このWindowsのバグが原因で、PCにジャンクファイルが蓄積されている可能性があります
今なおWindows 7、8、8.1を使用しているなら、新しいファイルをダウンロードしても追加してもいないのに、ハードディスクの空き容量が徐々に減っていくことに気づいたかもしれません。これはログファイル圧縮バグによるジャンクファイルの蓄積が原因で、Microsoftはこの問題を2年以上前から把握しています。
Microsoftから公式な修正プログラムは提供されていませんが、手動でこのバグを解消し、貴重なディスク容量を取り戻すことは可能です。
ログファイル圧縮バグとは?
これはWindows 7、8、8.1、およびWindows Server 2008 R2において、Trusted Installerが生成するCBSログに影響する既知の問題で、その他のバージョンにも存在する可能性があります。
主な症状
幸い、Microsoft Answersフォーラムのユーザーjwalker107氏が、このバグの症状を詳しく報告しています。
Windows 7 x64のクライアントPCで何度もハードディスク容量不足が発生し、調査したところ、C:\Windows\TEMPフォルダに「cab_XXXX_X」という命名パターンのファイルが数百個も生成されていました。各ファイルはおよそ100MBで、システムの空き容量が尽きるまで生成され続けます。ファイルを削除して再起動しても、再び同じように生成が始まります。原因は巨大化したComponent-Based Servicing(CBS)ログです。ログはC:\Windows\Logs\CBSに保存され、現行のログファイル名は「cbs.log」です。このcbs.logが一定サイズに達すると、クリーンアップ処理がログを「CbsPersist_YYYYMMDDHHMMSS.log」にリネームし、.cabファイルへの圧縮を試みます。ところが、クリーンアップ処理が圧縮を実行する前にcbs.logが2GBに達すると、ファイルが大きすぎてmakecab.exeユーティリティでは処理できません。ログファイルはCbsPersist_date_time.logという名前に変更されますが、makecabプロセスが圧縮を試みた時点で失敗します(その際、\Windows\Tempにおよそ100MBを消費)。以降、クリーンアップ処理は繰り返し実行され(私の環境では約20分ごと)、失敗するたびに\Windows\Tempに新たに約100MBを消費していきます。これがドライブの空き容量がなくなるまで続くのです。
原因
正常に動作していれば、システム内蔵のCAB圧縮機能は、CBSログが2GBに達する前に圧縮するはずです。しかし残念ながら、CABは2GBを超えるファイルを扱えず、ここで深刻な問題が発生します。その結果、CABコンプレッサー(makecab.exe)は無意味かつ異常に肥大化したTEMPファイルを大量に生成し、あっという間にハードディスクを埋め尽くしてしまうのです。
なぜログファイルが2GBを超えて成長することを許してしまうのかは明らかになっていません。圧縮処理が追いつかないほどログの書き込みが速く、犯人はWindows Updateである可能性があります。ログファイルが一度2GB以上に成長すると、圧縮ツールがクラッシュして悪循環に陥り、ドライブが満杯になるまで一時的なジャンクファイルを蓄積し続けます。
少なくとも言えるのは、このバグは非常にイライラさせられ、時間を浪費させるということです。Microsoftがより優れた圧縮ツールを採用しない理由は、私には理解できません。
手動での修復方法
InfoWorldの「Woody on Windows」を執筆するWoody Leonhard氏が、この問題の手動修復方法を詳しく紹介しています。以下の手順に従えば、この厄介なトラブルから解放されるでしょう。
Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。services.mscと入力して、ローカルサービスパネルを表示します。
一覧からWindows Modules Installerを探し、サービスを停止します。
次に、エクスプローラーでC:\Windows > Logs > CBSフォルダへ移動します。
フォルダ内のすべてのファイルを移動またはリネームします。ファイル数が多い場合は、別フォルダへまとめて移動した方が簡単でしょう。
続いてC:\Windows > Tempフォルダを開きます。
右上の検索ボックスにcab*と入力して検索します。ヒットしたファイルがあれば、すべて削除してください。
システムを再起動します。
これでWindows Modules Installerサービスが正常に稼働し、makecab.exeもファイルを正しく処理できるようになるはずです。もうハードディスクに不要なファイルを吐き出し続けることはありません。
Windowsのキャッシュをお掃除しよう
Windows 10ユーザーで、大切なハードディスクの空き容量がじわじわ減っていると感じたら、気づかないうちにデータを蓄積している多数のキャッシュが原因かもしれません。
当サイトでは以前、以下の各キャッシュの見つけ方と削除方法を詳しく解説しましたが、ここでは一覧として紹介しておきます。
- Windows Updateキャッシュ
- Windowsストアキャッシュ
- 一時ファイル(Temp)キャッシュ
- サムネイルキャッシュ
- システムの復元キャッシュ
- Webブラウザキャッシュ
- DNSキャッシュ
DNSキャッシュの削除では、一時ファイルキャッシュほどの空き容量は期待できませんが、ディスク容量を確保するための効果的な方法を他にも紹介しています。
バグのない快適なPCライフを
これでもう、暴走したmakecab.exeにハードディスクを支配されることなく、問題のファイルを安心して削除できるはずです(それ以上ファイルが増殖しないことも。信じてください、実際に数えてみました)。
あなたはどのようにシステムのサイズを抑えていますか?ダウンロードフォルダを定期的に空にしていますか?必要最低限以外のものは削除していますか?あなたのテクニックをぜひコメント欄で教えてください!
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