VirtualBoxを使ってWindows 10にUbuntuをインストールする完全ガイド
Windowsをお使いの方でも、OSを切り替えることなくUbuntuを利用することができます。その鍵となるのが、VirtualBoxを使った仮想環境の構築です。仮想マシンの大きなメリットは、必要なときだけ起動できる点と、ディスクのパーティション分割といった特別な作業が一切不要な点にあります。
この記事では、VirtualBoxを使用してWindows 10上にUbuntuをインストールする手順を、初心者にもわかりやすく解説します。
作業を始める前に、以下の3つのソフトウェアをダウンロードしておきましょう。
- Oracle VirtualBox
- Ubuntu(ISOイメージ)
- VirtualBox Guest Additions
Windows 10でUbuntu Linuxを動かす手順
手順1:VirtualBoxをダウンロードする

まず最初に、VirtualBoxを公式サイトからダウンロードします。下記のリンクから入手できます。
手順2:システムが32ビットか64ビットかを確認する
アプリケーションをダウンロード・インストールする前に、お使いのPCが32ビット版か64ビット版かを必ず確認しておきましょう。
確認方法は以下の通りです。
- Windowsキーと「I」キーを同時に押して、Windows 10の「設定」を開きます。
- 「システム」→「バージョン情報」を選択します。
- 「システムの種類」欄で、32ビットか64ビットかを確認できます。



手順3:Ubuntuをダウンロードする
Ubuntuには主に2種類のリリースがあります。
- LTS(Long Term Support)版:長期間サポートが受けられる安定版
- 通常リリース版:最新機能をいち早く試せる短期サポート版
どちらを選んでも問題ありませんが、長く安心して使い続けたいならLTS版、新しい機能を優先したいなら最新の通常リリース版がおすすめです。
手順4:VirtualBox Guest Additionsをダウンロードする

Guest Additionsは、Ubuntu仮想マシンを適切な解像度でフルスクリーン表示させるために必要な追加ツールです。ダウンロードページに多数のリンクが並んでいますので、自分がインストールしたVirtualBoxのバージョンに一致するものを選んでダウンロードしてください。
手順5:VirtualBoxをインストールする

画像出典:Lifewire.com
以下の手順でVirtualBoxをインストールします。
- スタートメニューから「ダウンロード」フォルダを開きます。
- フォルダ内にあるVirtualBoxのアプリケーションファイルをダブルクリックします。
- セットアップウィザードが表示されたら、「Next(次へ)」をクリックしてインストールを開始します。
- 次の画面で、VirtualBoxのインストールオプションを選択できます。
- デフォルト以外の場所にインストールしたい場合は、ここでインストール先を変更します。
- 完了前に、ショートカットアイコンを作成するかどうかも選べます。

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- 画面の案内に従って「Install(インストール)」をクリックします。
- 注意: インストール開始前に「ネットワーク接続が一時的にリセットされます」という警告が表示されます。問題なければ「Yes(はい)」を、都合が悪ければ「No(いいえ)」をクリックしてください。

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- インストールが完了したら、「Start Oracle VM VirtualBox after installation(インストール後に起動する)」にチェックを入れたまま「Finish(完了)」をクリックすると、そのままVirtualBoxを起動できます。
- Ubuntu用の仮想マシンを追加するには、ツールバーの「新規(New)」アイコンをクリックします。

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- 後で見分けやすいように、仮想マシンに任意の名前を付けます。

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- 注意: 「タイプ」は「Linux」、「バージョン」は「Ubuntu」を選択し、お使いのマシンが32ビットか64ビットかに応じて正しいバージョンを指定してください。
- 次に、仮想マシンに割り当てるメモリ容量を設定します。スライダーをドラッグして希望の容量を指定し、「Next(次へ)」をクリックします。

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手順6:Ubuntu仮想マシンを作成する
- 仮想ハードディスクの作成画面が表示されます。3つの選択肢の中から「Create a virtual hard disk now(仮想ハードディスクを作成する)」にチェックを入れ、「Create(作成)」をクリックします。

