コードジェネレーターなしでFacebookアカウントにログインする方法|2FA認証にアクセスできないときの対処法
Facebookは世界的に人気のあるSNSであるため、ハッカーにとって格好の標的となっています。そのため、強固なパスワードの設定はもちろん、二要素認証(2FA)を有効にしてセキュリティを一段階強化することが非常に重要です。
この追加のセキュリティ対策は大切ですが、何らかの理由で2FAのコードを受け取れない場合でも、諦める必要はありません。コードジェネレーターにアクセスできない状態でも、アカウントへ再ログインする方法はいくつか存在します。本記事では、その具体的な対処法を詳しく解説します。
SMSでログインコードを受け取る
もっとも手軽な2FAの方法の一つが、Authyのような認証アプリを使うことです。これらのアプリはランダムな6桁のコードを生成し、数百から数千ものウェブサイトへのアクセスを保護してくれます。非常にシンプルな方法ですが、スマートフォンやタブレットにアクセスできることが前提となります。
では、スマホを紛失して認証アプリにアクセスできなくなった場合はどうすればよいのでしょうか。最善策は、まず通常どおり2FAの手続きを開始することです。6桁のコード入力画面が表示されたら、「別の方法で認証する」(Need another way to authenticate?)というリンクをクリックしましょう。
すると、「ログインコードをSMSで送信する」といった別の認証オプションを選択できるので、コードが届くのを待ちます。また、プロフィールに登録済みの電話番号にFacebookから自動音声電話をかけてもらうことも可能です。万が一に備えて、プロフィールには予備の電話番号を登録しておくことをおすすめします。
承認済みデバイスを利用する
Facebookアカウントにアクセスする最も確実な方法の一つが「承認済みデバイス」の利用です。一度ログインしたことがあるデバイスでは、以降2FAによる認証を求められないためです。過去に別の端末でログインした経験があれば、その端末ならコードジェネレーターなしで再びサインインできる可能性があります。
コードジェネレーターにアクセスできない状況に陥ったら、この方法をぜひ試してみてください。しばらく使っていないデバイス、アプリ、ブラウザがあれば、それでログインを試み、「ブラウザを保存する」(Save Browser)オプションを選択しておくと、今後もログイン状態が維持されます。
もちろん、一度もログインしたことのないデバイスで2FAが有効になっている場合は、2FAまたは電話認証なしでサインインすることはできません。
リカバリーコードを取得する(PC編)
二要素認証を設定する際、一組のリカバリーコードを受け取ることができます。このリカバリーコードは、コードジェネレーターが使えなくなったときにアカウントへアクセスする貴重な手段になります。設定手順は以下のとおりです。
1. Facebook右上の下向き矢印をクリックし、「設定とプライバシー」→「設定」を選択します。
2. 「セキュリティとログイン」を選択し、「二要素認証」セクションを見つけて「二要素認証を使用」をクリックします。すでに2FAを設定している場合、初めてリカバリーコードを作成するときはコードジェネレーターでの認証が必要です。まだ2FAを設定していない場合は、パスワードの入力だけで進められます。
3. 画面下部の「リカバリーコード」の横にある「設定」→「コードを取得」をクリックします。すでにコードを設定済みの場合は、「管理」→「コードを表示」を選びましょう。重要なのは、表示される10個のコードを必ずコピー、スクリーンショット、またはメモとして保存しておくことです。各コードは一度しか使用できませんが、同じ手順で「新しいコードを取得」をクリックすれば再発行できます。
コードジェネレーターを紛失しても、これらのリカバリーコードがあれば迅速かつ安全にアカウントへ再アクセスできます。
信頼できる連絡先を設定する
Facebookアカウントから締め出され、二要素認証でログインできない場合、事前に登録しておいた「信頼できる連絡先」からログイン用リンクとコードを受け取る方法もあります。
PCでFacebookを利用している場合は、右上のドロップダウンメニューから「設定とプライバシー」→「設定」→「セキュリティとログイン」へ進みます。
「ロックアウトされた場合に連絡する3〜5人の友人を選択」という項目までスクロールし、最も信頼できる友人を選びましょう。
スマートフォンの場合は、Facebookアプリ右上の三本線メニュー(ハンバーガーメニュー)アイコンをタップし、「設定とプライバシー」→「設定」→「パスワードとセキュリティ」へ進みます。
次に、「ロックアウトされた場合に連絡する3〜5人の友人を選択」までスクロールし、信頼できる連絡先のリストを選択します。
