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WindowsのMicrosoft Wordセーフモード完全ガイド|起動方法と活用術を徹底解説

Microsoft Wordのファイルがクラッシュしたり破損したりすると、作業の流れが大きく妨げられます。自動的に復旧できる場合もありますが、そうでないケースも少なくありません。特に提出期限が迫っている重要なプロジェクトのファイルであれば、深刻なトラブルになりかねません。しかし、Microsoft Wordをセーフモードで起動すれば、こうした破損したファイルにアクセスできる可能性があります。

この記事では、セーフモードでファイルを開く方法、セーフモード実行時の制限事項、手動セーフモードと自動セーフモードの違いについて詳しく解説します。

Microsoft Wordでセーフモードが必要になるのはどんなとき?

Wordのカスタマイズ設定の変更や、不具合のあるアドインの使用などが原因で、Wordがクラッシュして作業内容が破損することがあります。セーフモードで起動すれば、こうした問題の原因となる機能を読み込まずにWord文書へアクセスできます。

Windowsのセーフモード(OSをサードパーティ製アプリなしで起動してトラブルシューティングを行う機能)はよく知られていますが、Microsoft Wordのようなアプリにもセーフモードが用意されていることは意外と知られていません。破損したファイルにアクセスできず困っているときは、セーフモードが最善の選択肢となるでしょう。

WindowsでMicrosoft Wordをセーフモードで起動する方法

Windows 10でMicrosoft Wordをセーフモードで起動する方法はいくつかあります。ここでは代表的な4つの方法を紹介します。

方法1:Ctrlキーを押しながらWordを起動する

最も手軽な方法です。以下の手順で実行します。

  1. デスクトップまたはタスクバーにあるMicrosoft Wordのショートカットを見つけます。
  2. Ctrlキーを押したまま、Microsoft Wordのアイコンをクリックします。
  3. 「セーフモードで起動しますか?」という確認画面が表示されたら、「はい」をクリックします。

方法2:Windows検索またはCortanaを使って起動する

Windows検索からセーフモードでWordを起動する手順は以下のとおりです。

  1. Windows 10画面左下の「ここに入力して検索」(Windows検索バー)をクリックします。
  2. winword.exe /safeと入力してEnterキーを押します。(winword.exeと/safeの間には半角スペースが必要です)

Windowsの音声アシスタント「Cortana」に音声でこのコマンドを実行してもらうことも可能です。また、以前のバージョンのWindowsを使用している場合は、スタートメニューボタンをクリックしてWindows検索バーを表示する必要があります。

方法3:「ファイル名を指定して実行」コマンドを使う

この方法は前述の方法とよく似ています。Windowsの「ファイル名を指定して実行」コマンドを使えば、以下の手順でWordをセーフモードで起動できます。

  1. Windows検索バーに「ファイル名を指定して実行」と入力するか、Windows + Rキーを押します。
  2. winword /safeと入力して「OK」をクリックします。(winwordと/safeの間に半角スペースを入れるのを忘れずに)

この方法は他のMicrosoftアプリケーションでも共通です。PowerPoint、Outlook、Excelなどをセーフモードで起動するには、以下のコマンドを使用します。

excel /safe
powerpnt /safe
outlook /safe

方法4:Microsoft Wordを常にセーフモードで起動するよう設定する

Microsoft Wordを常にセーフモードで起動するよう設定することもできます。ただし、この設定ではアドインやその他の特殊機能が使えなくなります。それでも、Wordが頻繁にクラッシュする場合は役立つでしょう。さらに、Wordアプリケーションの問題を特定して解決するまでの間、ファイルにアクセスできるようになります。

設定手順は以下のとおりです。

  1. デスクトップ、タスクバー、またはフォルダにあるMicrosoft Wordのショートカットを右クリックします。
  2. メニューから「プロパティ」をクリックし、「ショートカット」タブに移動します。
  3. 「リンク先」ボックスの入力済みコマンドの末尾に/safeを追加します。
  4. 「OK」ボタンをクリックして完了です。

この方法は他のMicrosoft Officeアプリケーションにも同様に適用できます。

ヒント:各アプリのショートカットを複製し、普段使う元のショートカットではなく複製したショートカットでセーフモードを常時有効にしておくとさらに便利です。こうすれば、不具合が発生したときにいつでもセーフモードで起動できます。

なお、サードパーティ製アドインの不具合ではなく、Word自体のアプリケーションファイルが破損している場合は、セーフモードでもクラッシュすることがあります。この場合は、Microsoft Wordを再インストールするしかありません。

Microsoft Wordセーフモードで使えない機能

セーフモードでWordを使用している間は、以下の機能が利用・アクセスできません。

  1. 環境設定もテンプレートも保存できない
  2. 自動ファイル復旧が無効になる
  3. 新しいスマートタグが保存されない
  4. サードパーティ製アドインがサポートされない
  5. テキスト以外のカスタマイズオプションが使えない
  6. 使用できるコマンドラインは/nと/aのみ
  7. アクセス許可が制限された文書にアクセスできない

自動セーフモードと手動セーフモードの違い

Microsoft Wordやその他のMicrosoft Officeアプリケーションは、起動プロセス中に破損したファイルやアドインなどの問題を自動的に検出・修復するために、自動セーフモードを使用します。

Wordで異常な問題が発生したものの、自動セーフモードが起動しない場合や、自動セーフモードでも問題が解決しない場合は、手動セーフモードを起動できます。手動セーフモードは、上記で紹介したいずれかの方法で起動可能です。両モードの目的はほぼ同じです。

Microsoft Wordの自動セーフモードを無効にする方法

問題が発生したときにWordが自動的にセーフモードへ切り替わるのを避けたい場合は、この機能を無効にできます。そうすればアプリの起動が速くなり、トラブルシューティングは必要なときに手動セーフモードで行えます。手順は以下のとおりです。

  1. 空白の文書を開いた状態で、「Wordのオプション」を開きます。
  2. 「トラストセンター」>「トラストセンターの設定」>「ActiveX設定」に移動します。
  3. 「セーフモード」のチェックボックスをオフにして完了です。

セーフモードでWordのトラブルを解決しよう

これでWindowsでWordをセーフモードで起動する方法がわかりました。この機能はMacでも利用できますが、実行方法は異なります。セーフモードでもWordが同様にクラッシュする場合は、インストール自体に問題がある可能性が高いです。その場合は、プログラムを再インストールしてください。

Microsoft Wordの文書が突然消えてしまったことはありませんか?実は、Microsoftでは保存していない作業文書をわずか数ステップで復元できる機能を提供しています。この機能はWord 2010以降のほぼすべてのバージョンで利用可能です。

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