「更新の構成に失敗しました。変更を元に戻しています」エラーの解決方法【Windows 10/11】
Windows 10 の更新プログラムのインストール中に「更新の構成に失敗しました。変更を元に戻しています(Failure configuring Windows updates Reverting changes)」というエラーが表示されてお困りではありませんか?多くのユーザーから、更新のインストールや適用中に電源が切れるなどのトラブルをきっかけに、同様のエラーが発生するという報告があります。このエラーは、何らかの理由でWindowsの更新プログラムのインストールまたは適用に失敗し、Windowsが変更を元に戻している(適用済みのパッチをアンインストールしている)ことを示しています。この記事では、Windows Updateが失敗する原因と、その具体的な対処法について詳しく解説します。
Windows Updateが失敗する原因
Microsoftは定期的に、セキュリティ強化やさまざまなバグ修正を含むWindowsアップデートをリリースしています。バグやクラッシュ、ハッカーによる脅威が日常的な現代において、システムのセキュリティと安定性を維持するためには、最新のWindowsアップデートを適用することが推奨されます。
通常、重要なWindowsアップデートは自動的にダウンロード・インストールされるように設定されており、ユーザーはパッチを適用するためにPCを再起動するだけで済みます。しかし、システムファイルの破損、システムイメージの破損、サードパーティ製ウイルス対策ソフトとの競合など、さまざまな要因によって更新プログラムの適用に失敗し、このエラーが発生することがあります。
同様の問題が発生している場合は、まず数分から数時間程度待ち、Windowsが適用済みの更新プログラムを完全に元に戻す(ロールバックする)まで待機しましょう。
高度なスタートアップオプションを使用する
長時間待つのが難しい場合は、電源キーを使ってシステムの電源を切りましょう。その後、Windowsを「高度なスタートアップオプション」で起動します。ここでは、スタートアップ修復、高度なコマンドプロンプト、システムの復元、セーフモード起動など、多数のトラブルシューティングツールにアクセスできます。

スタートアップアプリケーションが原因でWindowsが正常に起動できず、更新プログラムのインストールが完了しない場合は、「スタートアップ修復」を実行してください。この修復機能が問題のある項目を自動的にチェックして修正します。
スタートアップ修復でも問題が解決しない場合は、ネットワークありのセーフモードでWindowsを起動し、以下の解決策を試してみてください。
※補足:以下のトラブルシューティング手順は、セーフモード上で実行して既存の更新の問題を修正することもできますし、Windowsが通常どおり起動した状態で実行して、機能更新プログラムのインストールエラーを未然に防ぐことも可能です。
更新プログラムのトラブルシューティングツールを実行する
このエラーはWindows Updateに関連しているため、まずはWindowsに内蔵された「Windows Updateのトラブルシューティングツール」を実行しましょう。このツールは更新に関するエラーや互換性の問題を検出し、自動的に修復してくれます。Windows Update関連の問題に直面した際の最初のステップとして最適です。
内蔵トラブルシューティングツールの使用手順:
- Windowsキー + I を押して「設定」を開きます。
- [更新とセキュリティ] をクリックし、[トラブルシューティング] を選択します。
- 右側にある [追加のトラブルシューティングツール] のリンクをクリックします。

- [Windows Update] を選択し、[トラブルシューティングツールの実行] をクリックします。
- Windowsがエラーをスキャンし、問題が見つかった場合は自動的に修復を試みます。
- 処理が完了したら、システムを再起動します。

その後、改めて更新プログラムを確認し、問題が解決したかどうかをチェックしてください。それでも同じ症状が続く場合は、次の手順に進みましょう。
Microsoft以外のサービスを無効にする
これは、多くのユーザーが特に効果が高いと評価している解決策の一つです。サードパーティ製ソフトウェアのサービスが更新処理と競合している可能性があるためです。
- Windowsキー + R を押すか、スタートメニューの検索ボックスに「ファイル名を指定して実行」と入力して、実行ウィンドウを開きます。
- 実行ウィンドウに msconfig.exe と入力してEnterキーを押します。「システム構成」ウィンドウが開くので、[サービス] タブに移動します。
- まず、一覧の下部にある [すべてのMicrosoftサービスを隠す] にチェックを入れます。その後、[すべて無効] をクリックして操作を確定します。

コンピューターを再起動し、更新プログラムの再インストールを試みてください。
Windows Updateのキャッシュを削除する
破損したWindows Updateのキャッシュが、更新プログラムのインストール失敗の原因となっているケースもあります。キャッシュを削除することで問題が解決する場合がありますので、以下の手順を試してください。
- 実行ウィンドウを開き(Windowsキー + R)、services.msc と入力してEnterキーを押します。
- サービス一覧をスクロールし、「Windows Update」を探します。
- 該当サービスをダブルクリックし、表示されたウィンドウで [停止] > [OK] をクリックします。同様に、「Background Intelligent Transfer Service(BITS)」も探して停止します。
- エクスプローラーで C:\Windows\SoftwareDistribution\DataStore および C:\Windows\SoftwareDistribution\Download フォルダーに移動します。
- これらのフォルダー内のすべてのファイルとフォルダーを削除します。管理者権限を求められたら許可してください。

削除後、再びサービスウィンドウに戻り、「Windows Update」と「Background Intelligent Transfer Service」を開始します。最後にWindowsを再起動し、更新プログラムを再インストールしてください。
Microsoftのコマンドラインツール「DISM」を使用する
上記の方法でも問題が解決しない場合は、Microsoft純正のシステム修復ツールである「DISM(展開イメージのサービスと管理)」を実行しましょう。システムイメージの破損を検出・修復できる強力なツールです。実行後、Windowsの更新プログラムを再度インストールしてみてください。
コマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを入力します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth(注意:このコマンドの完了には20〜30分ほどかかる場合があります)

スキャンが完了したら、続けて以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

処理が完了したらWindowsを再起動し、Windows Updateを再度実行します。今度はエラーが発生することなく、更新プログラムが正常にインストールされるはずです。
以上が、「更新の構成に失敗しました。変更を元に戻しています」エラーをはじめとするWindows 10の更新プログラムのインストール問題を解決するための、実績のあるソリューションです。ご質問や新たな解決方法をお持ちの方は、ぜひ下記のコメント欄でお知らせください。
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