Facebookアカウントが乗っ取られた場合の対処法
ハッキング被害やアカウント乗っ取りに気づいたら、まず facebook.com/hacked にアクセスしてください。ここで状況を報告したり、一覧に該当する問題がない場合のオプションを選択したりできます。選んだオプションごとに、アカウントを保護するための異なる手順が案内されます。
この手順は、まだアカウントにアクセスできるものの、見覚えのない投稿や不審なアクティビティなど、第三者に不正アクセスされた兆候が気になる方に適しています。
2FAによってアクセスできない場合
ハッカーが2FAを有効化してあなたを締め出しているためにログインできない場合は、Facebookのセキュリティ関連ページへ誘導されます。「セキュリティチェックによりログインできない」(Security Checks Preventing Login)ページがその入口で、2FAなどのセキュリティチェックが原因でログインできない場合の出発点として適切です。
問題の詳細説明と、必要に応じてスクリーンショットを添えて送信し、Facebookからの返答を待ちましょう。残念ながらFacebookはすべての申請に対応するとは明言していないため、これだけに頼らず複数の手段を併用することが重要です。
返答を待つ間、同じ内容のメールを繰り返し送信するのも一つの方法です。以下のテンプレートを参考に、メール本文にコピーして活用してください。
「こんにちは。私の名前は◯◯◯◯です。メールアドレスは◯◯◯◯、Facebook IDは◯◯◯◯です。私のFacebookアカウントは◯月◯日にハッキングされました。本人確認後、パスワードの再設定は完了しましたが、ハッカーが2FAを設定したため、自分のアカウントにログインできず、ログイン用コードにもアクセスできない状態です。本人確認のため身分証明書の画像を添付します。アカウントの2FAを無効にしていただき、再度ログインできるようにしていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。」
本人確認を行う
Facebookアカウントがハッキングされたと知ると大きなショックを受けるものです。ハッキングの状況はさまざまですが、ここではよくあるケースとその対応方法を紹介します。
まず、ハッカーにメールアドレスと電話番号を変更され、さらに二要素認証を設定されてしまったケースから見ていきましょう。
1. まず、既存のFacebookブラウザログインやアプリを利用して、別のメールアドレスをアカウントに追加します。「パスワードをお忘れですか」をクリックし、「アクセスできない」オプションを選択します。そうすることで、別のメールアドレスの追加と身分証明書の提出が可能になります。
上記の手順がうまくいかず、すでにログアウトされている場合は、再度ログインを試みてください。2FAコードの入力を求められたら、「携帯電話を持っていません」を選択し、「お問い合わせ」から先ほど使用したのと同じメールアドレス(Facebookアカウントに関連付けられていないアドレス)を入力します。
2. 身分証明書を提出し、返信を待ちます。Facebookは比較的迅速に対応してくれる傾向があり、予備のメールアドレスにコードを送付してくれるので、パスワードを変更してログインできます。なお、届いたメール内のリンクはクリックせず、パスワード部分をコピー&ペーストしてログインするのがポイントです。
3. この段階でも2FAにつまずくことがあります。その場合は、スマートフォンのブラウザを使って、上記と同じ手順で再度身分証明書を提出してみてください。IDが再確認されれば、コピー&ペーストした一時パスワードでログインできるようになります。
注意すべき点として、身分証明書の提出が却下されるのはFacebookでは珍しくないという声が多くあります。もし拒否された場合は、公的機関発行の身分証明書(運転免許証が最適)が受理されるまで根気よく再提出を続けましょう。証明書の四隅すべてが影なく写っていることも重要です。なお、この審査はAIによって自動的に行われるため、人間が確認しているわけではありません。複数回のアップロードが必要になるのはこのためです。
まとめ
メールやFacebookといった個人的なアカウントへのアクセスを失うのは、誰にとっても恐ろしい出来事です。こうしたプラットフォームは生活に深く根ざしているため、ログインできないと「ハッキングされたのではないか」「個人情報を盗まれたのではないか」と不安になってしまうでしょう。しかし幸いなことに、コードジェネレーターがなくてもFacebookにログインする方法は複数存在します。本記事で紹介した対策を事前に準備しておけば、いざというときにも落ち着いて対応できるはずです。
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