BIOSTAR H61MGVマザーボードの復活劇:わずかな手間で実現した費用対効果の高い修理
Jestine Yong 著|2016年11月17日

ある日、同僚がとても困った様子で私のもとへやって来ました。彼のマザーボード「BIOSTAR H61MGV Ver.7.0」が故障してしまったというのです。購入してまだ数ヶ月しか経っていないほぼ新品のマザーボードなのに、映像出力がまったくされなくなったそうです。すでに別の技術者に診てもらい、「新しいマザーボードを買い替えるしかない」という結論が出ていたとのこと。
私の国ではこうした技術サービスは非常に高額です。そこで私は「ひとまず一緒に見てみよう」と提案しました。
点検の第一歩:電源出力の確認

最初に行ったのは、スイッチング電源(SMPS)の全出力電圧のチェックです。結果はすべて正常。一見したところ、マザーボード上に膨らんだ電解コンデンサも見当たりません。
ひらめいた解決策
そこでふとアイデアが浮かびました。「PCI Expressグラフィックカードを取り外して、モニターをマザーボード内蔵のVGA端子に直接つないでみたらどうだろう?」
すると、このポートに接続したディスプレイにきちんと映像が出力されたのです(残念ながら写真を撮り忘れました)。画面が表示された瞬間、同僚は大喜び。これでマザーボード本体は正常に動作しており、原因はグラフィックカード側にあることが確定しました。
グラフィックカードのメンテナンス
次に取りかかったのは、グラフィックカード「GIGABYTE GV-N210D3-1GI Rev.3.0」の修理です。作業内容は以下の通りです。
- 冷却性能回復のため、サーマルコンパウンド(熱伝導グリス)を塗り直し
- 金メッキの接点(エッジコネクタ)を消しゴムとブラシで入念に清掃


カードをPCI Expressスロットに挿し込み、PCの電源を入れると――完璧に動作しました!
まとめ:忍耐と献身こそが修理の鍵
個人的には、今回のケースはごくシンプルな修理だったと思います。しかし本当に重要なのは、問題を解決したいという修理担当者の忍耐と献身です。もし根気よく調査していなければ、このマザーボードは今頃ゴミ捨て場行きとなり、所有者は新品購入のために多額の出費を強いられていたでしょう。

この記事は、キューバから参加している当サイトの「マスター著者」の一人、Humberto Rodriguez氏によって執筆されました。
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