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子どもに「After School」アプリを使わせてはいけない5つの理由

学校時代の記憶は、まだ鮮明に残っていますか?誰のスニーカーが一番高いかの言い争い、先生からの髪型や服装への苦言、そして絶え間ない噂話……。

その中でも特に「噂話」は、2014年11月にiOSおよびAndroid向けにリリースされた匿名投稿アプリ「After School(アフタースクール)」によって、21世紀のデジタル世界へと姿を変えました。

不気味なことに、このアプリのキャッチコピーは「告白や褒め言葉のための、楽しい匿名スクールニュース」と謳っています。これだけでも警戒心を抱く十分な理由になるでしょう。

本記事では、保護者が子どもにAfter Schoolアプリを使わせるべきではない理由を詳しく解説します。

After Schoolアプリの仕組み

After Schoolアプリは、各学校ごとに設けられた匿名の非公開掲示板を中心に構成されています。投稿は動画・画像・テキストのいずれかの形式で行え、同じ学校に所属するメンバーであれば、すべての投稿を閲覧可能です。ユーザーは投稿内で自ら個人情報を明かさない限り、誰なのか特定されません。

利用にはFacebookアカウントでのサインアップが必要です。これにより、プロフィール情報や友人関係をもとに、利用者がどの学校に通っているのかを確認する仕組みになっています。

1. いじめ(サイバーブリング)の温床になりうる

この種のアプリに対する最も分かりやすい批判は、いじめが発生する危険性です。

ここ数年、サイバーブリングは深刻な社会問題となっています。SNSの爆発的な普及により、嫌がらせは学校の廊下からウェブ上へと移り、大人の監視が行き届きにくい場所になってしまいました。

After Schoolアプリは、リリース当初、サイバーブリング対策の不備を理由に大きな批判を浴びました。殺到した苦情を受け、AppleのApp StoreとGoogle Playストアの両方から一時的に削除される事態となったのです。

その後、アプリは2015年4月に再リリースされました。現在では、モデレーターがすべての投稿を審査し、コンテンツの種類に応じてタグを付ける体制や、より厳格な年齢認証が導入されています。それでも、匿名性の高い場であることに変わりはありません。

2. 教師の手が届かない

教師は教室において、ある意味親代わりの役割を担ってきました。学校の子どもたちに対するケアの責任を負っているのです。

その責任範囲は、いじめへの警戒にとどまりません。学業についていけず悩んでいる子、容姿や体重を気にして落ち込んでいる子、学校外で問題を抱えている子、極端な行動の兆候を見せる子などがいれば、教師は介入して状況を改善しようとできます。

しかし、このアプリを使えば、子どもは教師にも親にも見られないところで不満を吐き出すことが可能です。実際、Recodeの報道によると、ミシガン州のあるユーザーが「銃を学校に持ち込む」と投稿し、警察とFBIによる調査が行われる騒ぎになりました。最終的には悪質ないたずらと判明しましたが、当局は投稿者を特定できませんでした。

3. 年齢・学校認証の脆弱性

確かに、年齢や学校の認証については、以前より厳格な管理体制が整備されています。しかし、認証の主要な手段は依然としてFacebookなのです。

これは明らかに問題の火種です。Facebookでは、子どもでも簡単に登録情報を偽ることができます。同サービスにはもともと未成年ユーザーが多いという課題があります。これにより、友人(あるいは敵対する相手)の学校の掲示板へアクセスし、匿名のまま好き勝手に荒らす可能性もあるのです。

さらに懸念されるのは、大人が子どもになりすましてアクセスを得るケースです。ネットに詳しい人なら、「15歳の学生」を装った偽のFacebookプロフィールを作成するのに5分もかからないでしょう。標的とする学校の生徒を数人友達に追加すれば、アクセス権を得られる可能性が高くなります。

4. 個人情報の扱いが不安

私たちは、政府による監視、スパイプログラム、プライバシーの侵食が日常化した時代に生きています。大人の情報だけでも十分に懸念材料なのに、保護者として、できる限り長く子どもをこうしたリスクから守る責任があるのではないでしょうか。

ここでもFacebookの利用が問題になります。アプリの公式サイトには「友人、学歴、位置情報を使用します(学校認証のため)」と記載されています。未成年者の私生活に関わるこれほど多くの情報を、なぜアプリが持つ必要があるのでしょうか。

仮に悪意のある(つまり金儲け目的の)用途に使われていないとしても、サーバーがハッキングされたらどうなるのでしょうか。アプリの匿名性は一瞬にして失われかねません。

5. なりすまし被害のリスク

学校認証のためにFacebookの情報を提供する必要があるとはいえ、一度アプリへのアクセスを得てしまえば、他人になりすますことは可能です。

昔からある「パーティーの住所が皆に拡散される」というシナリオを想像してみてください。そもそも誰が招待しているのか?本当にパーティーは存在するのか?主催者は招かれざる客が来ると知っているのか?自分の子どもの住所がこのように拡散されてよいと思う親はいないはずです。

ワシントン・ポストの取材に対し、ミシガン州中部のアイオニア高校に通っていた15歳のマイア・ビアンキさんは、次のように語っています。

「最初はみんな良いことを言ったり褒め合ったりしていたのですが、それがいつしかいじめに変わっていきました。あるユーザーが私の電話番号を『写真目当てに連絡せよ』という指示付きで投稿したのです。ウインクの絵文字やカメラ、水着のアイコンまで添えられていました。嫌がらせのメッセージを何度も受け取り、私は番号を変えるしかありませんでした」

自分の子どもに、こんな経験をさせたいと思うでしょうか?

高まるAfter Schoolアプリへの懸念

開発元は親しみやすくオープンなイメージを打ち出そうと努めていますが、問題は明らかに残っています。Googleで少し検索するだけで、否定的な報道や心配する保護者の声が数多く見つかるでしょう。

もしこのアプリがお子さまに何らかの影響を与えた経験があれば、良くても悪くても、ぜひコメント欄でお聞かせください。あなたの体験談をお待ちしています。

また、子どものネット利用の安全確保について詳しく知りたい方は、おすすめのファミリーセーフティツール&アプリ特集も併せてご覧ください。

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