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Macのメモリに問題がないか確認・診断する方法

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ランダムアクセスメモリ(RAM)は、あらゆるコンピュータにとって不可欠な部品です。Macでアプリを起動するとき、そのアプリは利用可能なメモリの一部を使用して動作します。もしコンピュータのメモリに問題があれば、深刻なトラブルにつながる可能性があります。

この記事では、Macに搭載されているメモリの容量を調べる方法、どのアプリがメモリを使用しているかを確認する方法、そしてメモリが正常に動作していることを確かめるための徹底的なテスト手法を解説します。最近新しいメモリを増設したのに不具合が発生している場合は、Macのメモリテストを実施することがトラブルシューティングの重要な第一歩となります。

Macに搭載されているメモリ容量を確認する

Macのメモリ容量を調べるには、画面左上のAppleロゴ()をクリックし、「このMacについて」を選択します。「概要」タブの「メモリ」の行には、RAMの容量(GB)、動作速度(MHz)、そして現在使用しているDDR(Double Data Rate)の世代が表示されます。

この情報は、Macにメモリを追加増設する予定がある場合に特に重要です。既存のメモリと同じ規格のものを選ぶ必要があるためです。ただし、これは主にiMacや旧型MacBookのユーザー向けのアドバイスで、新しいMacノートブックではメモリがロジックボードにはんだ付けされており、増設できません。

また、ユニファイドメモリを採用したAppleシリコン搭載Macの場合は、搭載メモリの総容量以外の詳細情報は表示されません。

さらに詳しい情報を知りたい場合は、「システムレポート…」をクリックして「メモリ」セクションへ移動しましょう。ここでは、装着されているメモリモジュールの枚数を確認できます。増設を検討する際に把握しておきたい重要な情報です。macOSはメモリの現在の状態に関するステータスレポートも表示してくれますが、問題を特定するにはさらなるテストが必要です。

Macのメモリを使用しているプロセスを確認する

アクティビティモニタは、「アプリケーション」>「ユーティリティ」フォルダに収録されている小さなアプリです。現在マシン上で実行中の処理に関する情報を提供します。どのアプリがメモリを使用しているのか、それぞれどれくらいの量を使っているのかも調べられます。

アクティビティモニタを起動し、「メモリ」タブをクリックします。次に「メモリ」列を降順(下向き矢印)で並べ替えると、最も多くのメモリを消費しているプロセスが上位に表示されます。「kernel_task」が大量のメモリを使用していても心配いりません。これは通常、OSがバックグラウンドで正常に動作しているだけです。

プロセスを選択してウィンドウ上部のXボタンをクリックすれば、任意のプロセスを強制終了できます。ただしこの操作を行うと、対応するアプリやブラウザのタブが閉じられる点に注意してください。データ損失を避けるため、通常どおりアプリを終了させるか、対象を選択してCmd + Qショートカットを使うのが安全です。

画面下部には、Macの総メモリ量、現在使用中の容量、そして時間経過に伴うメモリ「プレッシャー」を示すグラフが表示されます。いくつかアプリを開いて、パフォーマンスへの影響を試してみるとよいでしょう。

メモリ不良の症状を知っておく

メモリが正しく動作していない可能性を示す典型的なサインがいくつかあります。以下のような問題に注意してください。

  • アプリが以前より頻繁に予期せずクラッシュする
  • OSが警告なしにフリーズしたり再起動したりする
  • パフォーマンスが低下し、使い続けるほどコンピュータが遅くなる
  • ファイルや設定が簡単に破損する
  • macOSを再インストールしても問題が解決しない
  • 起動時に3回のビープ音が鳴るなど、起動時の問題が発生する

Macのメモリに問題がないかを確認する最善の方法は、できる限り少ないメモリ使用量の状態でテストを実行することです。OS自体がバックグラウンドでかなりのRAMを消費するため、軽量なテスト環境で起動してメモリを検査することが推奨されます。

