでもなければ、すでにいくつか被害に遭っているかもしれません。
起動のたびにイライラしながら手動で閉じるのではなく、最初から自動起動しないように設定してしまいましょう。
- システム環境設定を開きます。Dockに登録している場合はそのままクリック。なければ左上のAppleメニューから「システム環境設定」を選択します。
- ユーザとグループを探してクリックします。
- ウィンドウ左側にユーザーのリストが表示されます。自分だけのアカウントなら、現在のユーザーを選択するだけでOKです。
- ウィンドウ右側に「パスワード」と「ログイン項目」の2つのタブがあります。「ログイン項目」タブに切り替えます。
- 起動時に立ち上がるアプリの一覧が表示されます。ここで、プログラムの削除(マイナスボタン)、追加(プラスボタン)、またはチェックボックスで起動を遅らせる、といった操作が可能です。今回は削除したいのでマイナスボタンを使います。他のオプションについて詳しく知りたい方は、macOSでの起動項目の追加・削除に関する記事をご覧ください。
- 削除したいアプリを1つずつクリックして選択し(Shiftキーを押しながらクリックで複数選択可)、もう一度マイナスボタンを押して削除します。
- これで「ユーザとグループ」を閉じて完了です。
隠れたスタートアップ項目を削除する
起動時に立ち上がるアプリ以外にも、システムパフォーマンスを静かに蝕んでいる隠れたプロセスが存在します。その多くは、起動時に各ソフトの最新版があるかどうかを確認するアップデートエージェントです。
こうした項目にアクセスするには、無料のサードパーティ製ツールが便利です。CCleanerなら追加のアプリを導入することなく、簡単に管理できます。
- CCleanerを起動し、ツールセクションへ移動します。
- 4つのオプションの中からスタートアップをクリックします。
- すると、残りのスタートアッププログラムが一覧で表示されます。各プログラムをクリックして選択すれば、不要なものを削除または無効化できます。
- 明らかに不要なものは「削除」を選べば、次回の起動時から表示されなくなります。
ダウンロード: CCleaner(無料)
macOS Catalinaを最適化して快適に使おう
以上の3つの対策を実施すれば、最新のmacOSはベストな状態になるはずです。それでも改善が見られない場合は、SMCやPRAM/NVRAMのリセットなど、より思い切った手段を検討してみてください。最初の整備には少し手間がかかるかもしれませんが、その先にはより健全で安定したMacライフが待っています。
-
Windows 11のパフォーマンスを改善するCCleanerのおすすめ代替ソフト5選
CCleanerはWindows PC向けの優れたクリーニングアプリですが、追加機能が乏しいという課題があります。そのため、多くのユーザーがCCleanerの代替ソフトを探しています。しかし、世の中に選択肢が多すぎて、自分のWindows PCに合った良質なソフトを見つけるのは意外と難しいものです。 PCのパフォーマンスに直接影響するポイントは主に2つあります。1つ目は、不要なジャンクファイルを削除してストレージの空き容量を確保できること(空き容量は動作速度に直結します)。2つ目は、脅威を検出してセキュリティを確保できることです。本記事では、Windows向けCCleaner代替ソフトの中から
-
Windows 11を高速化する7つの効果的な方法|動作が重い・遅いと感じたら試したいパフォーマンス改善術
MicrosoftがリリースしたWindows 11は、刷新されたデザインや機能向上など、多くの新要素を備えたOSです。従来のWindows 10と比べて高速かつ最適化されているものの、「Windows 11にしたらパソコンが遅くなった」と感じるユーザーも少なくありません。特にスペックの低い古いハードウェアでは、動作のもっさり感やラグを経験しやすい傾向があります。本記事では、Windows 11を快適に高速化するための効果的な対処法をわかりやすく解説します。 Windows 11が遅くなる原因とは? Windows 11のパフォーマンス低下には、さまざまな要因が考えられます。主な原因としては