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Facebookで個人データを無料で差し出した数千人――あなたもその一人?

もしあなたがFacebookユーザーの一人なら、名前も知らない企業に対して、無料で大量の個人情報を差し出してしまったかもしれません。しかも条件は一切なし。相手はそのデータを自由に扱い、誰にでも売り渡すことができます。では、あなたは見返りに何を受け取ったのでしょうか? 昨年1年間の投稿で最も多く使った言葉を表示してくれる、たった一枚の画像です。あまり良い取引には思えませんよね。

何が起きたのか?

事件の概要はすでにネット上に溢れているため、細部には深入りせず、要点だけをおさらいしましょう。1〜2週間ほど前に、ある新しいアプリがFacebookに登場しました。「昨年1年間の投稿でよく使った言葉」を美しいグラフィックにして表示してくれるというもので、利用するにはいくつかの権限を許可するよう求められます。「OK」を押してタイムラインへのアクセスを許可すれば、自分がよく話題にしていることがひと目でわかるおしゃれな画像が手に入る——一見すると、なかなか楽しい仕組みに思えます。

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ところが、ほとんどの人はアプリが要求する権限の中身を確認していませんでした。それは「公開プロフィール、友達リスト、タイムラインの投稿」。つまり、アプリの運営元であるVonvonというサイトは、あなたの誕生日、出身地、現在住んでいる都市、写真、「いいね!」の履歴など、膨大な情報へアクセスできてしまうのです。引き換えにもらえる一枚の画像を作るだけなら、これらの情報はほとんど必要ありません。

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要するに、あなたは騙されていたわけです。

このデータはどうなるのか?

残念ながら、Vonvonが集めた情報を今後どう扱うのかは、誰にもわかりません。Vonvonは、Facebook経由で楽しめるバラエティ豊かなクイズや診断テストを多数公開しているサイトです。その一部をご紹介しましょう。

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Vonvonのプライバシーポリシーをざっと読んでみると、気になる記述がいくつも見つかります。広告配信のためにデータを利用すること、ユーザーが削除を求めるまでデータを保持することといった定型的な内容に加え、次のような点も見逃せません。Vonvonはあなたに通知なく情報を共有しないとしていますが、プライバシーポリシーの更新自体が「通知」とみなされる可能性があること。リンク先のウェブサイトの行為について責任を負わないこと。サードパーティから、あなたが知らないうちに幅広い情報を受け取っていること。そして、一部のデータがバックアップログに長期間残る場合があることです。

こうした詳細については他の多くのサイトがすでに取り上げているので、ここではもっと実用的な話題——「今、何をすべきか」に焦点を当てましょう。

VonvonをFacebookアカウントから切り離す方法

まず最初にやるべきは、VonvonによるFacebookアカウントへのアクセス権限を取り消すことです。Facebook画面右上のプライバシー設定ボタンをクリックし、「その他の設定」を選択します。

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次に、左側のサイドバーにある「アプリ」をクリックし、下にスクロールして「vonvon」を見つけます。アイコンの右側にある「X」をクリックすれば削除できます。

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残念ながら、すでに取得された情報は取り戻せません。しかし、これで今後これ以上の情報を取得されることはなくなります。

続いて、ページ下部付近にある「友達が使用するアプリ」の下の「編集」をクリックします。ここでは、Vonvonをはじめ、友人が利用している各種アプリに渡してもよい情報の範囲を変更できます。チェックが入っている項目が多いほど、あなたが使ってもいないアプリによって情報が収集されることになります。

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せっかくですから、この機会にアプリの権限全体を見直してみましょう。何年も使っていないのに、まだアカウントへのアクセス権を持っているアプリがたくさん見つかるはずです。思い切って整理してしまいましょう。

この騒動から学ぶべきこと

残念ながら、一度アプリに情報へのアクセスを許してしまうと、できることは多くありません。仮に自分がアプリを使っていなくても、友人が使えばあなたの情報が渡っていた可能性があります。後戻りはできないのです。

とはいえ、これらはもともと無意識のうちに明かしてしまっている情報でもあります。パスワードや銀行口座が危険にさらされているわけではありません。しかし、大きな失敗から学ぶ絶好の機会と捉えることもできます。ここで3つの教訓を挙げてみましょう。

1. 投稿する前に立ち止まって考える

これは普段から心がけるべきことです。炎上を狙ったコンテンツであれ、辛辣な政治評論であれ、週末の飲み会の写真であれ、その情報が自分の名前とともに永遠にネット上に残っても構わないのか、必ず自問してください。投稿は予想外の人の目に触れることが多く、それを見た人が何らかの判断材料にするかもしれないことを忘れないでください。

2. アプリの権限をちゃんと読む

これは身につけるのが難しい習慣です。権限の確認は退屈ですし、許可を求められるときは、たいていアプリへのログインやゲームをプレイしたい最中だからです。プライバシーポリシーを読むためにそこで手を止めたくはないでしょう。しかし、これは本当に重要なことです。目的に必要と思えない情報を差し出そうとしているなら、それは売られている可能性が高いと心得ましょう。

3. 自分自身が「商品」であることを忘れない

以前にもお伝えしたことですが、もう一度強調しておきます。無料のオンラインサービスの世界では、あなた自身が商品なのです。広告を表示すること、データを収集すること、意見に影響を与えること——どんな手法であれ、企業は無料サービスの提供と引き換えに、あなたから利益を得ています。それがインターネットの現実です。この事実を覚えておきましょう。

誰にでも起こりうるミス

誰かを責めたいわけではありません。筆者自身も、このアプリに引っかかった一人です。注意を払っていなかっただけです。また、他人に見られたくないものはそもそも投稿しない、あるいは自分のデータを誰が持っていても気にしないという理由で、喜んで情報を差し出す人も大勢います。それが十分な理解に基づいた判断なのであれば、まったく問題ありません。問題なのは、理解のないまま判断してしまうことなのです。

あなたは「Most Used Words」アプリを使いましたか? 権限の内容を確認してから許可しましたか? 友人がアプリを使うことで自分のデータが渡ってしまうとしたら、不安になりますか? ぜひコメント欄であなたの考えを聞かせてください。

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