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【Windows 8/Server 2012】「Windows Updateの構成に失敗しました。変更を元に戻しています」エラーの完全対処ガイド

Windows Updateのインストールが正しく完了しなかった、または途中で中断されたことによって発生する、よくあるトラブルについて解説します。Windows 8で更新プログラムのインストールに失敗したまま再起動がかかり(更新エラーや電源トラブルなどが原因)、次回の起動時にシステムが「インストール済みの更新プログラムのいずれかに問題がある」と判断してロールバックを試みるものの、それ自体にも失敗してしまうケースがあります。

その結果、Windows 8 / Windows Server 2012の起動時に、画面に次のメッセージが表示されたまま停止してしまいます。

「Windows Update の構成に失敗しました。変更を元に戻しています。コンピューターの電源を切らないでください」(Failure configuring Windows updates. Reverting changes. Do not turn off your computer)

【Windows 8/Server 2012】「Windows Updateの構成に失敗しました。変更を元に戻しています」エラーの完全対処ガイド

場合によっては、数分〜数時間待てばシステムが正常に更新プログラムをロールバックしてくれることもあります。しかし、このメッセージが毎回の起動時に表示され続け、通常どおりログオンできなくなるケースも少なくありません。

Microsoft公式の対処手順

この問題は、マイクロソフトのサポート技術情報(KB949358)でも解説されており、以下の順番で対処することが推奨されています。上から順に試し、効果がなければ次の方法へ進んでください。

  1. コンピューターを再起動する
  2. リムーバブルメディアや外付けHDDなど、すべての外部デバイスを取り外して再起動する
  3. Windows Update トラブルシューティングツールでシステムを診断する
  4. システムの復元を実行する(インストールディスク/ブートドライブから起動し、以前の復元ポイントへ戻す)
  5. Windows 8の「PCの更新(Refresh)」または「PCの初期化(Reset)」機能でリセットする
  6. OSを再インストールする

方法1と方法2については特別な説明は不要でしょう。まずはこの2つから試してみてください。

Windows Update トラブルシューティングツールの実行

方法3のトラブルシューティングツールは、通常は正常に動作しているシステムからしか実行できませんが、ここではセーフモードで診断を行います。

ヒント: Windows 8では、Windowsブートマネージャーに「セーフモードで起動」の項目を追加しておくと便利です。

そのためには、Windows 8のインストールディスクまたは起動用USBメモリから起動し、コマンドプロンプトを開きます。インストールディスクを使用している場合は、言語/キーボードレイアウトの選択画面で Shift+F10 を押すだけでコマンドプロンプトを呼び出せるので簡単です。

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

bcdedit /set {current} safeboot minimal

次回の再起動後、コンピューターはセーフモードで起動するはずです。

続いて、次のコマンドでWindows Updateトラブルシューティングツールを起動します。

msdt /id WindowsUpdateDiagnostic

【Windows 8/Server 2012】「Windows Updateの構成に失敗しました。変更を元に戻しています」エラーの完全対処ガイド

あとはウィザードの指示に従って操作してください。

ウィザードの実行が完了したら、セーフモードでの自動起動設定を無効化します。

bcdedit /deletevalue {default} safeboot

システムを再起動し、通常モードで起動できるか確認してください。改善しない場合は、次の方法に進みます。

システムの復元

可能であれば、インストールディスクや起動ドライブから起動してシステムの復元を試み、問題が解消されるかどうかを確認してください。

それでも改善せず、Windowsの再インストールやリセットは避けたい場合は、まず以下の方法を試してみてください。

更新プログラムのキャッシュ(Downloadフォルダー)のクリーンアップ

再度セーフモードで起動し(手順は前述のとおり)、コマンドプロンプトを開いて C:\Windows\SoftwareDistribution\Download\ フォルダーの中身を退避させます。Windowsはこのフォルダーに更新プログラムをダウンロードし、ここからインストールを開始するため、破損したファイルが残っているとエラーの原因になります。エクスプローラーから直接操作しても構いませんが、次のコマンドでも実行できます。

ren C:\Windows\SoftwareDistribution\Download Download.old

注: このコマンドはフォルダーを削除するのではなく、「Download」フォルダーの名前を「Download.old」に変更するものです。

続いて、Windows Updateサービスの自動起動を無効にします。

sc config wuauserv start= disabled

Windows 8が通常モードで起動できることを確認します。起動できたら、Windows Updateサービスの自動起動を有効に戻し、サービスを開始します。

sc config wuauserv start= auto

net start wuauserv

これでシステムが更新プログラムを再ダウンロードし、改めてインストールを行うはずです。

それでも改善しない場合は、次の方法へ進みます。

DISMによるWindows 8コンポーネントストアの修復

最後に、DISMツールを使ってWindows 8のコンポーネントストア(Component Store)の修復を試みます。セーフモードで起動し、コマンドプロンプトで以下のコマンドを順番に実行してください。

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth

注: このコマンドの実行にはかなりの時間がかかる場合があり、環境によっては数時間に及ぶこともあります。処理が完了するまで必ずお待ちください。

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

【Windows 8/Server 2012】「Windows Updateの構成に失敗しました。変更を元に戻しています」エラーの完全対処ガイド

コマンドの実行後、セーフモードでの起動設定を無効化し、Windows 8が通常モードで起動できるかどうかを確認してください。

それでも「Windows Updateの構成に失敗しました。変更を元に戻しています」というメッセージが消えない場合は、システムのリセット(PCの更新/初期化)またはOSの再インストールを検討するのがよいでしょう。

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