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Windows 10でキーボードの入力遅延を解消する7つの対処法

キーボードの入力にもたつきを感じると、作業中であればあるほど強いストレスになります。特に、ライター、Web開発者、プログラマーなど、長時間キーボードを叩く仕事をしている人にとっては、入力遅延は作業効率を大きく下げる深刻な問題です。

トラブルシューティングを始める前に、まずは本当にキーボード自体が原因なのかを確認しましょう。場合によっては、知らないうちにPC全体の動作を重くしてしまう操作をしていて、それが入力遅延のように見えることもあります。原因がキーボードにあると判断できたら、以下の簡単な対処法を順番に試してみてください。

1. フィルターキー機能を無効にする

フィルターキーは、短いキー入力や連続したキー入力をWindowsが無視するように設定できるアクセシビリティ機能です。この機能が有効になっていると、キーボードの反応が遅くなることがあります。まずはこの設定を確認してみましょう。

スタートメニューで「設定」と検索し、設定アプリを開きます。「簡単操作」を選択し、右側のメニューから「キーボード」セクションまでスクロールします。「フィルターキーの使用」という項目を探してください。

その項目の下にトグルスイッチがあります。有効になっている場合はオフに切り替え、設定アプリを閉じます。

その後、テキストエディターなどに実際に入力してみて、遅延が解消されたかどうかを確認しましょう。

2. キーボードドライバーを更新・再インストールする

ドライバーは、キーボードなどの外部ハードウェアをPCが正しく扱うための重要なソフトウェアです。ドライバーが古くなっていると、PCとキーボードの通信がうまくいかず、入力遅延の原因になることがあります。

古いドライバーを見つけて入れ替える方法はいくつかありますが、最も一般的なのはデバイスマネージャーを使う方法です。

Win + Rキーを押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterを押すと、デバイスマネージャーが起動します。一覧からキーボードのドライバーを探して右クリックし、「ドライバーの更新」を選択してください。

ドライバーを自動的に検索」を選んでWindowsに任せることもできますし、メーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロード済みの場合は「コンピューターを参照してドライバーを検索」を選択することも可能です。

ただし、入力遅延の原因が破損したドライバーや互換性のないドライバーである場合は、再インストールが必要です。まずデバイスマネージャーで現在のドライバーをアンインストールしましょう。

キーボードのドライバーを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択し、確認画面が表示されたらアンインストールを実行します。次に、デバイスマネージャー上部のメニューバーから「操作」をクリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選びます。

もしくは、単純にPCを再起動しても、キーボードドライバーは自動的に再インストールされます。完了したら、入力遅延の問題が解決したかどうかを確認してください。

3. キーボードのプロパティを変更する

キーボードのプロパティ設定を少し調整するだけで、入力遅延が改善することがあります。Win + Rキーを押し、「control keyboard」と入力してEnterを押すと、キーボードのプロパティ画面が開き、「表示までの待ち時間(リピート間隔)」と「表示の間隔(リピート速度)」を調整できます。

「表示までの待ち時間」は、キーを押し続けてから文字の繰り返し入力が始まるまでの遅延時間を設定する項目です。「表示の間隔」は、その繰り返し入力の速さを調整する項目です。

入力遅延をなくすには、「表示までの待ち時間」を短くし、「表示の間隔」を速めに設定します。最適なバランスを見つけるには多少の試行錯誤が必要ですが、キーボードのプロパティ画面にはテスト用の入力ボックスが用意されているので、そこで感覚を確かめながら調整すると便利です。理想的な値が見つかったら、下部の「OK」を押して保存・終了しましょう。

4. キーボードのトラブルシューティングツールを実行する

幸い、Windowsには便利なトラブルシューティングツールが標準搭載されています。入力遅延だけでなく、キーボードがまったく反応しない場合にも、このツールが解決策を見つけてくれることがあります。

設定アプリを開き、「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」へ移動すると、推奨されるトラブルシューティングツールの一覧が表示されます。一覧にない場合は「追加のトラブルシューティングツール」をクリックし、「キーボード」を探してください。選択して「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

ツールが自動的に問題を診断します。修正候補が見つかったら、画面の指示に従ってください。完了後、問題が解決したかどうかを確認しましょう。

5. DISMコマンドラインツールを使用する

DISMは管理者レベルのコマンドラインツールで、Windowsシステムイメージの修復に使用できます。システムファイルチェッカーでは修復できない、Windowsイメージの深い部分に根ざしたエラーが原因で入力遅延が発生している場合に役立ちます。

まず、コマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者として実行します。そして、以下のコマンドをこの順番で実行してください。

DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

処理が完了するまで待ち、その後にキーボードの入力遅延が解消されたかどうかを確認してください。

6. ワイヤレスキーボードの場合の対処法

ここまでの対処法はキーボード全般に当てはまりますが、ワイヤレスキーボード特有の問題もあります。お使いのキーボードがワイヤレスタイプの場合は、以下の方法も試してみてください。

電池を交換する

まず、電池切れが遅延の原因になっていないかを切り分けましょう。電池を新品に交換するか、充電式なら満充電にしてから動作を確認します。これで改善しない場合は、次の方法に進みましょう。

接続状態を確認する

まず、キーボードとUSBレシーバーを再同期してみてください。それでも改善しない場合は、現在のUSBポートの給電が不足している可能性があるため、別のUSBポートにレシーバーを挿し直してみましょう。可能であれば、キーボードをUSBレシーバーの近くに置くのも効果的です。

ワイヤレス機器からの干渉を取り除く

Wi-Fiルーターやスマートフォンなどのワイヤレス機器をパソコンの近くに置いている場合は、それらを離れた場所に移動させてみてください。電波干渉が原因だった場合、入力遅延が解消されることがあります。

7. 新しいキーボードへの買い替えを検討する

上記のすべての方法を試しても改善しない場合は、ハードウェアの故障が考えられます。新しいキーボードを探し始める前に、他のPCで正常に動作しているキーボードをつないでみてください。それでも遅延が発生するなら、故障が原因だと断定できます。

快適なタイピング環境を取り戻そう

キーボードの入力遅延は本当に厄介な問題ですが、今回ご紹介した対処法のどれかひとつでも効果があれば、以前のようなサクサクとした入力感を取り戻せるはずです。さらにタイピング速度を上げたい方は、カスタムキーボードレイアウトを作成してみるのもおすすめです。

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