今回は、MacのRAMテストを実施する2つの方法を紹介します。Apple純正のユーザー診断ツールと、サードパーティ製ユーティリティ「MemTest86」です。

Apple Diagnosticsでメモリをチェックする

Appleのユーザー診断ツールでRAMをテストするのは簡単です。Macを再起動し、再起動が始まったらすぐにDキーを押し続けてください。正しく操作できていれば、マシンの世代に応じて「Apple Diagnostics」または「Apple Hardware Test」が起動します。

Appleシリコン搭載Macの場合は、別の方法でApple Diagnosticsに入ります。まずMacを完全にシャットダウンし、電源を入れ直すときに電源ボタンを押し続けて起動オプション画面を表示させます。その後、Cmd + Dを押してください。

画面の指示に従ってテストを完了させてください。特に古いコンピュータでは時間がかかることがあります。テストが終わると、検出された問題の概要を示すレポートが表示されます。残念ながら、このテストでは問題が検出されたかどうかしか分からず、どのメモリモジュールが故障しているかまでは特定できません。

テストがうまく実行できない場合: 起動時にOption + Dを押し続けると、インターネット経由でテストを実行できます。必要なファイルのダウンロードに時間がかかりますが、ダウンロード完了後は同様に機能するはずです。この方法はIntel Mac限定です。

MemTest86でメモリをチェックする

Appleの診断で検出された問題についてさらに詳しく知りたい場合や、安心のためにもう一度テストしたい場合は、MemTest86が最適なツールの一つです。似た名前のメモリテストツールがいくつかありますが、MemTest86は今でも定期的にメンテナンス・アップデートされています。

残念ながら、MemTest86はUEFIファームウェアを必要とするため、Appleシリコン搭載Macでは動作しない点にご注意ください。

マシンをテストするには、テストを実行するための起動可能なUSBドライブを作成する必要があります。まず適切なUSBドライブを用意し、ドライブ全体が消去されるため重要なファイルが入っていないことを確認してください。その後、USBドライブを空きポートに挿入します。

次に、無料のドライブ作成ツール「Etcher」をダウンロードし、DMGファイルをマウントしてアプリケーションフォルダにインストールします。続いてMemTest86のダウンロードページにアクセスし、「Linux/Mac Downloads」欄の「Image for creating bootable USB Drive」を入手します。

MemTest86のダウンロードが完了したら、アーカイブを展開してEtcherを起動します。「Select image」をクリックし、先ほどダウンロードして展開したフォルダ内のmemtest-usb.imgファイルを選択します。次に「Select drive」をクリックして使用するUSBドライブを指定し、準備ができたら「Flash!」をクリックして処理が完了するのを待ちます。

その後、テストしたいMacをシャットダウンし、作成したUSBドライブを挿入します。Optionキーを押し続けながらMacの電源を入れます。表示されたら、作成した外付けドライブ(EFI Bootとして表示されることがあります)を選択して矢印をクリックし、MemTest86を起動します。「Macintosh HD」は内蔵ドライブなので選択しないでください。

MemTest86の初期化を待ちます。少し間を置いてテストが始まるはずですが、始まらない場合は「Config」>「Start Test」を選択してください。テスト完了までには時間がかかります。検証環境では約40分かかりました。テスト終了後、結果の概要と、HTML形式のレポートをUSBドライブに保存するオプションが表示されます。

何か異常が見つかったらレポートを保存し、Appleサポートコミュニティなどの掲示板やコンピュータ技術者に相談する際に活用しましょう。

注意: Apple T2セキュリティチップ搭載のIntel Macを使用している場合、MemTest86を実行する前に外部メディアからの起動を許可する必要があるかもしれません。その場合は、Cmd + Rを押しながらデバイスを再起動してmacOS復旧システムを起動し、メニューバーの「ユーティリティ」>「起動セキュリティユーティリティ」を選択して、「外部メディアまたはリムーバブルメディアからの起動を許可」設定を有効にします。

Macのディスク空き容量を確保する

「メモリ」という言葉を空き容量全般を指す言葉として使う人もいますが、macOSではこれを明確に「ストレージ」と呼び分けています。詳細を確認するには、Appleロゴをクリックして「このMacについて」を選択し、「ストレージ」タブをクリックします。ストレージの残り容量が少なくなっている場合は、できるだけ多くの空き容量を作る方法を学んでおきましょう。

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