Windows 10 Creators Updateで追加された9つの新設定機能を徹底解説
MicrosoftのWindows 10は、リリース以来、ユーザーに最高の体験を届けるために進化を続けています。「Windowsの設定」アプリの登場により、従来の「コントロールパネル」の存在感は薄れつつあり、アップデートが重なるごとに設定アプリの役割はますます重要になっています。今回は、Windows 10 Creators Update(クリエイターズアップデート)で追加・強化された9つの新機能について詳しく見ていきましょう。
1. ダイナミックロック(Dynamic Lock)

ダイナミックロックは、スマートフォンとのBluetooth接続が圏外になると、PCを自動的にロックしてくれる便利な機能です。必要なのは対応したBluetoothデバイスだけ。Windows 10は常にBluetoothデバイスを監視しており、30秒間デバイスが検出されなければ、自動的にPCをロックします。
Bluetoothデバイスを追加するには、「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」→「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックし、スマートフォンとペアリングしてください。
ダイナミックロックを設定するには、「設定」→「アカウント」→「サインイン オプション」と進み、「離席状態をWindowsが検出したときに、自動的にデバイスをロックすることを許可する」にチェックを入れます。
2. ナイトライト(Night Light)

夜遅くまでパソコン作業を続けると、睡眠の質が低下することがあります。これまでは、サードパーティ製アプリをインストールして対策するのが一般的でした。
Creators Updateでは、この機能が標準搭載されました。時間帯に応じて画面の色温度を自動的に調整してくれるため、目に優しく、快適な睡眠習慣をサポートします。
設定方法は、「スタート」→「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「ナイトライト」と進みます。
さらに、「ナイトライトのスケジュール」をオンにすれば、自分好みの強度に調整したり、現地の日没時刻に合わせて自動的に有効化したりすることも可能です。
3. ゲームモード(Game Mode)

ゲームモードは、Windows 10でのゲームパフォーマンス向上を目的とした新機能です。
ゲームバーを有効にすると、ゲーム内オーバーレイが表示され、スクリーンショットの撮影やマイクのオン/オフといった操作をキーボードショートカットで実行できるようになります。
注意:ゲームバーを有効にしたことでシステムの動作が遅くなったと感じる場合は、オフに切り替えましょう。
ゲームモードのオン/オフは、「設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」から切り替えられます。
4. Paint 3D

Paint 3Dは、Windows 10 Creators Updateで導入された目玉機能の一つです。従来のペイントアプリの進化版であり、3Dコンテンツの作成に特化しています。3Dモデルの操作や3Dシーンの構築を手軽に行えるほか、アップデート後はPowerPointやEdgeでも3Dオブジェクトの挿入がサポートされるようになりました。
5. ストレージセンサー(Storage Sense)

ストレージ容量を確保するために、ファイルやアプリを手動で削除している方も多いのではないでしょうか。その手間を解消するために、Microsoftが導入したのが「ストレージセンサー」です。
この機能を有効にするには、「スタート」→「設定」→「システム」→「記憶域」と進み、スイッチを右に切り替えてストレージセンサーをオンにします。
ストレージセンサーは、一時ファイルを削除するとともに、ごみ箱に入ってから30日経過したアイテムを自動的に削除してくれます。
6. アプリのインストール制限

Google PlayやApp Storeと同様に、Windows 8の時代からMicrosoft Storeが提供されています。アプリは公式ストアからインストールするのが基本です。以前のWindowsでは、ストア以外のソースからアプリをダウンロードしても警告は表示されませんでしたが、この機能により、ストア外のアプリをインストールする前に警告が出るようになりました。
「スタート」→「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」と進み、「アプリのインストール」のドロップダウンを利用します。デフォルトは「任意の場所からアプリを許可する」ですが、「ストアの外部からのアプリのインストール前に警告する」または「ストアからのみアプリを許可する」に変更できます。
7. Windows Update

Windows Updateにも細かな改良が加えられました。最大のポイントは、更新プログラムを一時停止できるようになったことです。品質更新プログラムは最大35日間、機能更新プログラムは最大365日間、インストールを延期できます。
さらに、Creators Updateでは「アクティブ時間」の最大設定範囲が12時間から18時間へと拡張されました。
8. 共有エクスペリエンス(Shared Experiences)

この機能はAnniversary Updateで登場したもので、どのデバイスでもタスクを開始・完了できるようにするものです。たとえば、デスクトップPCで作業を始めたものの、数時間後にデスクトップから離れることになっても、ノートパソコンなどの別のデバイスで作業をそのまま続行できます。
この機能を有効にするには、「スタート」→「システム」→「共有エクスペリエンス」と進みます。
そこで、共有や受信の相手を選択できるようになります。
9. テーマ(Themes)

テーマ機能自体はWindowsに昔から存在しましたが、Creators Updateではインターフェースが改善され、テーマの保存やカスタムテーマへの切り替えが格段に簡単になりました。
使い方は、「スタート」→「設定」→「個人用設定」→「テーマ」と進みます。
左側に背景やサウンドなどのカスタマイズ項目が表示されるので、好みに合わせて設定しましょう。満足できたら「テーマの保存」をクリックして保存できます。また、「ストアでその他のテーマを入手する」をクリックすれば、新しいテーマをダウンロードすることも可能です。
以上が、設定アプリをより便利にするために追加された新機能です。いかがでしたか?あなたはWindows 10をCreators Updateにアップデートしますか?ぜひコメント欄でお聞かせください。
-
Windows 8.1 Update 1の新機能徹底解説|タスクバー・マウス操作・起動設定の変更点
Microsoftは、4月8日に配信開始されるWindows 8.1 Update 1の詳細を発表しました。主な新機能として、タスクバーの強化、スマートなマウス操作の調整、そしてマウスとキーボードユーザーに配慮したスタート画面の改良などが含まれています。 第1部:Windows 8.1の主要アップデート内容 1. タスクバーへのModernアプリの表示 Windowsストアアプリ(Modernアプリ)をデスクトップのタスクバーにピン留めできるようになりました。長年Windowsを使い続けてきたユーザーの間では賛否が分かれるかもしれませんが、これはタブレット向けのストアアプリをデスクトップ
-
Windows 10「Spring Creators Update」で実現する6つの便利な新機能
MicrosoftのWindows 10は、最新アップデート「Spring Creators Update(春のクリエイターズアップデート)」の提供を間近に控えています。当初は4月10日のリリースが予定されていましたが、重大なバグが発見されたため、リリースは数日延期されることになりました。 とはいえ、心配はいりません。Windows 10には新しい機能やデザインの改善が、必ず近いうちにもたらされます。ここでは、Spring Creators Updateの目玉となる注目機能を6つご紹介します。 1. 新しい「タイムライン」デザイン 以前のバージョン(Fall Creators Update)で