Windows 10が起動しないときの対処法|原因別の修復手順を徹底解説
パソコンが突然フリーズし、Windows 10が起動しなくなったら、どうすればよいでしょうか。このような状況に陥ると、大切なデータを失うリスクがあり、非常に深刻な問題です。いつ何が起こるかわからないからこそ、事前に対処方法を知っておくことが重要です。この記事では、パソコンの突然のクラッシュからシステムを守るための実践的な対処法をご紹介します。
なお、パソコンは起動するものの一部の機能が動作しない場合は、「スタートメニューが使えない」問題の修正方法を確認してください。一方、そもそもパソコンが起動しないケースでは、根本原因を特定するのが難しく、画面にエラーメッセージが表示されず、ただWindows 10の起動を拒否することもあります。
それでは、よくあるトラブルとその解決策を見ていきましょう。
1. ハードウェアを確認する
画面がまったく点灯しない場合は、まずデスクトップPCならケーブル接続を、ノートPCならバッテリーの状態を確認しましょう。接続ケーブルに問題がないことを確認したら、次にディスプレイ自体が正常に表示されているかチェックします。また、外付けデバイス(USBメモリや外付けHDDなど)が接続されている場合は、すべて取り外してから起動を試みてください。周辺機器が起動の妨げになっているケースも少なくありません。
2. モニターの入力設定を確認する
複数のディスプレイを使用している場合、正しいモニターに入力信号が届いていない可能性があります。Windowsキー + P を押すことで、表示モード(PC画面のみ/複製/拡張/セカンドスクリーンのみ)を切り替えられます。マルチディスプレイ環境では、この入力切替が原因で画面が真っ暗になることもあるため、まず試してみる価値があります。
3. セーフモードでトラブルシューティング
画面は戻ったもののWindows 10が起動しない場合は、セーフモードでの作業をおすすめします。セーフモードでは最小限のソフトウェアのみで起動するため、ブートオプションに簡単にアクセスできます。
起動方法:
設定 > 更新とセキュリティ > 回復 > 高度なスタートアップ
4. スタートアップ修復を使う
Windowsには標準で「スタートアップ修復」という自動修復ツールが搭載されています。Windows 10で発生するさまざまな問題に対応できる便利な機能です。利用にはインストールディスクが必要です。お持ちでない場合は、Microsoft公式サイトから作成できます(Windows 10のライセンスが必要です)。
インストールメディアから起動すると、ブートオプションが表示されます。以下の手順で進めてください。
- トラブルシューティングを選択
- 詳細オプションを選択
- スタートアップ修復をクリック
これによりPCのスキャンが開始され、問題の原因となっているファイルが自動的に検出・修復されます。
5. システムの復元を使う
この方法を使うには、問題が発生する前にシステムの復元ポイントを作成しておく必要があります。あらかじめ保存先を決めておけば、システムファイルの管理も簡単です。まずは復元ポイントの作成方法から見ていきましょう。
復元ポイントの作成手順
ステップ1: スタートメニューを開き、検索ボックスに「システムの復元」と入力します。コントロールパネルの一部である「復元ポイントの作成」を開きます。

ステップ2: 開いたタブに「システム保護」が表示されるので、復元ポイントを作成したいドライブを選択します。その前に、保護が有効になっているか確認し、無効になっている場合は「構成」をクリックして「システムの保護を有効にする」に変更してください。

この復元ポイントがあれば、Windows 10で問題が発生した際の安全な復帰地点として活用できます。
システムの復元で起動させる手順
システムの復元を使ってWindows 10を起動させる場合は、前述の手順と同じように「詳細オプション」まで進みます。一番上にある「システムの復元」をクリックしてください。
利用可能なユーザーアカウントがすぐに表示されるので、別のアカウントからログインしてデスクトップにアクセスできます。
6. コマンドプロンプトでブート領域を修復する
スタートメニューから「コマンドプロンプト」を開き、「管理者として実行」を選択します。そして、以下のコマンドを入力してブート関連の問題を修復します。
コマンド1:Bootrec /fixmbr
bootrec /fixmbr
この回復コンソールのコマンドは、指定したハードドライブに新しいマスターブートレコード(MBR)を作成します。コマンドでハードディスク名を指定しない場合は、システムが格納されているプライマリドライブに適用されます。
コマンド2:Bootrec /fixboot
bootrec /fixboot
次に、ブートセクターに関連する問題を修復するためのコマンドを実行します。古いバージョンのWindowsやLinuxがマシンに残っている場合、それがWindows 10の起動を妨げていることがあります。このコマンドはそのような干渉を解消するのに役立ちます。
まとめ
今回は、Windows 10が起動しない問題を解決するためのさまざまな方法をご紹介しました。ハードウェアの確認からセーフモード、スタートアップ修復、システムの復元、そしてBootrecコマンドまで、状況に応じて使い分けることで、多くのブートトラブルは自力で解決できます。他におすすめの対処法があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。また、最新のテクノロジー情報を受け取りたい方は、ニュースレターの購読や、Facebook・Twitter・LinkedIn・YouTubeなどのSNSフォローもお願いします。
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