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「隠すものがなければ恐れるものもない」は本当か?オンラインプライバシーを取り戻す5つの方法

プライバシーに対する最もよくある反論がこれです。「隠すものがないなら、恐れるものもない」。しかし実は、これは最も愚かな反論でもあります。

プライバシーの専門家であり著者でもあるダニエル・ソロブ(Daniel Solove)は、この誤謬についての論文で徹底的に論破しています。ただし、ソロブのエッセイは繊細なテーマを深く掘り下げた学術的な内容です。一方で、「隠すものがない」という単純なレトリックの方が、口にしやすく広まりやすいのが現実です。

しかし、隠すものがどれだけ少なくても、オンラインでのプライバシー侵害がもたらす影響は甚大です。以下で紹介する5つのリソースは、その落とし穴を簡潔かつ明快に解説し、失われたプライバシーを取り戻す手助けをしてくれます。

1. The Privacy Paradox(Web・ポッドキャスト):5日間プログラムと簡単クイズ

2017年初頭、ニューヨークの公共ラジオ局WNYCが、プライバシーを理解するための特別番組を放送しました。Note To Selfのホスト、マヌーシュ・ゾモロディ(Manoush Zomorodi)が各分野の専門家と対談したこの番組は、専用サイト「The Privacy Paradox」としてまとめられています。

「隠すものがなければ恐れるものもない」は本当か?オンラインプライバシーを取り戻す5つの方法

サイトでは、番組の5つのエピソードに対応した5日間のチャレンジが展開されています。各エピソードでは、スマートフォンからGoogleまで、日常的なテクノロジーによってあなたのプライバシーがどう搾取されているかを解説し、失われたプライバシーを取り戻すための具体的なタスクが用意されています。さらにゾモロディとチームは、プライバシー対策のコツをまとめた便利なチートシートも作成しました。

また、The Privacy Paradoxでは、自分の「プライバシー・パーソナリティ」を診断できる小さなクイズも用意されています。これは要するに、あなたがどれほどプライバシーに敏感かを測るものです。数分しかかかりませんので、自分の現在地を客観的に把握するために受けてみる価値は十分にあります。

2. That One Privacy Site(Web):VPNとメールを理解する

プライバシー擁護派が特に注目するのは、インターネット利用における2つの側面、メールとVPN(仮想プライベートネットワーク)です。過去の米大統領選挙をめぐる騒動を目にすれば、メールデータ漏洩のリスクは誰もが痛感しているはずです。

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That One Privacy Siteは、メールやVPNに関するあらゆる情報を第三者の立場から中立的にレビューするサイトです。主要なVPNサービスやメールサービスの詳細かつ分かりやすい比較表や、自分に合ったサービスの選び方ガイドが掲載されています。

同サイトはセキュリティ専門家たちから信頼性を認められており、Redditの/r/Privacyコミュニティからの支持も得ています。つまり、安心して参照できる情報源だということです。

3. PrivacyTools.io(Web):あらゆるツールのプライバシー評価

自分の情報を手放している箇所がどれだけあるか、本当に考えたことはありますか? スマートフォンの指紋認証センサー、ウェブブラウザ、そしてインターネットプロバイダー——これらはすべて、あなたに関するデータを収集するノードです。あなたは常に監視されています。では、どの程度なのでしょうか?

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PrivacyTools.ioは、インターネット上のさまざまなサービスがあなたについてどれだけの情報を把握しているのか、そしてそれを防ぐ方法を解説する総合ガイドです。プライバシーを守りながら快適なウェブ体験を実現するための最良のツールについて、レビューとおすすめが紹介されています。対象はブラウザ、メールクライアント、メッセンジャー、OS、パスワード管理ツールなど多岐にわたります。

最高のプライバシー保護アプリを使うのは常識ですが、宣伝だけ立派で中身のない製品を見分けるのは容易ではありません。PrivacyTools.ioのおすすめに従えば、その見極めの手間を省くことができます。

4. The Online Privacy Blog(Web):知っておくべきことすべて

プライバシーへの脅威は絶えず変化しています。毎週のように新しい脅威が登場していると感じられるほどです。The Online Privacy Blogは、新たなプライバシー問題やその対策について最新情報をキャッチするのに最適な場所です。

「隠すものがなければ恐れるものもない」は本当か?オンラインプライバシーを取り戻す5つの方法

このブログにはプライバシーを強化するためのガイドが掲載されているほか、データ保護に関わるニュースのまとめも読めます。執筆者のウィル・シモンズ(Will Simmonds)は、専門的になりすぎない分かりやすい文体で書いており、プライバシー保護の初心者にとって理想的な読み物となっています。

一つ注意点があります。同サイトはパスワード管理アプリ「Blur」を開発するAbine社が運営しており、Blurに関する記事がいくつか見られます。その部分は割り引いて読むようにしましょう。LastPassなど他のパスワード管理ツールも併せて比較検討することをおすすめします。

5. Surveillance Self-Defense(Web):EFFのプライバシーキット

電子フロンティア財団(EFF)は、オンライン上の権利、データ、プライバシーを守る活動を行う非営利団体です。プライバシー保護への取り組みを支援するため、EFFはガイドとツールキットを集めたミニサイト「Surveillance Self-Defense」を公開しています。

「隠すものがなければ恐れるものもない」は本当か?オンラインプライバシーを取り戻す5つの方法

データ保護の初心者なら、まずセキュリティスターターパックから始めるのがおすすめです。または、ジャーナリストやセキュリティのベテランなど、自分の職業や状況に合ったパックを探してみてください。EFFのキットは次の3つのパートに分かれています。

  • 概要(Overviews):デジタル監視の基礎知識と、その対策方法を解説します。
  • チュートリアル(Tutorials):各種ツールのインストール手順をステップバイステップで説明します。
  • ブリーフィング(Briefings):デモへの参加、米国への入国、Facebookグループの利用など、具体的な場面ごとの詳細ガイドを提供します。

EFFのパッケージには、オンラインプライバシーの経験レベルにかかわらず、必要なものがすべて揃っています。

あなたには隠すべきことがありますか?

スノーデン事件の内部告発資料を報じたジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド(Glenn Greenwald)は、プライバシーについて非常に印象的なTEDトークを行っています。プライバシーがなぜ重要なのか、それが私たちにどう影響するのか、そして何ができるのかを力強く語っています。ぜひ一度視聴してみてください。


それでもまだ、「隠すものがなければ恐れるものもない」という主張を信じますか? その理由は何でしょうか?

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