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- 次の画面で、Ubuntuに割り当てるディスク容量を設定します。最低でも10GBは必要です。希望の容量を指定して「Continue(続行)」をクリックします。

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- これで仮想マシンの作成は完了ですが、現時点ではOSが何も入っていない状態です。

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手順7:Ubuntuをインストールする

仮想マシンが作成できたら、次はUbuntuを起動(ブート)させます。以下の手順に従ってください。
- 「Start(起動)」ボタンをクリックし、UbuntuのISOファイルの場所を指定します。「Host Drive」ドロップダウンの横にあるフォルダアイコンをクリックします。

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- ダウンロードフォルダへ移動し、Ubuntuのディスクイメージを選択して「Open(開く)」をクリックします。
- Ubuntuインストーラーの画面が表示されたら、「Start」をクリックしてインストールを開始します。
- 「Try Ubuntu(Ubuntuを試す)」か「Install Ubuntu(Ubuntuをインストール)」の選択肢が表示されるので、「Install Ubuntu」をクリックします。
- 次の画面には前提条件が表示されます。ノートパソコンの場合は電源アダプターに接続していること、インターネットに接続していること、6.6GB以上のディスク空き容量があることを確認しましょう。

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- 続いてインストール方式の選択画面が表示されます。仮想マシン上での操作なので、「Erase disk and install Ubuntu(ディスクを削除してUbuntuをインストール)」を選択します。「Install Now」をクリックし、次のページで「Continue」をクリックします。
注意: これは実際のハードディスクを消去する操作ではなく、あくまで仮想ハードドライブ内にUbuntuがインストールされるだけなので安心してください。

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- 居住地の選択画面が表示されます。地図上でクリックして選ぶか、手動で入力できます。完了したら「Next(次へ)」をクリックします。

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- 最後のステップはユーザーアカウントの作成です。名前を入力して仮想マシンの名称を決め、ユーザー名を設定し、そのユーザーに関連付けるパスワードを登録します。
- 「Continue(続行)」をクリックすれば、これで完了です。

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手順8:VirtualBox Guest Additionsをインストールする

最後の作業はGuest Additionsのインストールです。以下の手順に従ってください。
- VirtualBoxツールバーの「設定(Settings)」アイコンをクリックします。
- 「ストレージ(Storage)」を選択し、続いて「IDE」をクリックします。

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- プラス記号の付いた小さな円形アイコンをクリックして、新しい光学ドライブを追加します。
- 光学ドライブに挿入するディスクを選択するよう促されたら、「Choose disk(ディスクを選択)」ボタンをクリックします。
- ダウンロード済みの「VBoxGuestAdditions」ディスクイメージがあるフォルダへ移動し、「Open」を選択します。その後「OK」をクリックして設定ウィンドウを閉じます。

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- デスクトップに戻ったら、「Start(起動)」をクリックします。Ubuntuが初めて起動します。
- 注意: Guest Additionsが正しくインストールされるまで、仮想マシンをフルスクリーンで使用することはできません。
- 左側のランチャーパネル下部にあるCDアイコンをクリックし、中のファイルがVirtualBox Guest Additions用であることを確認します。
- ファイル一覧の空白部分を右クリックし、「端末で開く(Open in Terminal)」を選択します。

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- ターミナルウィンドウに以下のコマンドを入力します。
sudo sh ./VBoxLinuxAdditions.run
- コマンド実行後は、仮想マシンの再起動が必要です。
- 画面右上隅の歯車アイコンをクリックしてシャットダウンメニューを開き、「Restart(再起動)」を選択します。
- 仮想マシンが再起動したら、「View(表示)」メニューから「Full-Screen Mode(フルスクリーンモード)」を選択します。
- 「Switch(切り替え)」をクリックして続行します。
以上で、Windows 10上でUbuntuをフルスクリーンモードで快適に使える環境が整いました。ぜひ試してみてください。手順の途中で困ったことがあれば、お気軽にコメントでお知らせください。
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