PCの動作が遅いと感じたら?パフォーマンス診断とスピードアップの方法
「最近、PCの動きがなんだか遅いな…」と感じたことはありませんか?
パソコンの動作が遅くなる原因は実にさまざまです。本当に原因を突き止めるには、診断ツールを使ってチェックすることが不可欠です。それこそが、問題の根本にたどり着く唯一の方法といえます。
このガイドでは、ベンチマークテスト(性能測定)の実施方法を解説するとともに、PCのパフォーマンスを改善するための具体的なヒントもご紹介します。

Windowsリソースおよびパフォーマンスモニターで診断する
Windowsにはパフォーマンスモニター(Performance Monitor)という診断ツールが標準で搭載されています。PCの動作状況をリアルタイムで確認できるだけでなく、ログファイルからの分析にも対応しています。レポート機能を活用すれば、PCが遅くなっている原因を特定できます。
リソースおよびパフォーマンスモニターを起動するには、「ファイル名を指定して実行」を開き、「PERFMON」と入力します。

これでパフォーマンスモニターが起動します。

左側のメニューから「データコレクターセット」>「システム」へ移動し、「System Performance」を右クリックして「開始」を選択します。

すると、60秒間のテストが自動的に実行されます。テスト完了後は、「レポート」>「システム」>「System Performance」を開いて結果を確認しましょう。

上記のレポートでは、最上位のプロセスであるGoogle Chromeが高いCPU負荷を引き起こしていることが検出されています。
つまり、ChromeがPCに大きな負荷をかけているということがわかります。
さらに詳しい情報が必要な場合は、各サブセクションを掘り下げて確認すれば、より詳細な説明を得ることができます。
PCの速度を改善する方法
スピードテストの結果をもとに、いくつかの対策を実行できます。以下に、代表的な対処法をご紹介します。
PC設定を見直す
PCの設定によっては、本来のパフォーマンスが発揮できていないことがあります。たとえば電源設定です。「高パフォーマンス」に切り替えることで、PCに必要なブーストを与え、動作を速くできます。
「コントロールパネル」を開き、表示方法を「カテゴリ」に切り替えます。

「ハードウェアとサウンド」>「電源オプション」に進み、「高パフォーマンス」を選択します。

起動が遅い場合
PCの起動時だけ遅いと感じる場合は、スタートアップで自動的に立ち上がるアプリケーションが原因となっている可能性があります。
「スタート」ボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を選択し、「スタートアップ」タブを開きます。ここには、PCの起動と同時に実行されるプログラムの一覧が表示されます。あまり使わないアプリは無効化しておきましょう。

不要なアプリを右クリックして「無効化」を選択すれば、起動時に実行されなくなります。
インターネットが遅い場合
インターネット接続だけが遅い場合は、OneDriveをオフにすると改善することがあります。
OneDriveはファイルを常にクラウドへ同期する仕組みのため、インターネット速度のボトルネックになることがあります。Dropboxなど、他のクラウドサービスでも同様の現象が起こり得ます。
システムトレイ(タスクバー右下)にあるOneDriveアイコンを右クリックし、「設定」をクリックします。

「設定」タブで、「WindowsにサインインしたときにOneDriveを自動的に開始する」のチェックを外します。

また、「OneDriveのリンク解除」をクリックして、アカウントとの連携を解除することも可能です。
ストレージの空き容量不足
Windows 10には「ストレージセンサー」という便利な機能があります。不要なファイルを自動的に削除してくれるため、ストレージ容量不足による動作低下を防げます。
「Windowsの設定」>「ストレージ」を開き、「ストレージセンサー」をオンにして機能を有効化します。

「空き領域を自動的に増やす方法を変更する」をクリックすれば、ファイルを削除する頻度などを細かく制御できます。
Windowsトラブルシューティングツール
どの方法でも解決しない場合は、Windowsのトラブルシューティングツールを使って問題の原因を調べてみましょう。
「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」>「セキュリティとメンテナンス」へ移動します。「メンテナンス」セクションを展開してください。

「自動メンテナンス」の下にある「メンテナンスの開始」をクリックします。
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