意外と知らない!? Windows 10設定画面に隠された便利機能まとめ
Windowsは最近、バージョン1903(2019年5月アップデート)の配信を開始しました。インストール作業の間、せっかくなのでWindows 10の設定画面をじっくり見直してみて、まだ知らなかった機能がないか探してみました。
その結果、いくつかの興味深い機能が見つかりました。設定画面は定期的にチェックしてみると、思わぬところに便利な機能が隠れているものです。
設定画面を開くには、スタートメニューを表示して歯車アイコンをクリックします。
ランサムウェア対策
幸いにもランサムウェアの被害に遭ったことがない方のために簡単に説明すると、ランサムウェアとは、感染したメール添付ファイルなどを通じてウイルスが送り込まれ、コンピューターシステム全体をロックしてしまうサイバー攻撃のことです。システムが完全に封鎖され、犯罪者に身代金(通常はビットコイン)を支払うまでアクセスできなくなります。
Windows 10には「コントロールされたフォルダーアクセス」と呼ばれる興味深い機能が備わっています。この機能を利用するにはWindows Defenderを有効にする必要があるため、他のアンチウイルスソフトと競合する可能性がある点には注意してください。この機能をオンにすると、フォルダーを保護対象としてロックでき、アプリが許可されていない領域にアクセスしたり、そこへファイルを保存したりすることを防げます。
ランサムウェア対策の設定は、更新とセキュリティ→Windowsセキュリティ→ウイルスと脅威の防止からアクセスできます。
ストレージセンサー
PCの空き容量を少しでも増やそうと、削除作業に励んでいる方は多いのではないでしょうか。実は、Windowsにはこれを自動的に行ってくれる「ストレージセンサー」という機能があります。システム→ストレージから設定できます。
写真や仕事の書類といった重要なファイルまで勝手に消されてしまう心配はありません。ストレージセンサーが対象とするのは、一時的なインターネットファイル、Cookie、キャッシュなど、Windowsの動作を重くする不要データばかりです。
さらに面白いことに、「以前のバージョンのWindows」の削除も提案してくれます。状況によってはかなりの容量になることがあり、筆者の場合は約20GBもの空き容量を確保できました!
クリップボード履歴の同期
パソコンをよく使う方なら、テキストのコピペ(Ctrl+C)は日常的に行っていることでしょう。同じMicrosoftアカウントで2台以上のWindowsマシンにサインインしていれば、クリップボードの履歴を複数のPC間で同期できるのはご存じでしたか?
設定はシステム→クリップボードから行えます。
また、Windowsキー+Vを押すと、最近コピー・貼り付けした項目の履歴を確認することもできます。
スマートフォンとの連携
現在では、PCからノートPC、そしてスマートフォンへと、複数のデバイスを使い分けるのがごく一般的になっています。あるWindowsデバイスで読んでいるページを、スマートフォンでも続きを見たいと思ったことはありませんか?
設定の「電話」セクションから、Windowsアカウント経由でスマートフォンをPCにリンクできます。
iPhoneとAndroidのどちらにも対応しています。連携を利用するには、スマートフォンにEdgeブラウザーをインストールし、他のデバイスでもEdgeでブラウジングする必要があります。
リンクをスマートフォンに送るには、Edgeの共有メニューを開いて自分のスマートフォンを選択するだけです。
設定の同期
すべてのWindowsデバイスで同じログイン情報を使用していれば、ユーザー体験を快適にするためにさまざまな設定を同期できます。
テーマ、パスワード、言語設定など、同期できる項目は多岐にわたります。すべてのデバイスで同じMicrosoftアカウントにサインインし、「アカウント→設定の同期」で同期機能をオンにするだけです。
Windowsの検索
エクスプローラーの検索ボックスでファイルを検索したときにどんな結果が返されるかは、「検索→Windowsの検索」の設定次第で大きく変わります。
「クラシック」オプションでは、ライブラリとデスクトップのみが検索対象となります。ただし、これでは多くの場所が検索から漏れてしまう可能性があります。代わりに「拡張」を選べばPC全体がインデックス化されますが、こちらは検索結果に不要なファイルが大量に混ざってしまう恐れがある点に注意しましょう。
「除外フォルダー」にフォルダーを追加しておけば、そのフォルダーは検索対象から外れるため、ゴミのような結果が紛れ込む可能性を減らせます。例えば、Windowsオペレーティングシステム自体のフォルダーなどが良い候補です。
配信の最適化
これは非常に賢い機能で、インターネット接続が不安定でWindowsアップデートのダウンロードに苦労している方にとって大きな助けになります。
ローカルネットワーク上またはインターネット上の他のコンピューターから、Windowsアップデートの一部を受け取れる仕組みです。帯域幅の使用量を制限してデータプランを圧迫しないよう調整できるほか、他のPCがローカルネットワーク内に限られるか、インターネット上のPCからも取得できるかを選択することも可能です。
この機能は更新とセキュリティ→配信の最適化で切り替えられます。
問題のトラブルシューティング
最後にひとつ。定期的に何かしら不具合が起こるのが、本物のWindows PCというものですよね?
だからこそ、設定の更新とセキュリティ→トラブルシューティングにあるセクションは本当に役立ちます。ここには、問題の原因を突き止めるために使えるさまざまなWindowsツールが一覧で表示されています。基本的に、PCで起こりうるトラブルの種類に応じて、それぞれ対応する自動トラブルシューティングツールが用意されているのです。
ただし、筆者が最近トラブルシューティングツールを使ってみたところ、「問題は検出されませんでした」と返されましたが……。それでも、困ったときの頼れる味方であることは間違いありません。
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