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この小さな拡張機能1つで、Cookie同意ポップアップを瞬時に排除できる

インターネットユーザーにとって、Cookieは厄介な存在です。サイトにアクセスするたびに表示される同意ポップアップは、「同意する」か「拒否する」を押すまでページを自由に閲覧させてもらえず、本当にやりたいことの邪魔になります。

しかもその見返りとされているのは「プライバシー保護の向上」。ところが実際には、Cookieはオンライン上のあらゆる行動を追跡される仕組みのほんの一部にすぎません。

そんなわけで私は、Cookieポップアップをいちいちクリックして回る生活から卒業しました。その助けとなったのが、プライバシー重視のChrome拡張機能「Consent-O-Matic」です。

もうCookieポップアップで悩まされない

複雑に入り組んだ同意画面を自動でクリックしてくれる

この小さな拡張機能1つで、Cookie同意ポップアップを瞬時に排除できる

以前も別のCookie同意用Chrome拡張機能を使っていましたが、期待どおりの動作ではありませんでした。

「I don't care about cookies」はCookieポップアップへの手間を減らせる便利な拡張機能でしたが、プライバシーへの配慮はありません。画面からポップアップを消すために、何でもかんでもCookieを「受け入れてしまう」のです。

一方のConsent-O-Maticは、プライバシー重視のアプローチを採用しており、拡張機能がCookieへどう対応するのかを細かく設定できます。つまり、紛らわしいデザインのCookieポップアップについ「同意する」を押してしまいそうになる場面を、うまく回避できるというわけです。

さらにConsent-O-Maticは、ウェブ全体で使われている主要なCookieポップアップ提供元を認識できるよう設計されています。実は多くのウェブサイトやサービスは、GDPRやCCPAといった各種データ収集規制への準拠を簡単に確保するため、Cookieや同意ポップアップを外部業者に委託しています。意外に思われるかもしれませんね。

Consent-O-Maticの設定をカスタマイズする

データ提供は一部だけでも、ゼロでもOK

この小さな拡張機能1つで、Cookie同意ポップアップを瞬時に排除できる

Cookie同意を自動クリックするタイプのアプリには、必ずしもプライバシーを意識していないという問題があります。前述の「I don't care about cookies」でそれを痛感しました。サイトを正常に動かすためにCookieを拒否するのではなく受け入れてしまうため、結局使うのをやめたのです。ポップアップを削除・非表示・クリックで通過させるという発想自体は分かりますが、自分で判断する余地があったほうが便利だと感じます。

Consent-O-Maticは、最適な選択肢をすぐ判断できない場合に「よりプライバシー保護に配慮した選択肢を選ぶ」という方針を取ります。これは拡張機能のオプション設定と連動しており、アプリ側では「デフォルトですべてのトラッキングを拒否」と謳われています。

  • 環境設定と機能:名前や地域など、個人的な選択や情報をサイトが記憶することを許可します。
  • パフォーマンスと分析:利用状況に関する情報の収集を許可します。
  • 情報の保存とアクセス:識別子やCookieなど、端末上への情報保存に関わる項目です。
  • コンテンツの選択・配信・レポート:収集した情報を、過去に収集された情報と組み合わせることを許可します。
  • 広告の選択・配信・レポート:パーソナライズド広告の表示などを目的とした広告関連情報の収集、および既存情報との照合を許可します。
  • その他の目的:他のカテゴリーに分類されないデータ収集です。

前述のとおり、これらの項目をすべてオフのままにしておけば、Consent-O-Maticは可能な限りすべてのCookieポップアップを拒否し、プライバシーを最大限に守ろうとしてくれます。

ルールを自分好みにカスタマイズすることも可能

ただし、少々分かりにくいのが難点

この小さな拡張機能1つで、Cookie同意ポップアップを瞬時に排除できる

Consent-O-Maticのもうひとつの魅力は、特定のCookieやその他のデータ収集をブロックする独自ルールを作成できることです。筆者の経験上、ほとんどのCookieは自動的に検出されますが、網羅しきれないケースも常に存在します。

ただし、カスタムルールの作成は簡単ではありません。カスタムルールページには膨大な情報があり、ルール作成に必要な要素が完全には明示されていないのです。

重要なポイントのひとつは、Cookieコンテナの具体的な名前を突き止めることです。多くのブラウザの「検証(Inspect)」機能やF12キーで開発者ツールを開き、Cookie同意フォームにカーソルを合わせれば確認できます。その後、必要なアクションや同意プロセスの流れなどを特定していく必要があります。

なお、これはConsent-O-Maticを批判しているわけではありません。同ツールはオープンソースのプライバシーツールであり、カスタムルールを作成するためのしっかりしたフレームワークを備えています。単に技術寄りな内容であるため、ハードルが少し高く感じられるだけです。とはいえ、大半のユーザーにとってはデフォルト設定で十分なので、実質的な問題ではありません。

時間とプライバシーを奪うCookieから解放されよう

この小さな拡張機能1つで、Cookie同意ポップアップを瞬時に排除できる

オンラインのプライバシー保護は、悪夢のような作業になりがちです。プライバシー保護に特化したブラウザは存在しますが、データを守るために必要な設定変更をすべて施すのは決して簡単ではありません。

朗報なのは、同じ不満を抱え、より良いプライバシーを求めている人が世の中に大勢いるということです。プライバシー対策は層状のケーキのようなもので、複数のプライバシー重視の拡張機能を組み合わせて初めて効果が出始めますが、その努力には十分な価値があります。

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