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TikTokは本当に危険?プライバシーとセキュリティを脅かす4つのリスク

最新ニュースを気軽にチェックしたり、話題のミームやトレンドを楽しんだりするなら、TikTokはぴったりのアプリです。しかし、その裏に「闇」は存在するのでしょうか?

TikTokはこれまで、プライバシー侵害やセキュリティ問題に関する数多くの噂の中心にありました。インドでは国内からの排除が決定し、アメリカ陸軍・海軍からも国家安全保障上の脅威だとして使用を禁止されています。

では、個人ユーザーとしてはどうなのでしょうか? プライバシーとセキュリティを重視する人にとって、TikTokは本当に危険な存在なのでしょうか?

なぜTikTokは「危険」と言われるのか

TikTokは、15秒〜60秒のショート動画を共有できる無料のSNSプラットフォームです。他の多くの商用SNSと同様に、TikTokもユーザーのデータや個人情報を収集しています。

無料サービスを利用する以上、ある程度の情報提供は仕方ないと考える人も多いでしょう。しかしTikTokは、度を越えたデータ収集を行っているとしてたびたび批判されており、ユーザーに深刻なセキュリティ・プライバシーリスクをもたらしていると指摘されています。

こうした懸念を受け、民間企業や米国政府機関の一部は、業務用端末へのアプリのインストールと使用を禁止しました。いち早く従業員に禁止を通達したのがAmazonですが、同社はすぐに方針を撤回。一方、金融サービス大手のウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)は撤回せず、禁止措置を維持しています。

TikTokの4つの危険性

それでは、一般ユーザーにとってTikTokには具体的にどのような危険があるのでしょうか?

1. 大量のデータを収集している

プライバシーに関心がない人にとっては、さほど気にならないかもしれません。しかしTikTokのデータ収集は、アプリ内でどんなコンテンツを「いいね」したりシェアしたりしたかを追跡して好みを把握するだけにとどまりません。

プライバシーポリシーによると、TikTokは「メッセージの作成、送信、受信の際に入力された情報」を収集すると明記しています。ここで注目すべきは「作成(composing)」という言葉です。つまりTikTokは、実際に送信したメッセージだけでなく、書いたけれど送信しなかった下書きの内容まで収集している可能性があるのです。

さらにTikTokは、ユーザーが許可したすべてのアクセス権限を活用し、スマートフォンの機種、画面解像度、OSのバージョン、電話番号、メールアドレス、位置情報、さらには連絡先リストまで取得します。

TikTokのユーザーデータはアメリカとシンガポールに保存されていますが、親会社であるByteDance(字節跳動)は中国企業です。中国の法律では、政府から要請されればデータを提出することが義務付けられています。

もちろん、TikTokが実際にデータを外部に提供したという確固たる証拠が見つかったわけではありません。しかし本質的に、TikTokはいつ爆発してもおかしくない「時限爆弾」のような存在なのです。

2. セキュリティの脆弱性だらけ

過去数年間で、セキュリティ研究者たちはアプリ内に複数の脆弱性を発見してきました。TikTokは大量の個人情報へアクセスできるため、ハッカーにとって格好の標的となっています。

ハッカーがTikTokを悪用する手口の一つは、ユーザーにテキストメッセージを送り付けてアカウントへのアクセス権を奪うものです。

もう一つの手口は、TikTokが動画配信により安全なHTTPSではなく、暗号化されていないHTTP接続を使用している点をつくものです。これによりサイバー犯罪者は、ユーザーのフィードを操作し、誤解を招く内容や不快なコンテンツを勝手に表示させることが可能になります。特に未成年ユーザーにとっては深刻な問題です。

3. データは他の誰かに使われているのか?

TikTokは動画(場合によっては音声)を共有するプラットフォームです。つまり、TikTokやByteDance自身がデータを収集していなくても、第三者が利用することは可能です。

ユーザー自身がアップロードした何百時間にも及ぶ動画は、人工知能(AI)や機械学習の開発にとってまさに「金鉱」です。そしてそれは、必ずしも良いことばかりではありません。

現状の顔認識技術やディープフェイクのアルゴリズムは、一般ユーザーに重大な脅威を与える段階にはありません。しかし、これほど質の高い学習データが揃っていることを考えれば、将来は個人にとっても厳しいものになる可能性があります。

4. 長期的な影響

TikTokを視聴者としてでもクリエイターとしてでも定期的に利用すれば、デジタルフットプリント(ネット上に残る足跡)は確実に増えていきます。これ自体が、フィッシング詐欺やストーカー行為のリスクを高める要因となります。

さらに将来的には、キャリア選択の妨げになる可能性もあります。例えば、高度なセキュリティが求められる政府関連の重要職などでは、外国企業があなたの極めて個人的で詳細な情報を握っていることが問題視されるかもしれないのです。

シェアする内容には十分注意を

プライバシーとセキュリティの観点から言えば、TikTokは自分が収集するデータについては比較的オープンに公表しています。それでも、アプリやサービスを利用する際は、プライバシーポリシーやセキュリティ規制はいつ変更されるかわからず、気がつけばデータが露出し、デバイスが危険にさらされている可能性があることを忘れないでください。

最初からセキュリティとプライバシーを重視しないアプリに対しては、過度な信頼を寄せず、必要以上の情報を共有しないことが賢明です。

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