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Raspberry PiにオープンソースAIアシスタント「Mycroft」をインストールする方法

AlexaやGoogle Homeに代表されるスマートスピーカーは、今や家庭に欠かせない存在になりつつあります。近い将来、ほぼすべての家庭にAIアシスタントが一台ずつ置かれている——そんな未来もそう遠くないかもしれません。

しかし、「巨大企業に自宅の音声を常時送信したくない」「自分で組み立てて仕組みを学びたい」と考える人も少なくありません。そんなニーズに応えるのが、オープンソースのAIアシスタントMycroftです。MycroftはAlexaやGoogle Assistantに対抗することを目指して開発されているプロジェクトで、まだ発展途上ではあるものの、活発に開発が続けられています。

何より嬉しいのは、Mycroftが世界的に人気のシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」をベースとしている点です。手頃な価格のPiさえあれば、誰でも自分専用のAIアシスタントを構築し、実際に試すことができます。

用意するもの

Raspberry PiにオープンソースAIアシスタント「Mycroft」をインストールする方法

Mycroftの全機能を快適に使うには、以下のアイテムをそろえておきましょう。

  • Mycroftイメージを書き込んだmicroSDカード
  • Raspberry Pi 3
  • Pi用のMicro USB電源ケーブル
  • USBスピーカー(スピーカーとマイクが一体になったタイプでも可)
  • USBマイク

ステップ1:OSイメージをダウンロードする

Raspberry PiにオープンソースAIアシスタント「Mycroft」をインストールする方法

Mycroft公式では、Raspberry Pi用にすぐ使えるディスクイメージを配布しています。公式サイトからイメージファイルをダウンロードしましょう。リンク切れなどでダウンロードできない場合は、プロジェクトのダウンロードページを確認してください。

ステップ2:書き込みツール「Etcher」をインストールする

次に、microSDカードへイメージを書き込むためのツールを準備します。Etcherは、直感的な操作性で定評のあるイメージ書き込みソフトです。Etcher.ioにアクセスし、お使いのOSに対応したバージョンをダウンロード・インストールしてください。インストーラーはシンプルなので、画面の指示に従って進めるだけで完了します。

ステップ3:microSDカードにイメージを書き込む

Raspberry PiにオープンソースAIアシスタント「Mycroft」をインストールする方法

microSDカードをPCのカードリーダーに挿入し、Etcherを起動します。使い方は非常にシンプルで、以下の手順だけです。

  1. 書き込むイメージファイルを選択
  2. 書き込み先のmicroSDカードを選択
  3. 両方が正しいことを確認したら書き込みを実行

書き込みには数分かかりますが、完了するとEtcherが通知してくれます。作業前に選択内容をよく確認すれば、失敗の心配はほとんどありません。

ステップ4:Mycroftアカウントを作成する

Raspberry PiにオープンソースAIアシスタント「Mycroft」をインストールする方法

Mycroftにはアカウントシステムがあり、デバイスの管理や、より精度の高い情報の取得が可能になります。「アカウント登録=広告目的」というわけではなく、あくまでオープンソースプロジェクトの一機能です。Piの組み立てを始める前に、公式サイトでアカウントを作成しておきましょう。

ステップ5:Raspberry Piを組み立てる

イメージの書き込みが完了したら、microSDカードをPCから取り外し、Raspberry Piに挿入します。続いて、スピーカーとマイクをPiのUSBポートに接続し、最後に電源ケーブルを差し込めば、Mycroftが起動を始めます。

ステップ6:起動して初期設定を完了させる

電源を入れると、Mycroftはすぐに起動し、話しかけてきます。まず6桁のペアリングコードが読み上げられるので、それを指定されたWebページ(MyCroftアカウントのデバイス連携ページ)に入力して、デバイスをアカウントにリンクさせます。

連携が完了すると、残りのセットアップは自動的に進みます。セットアップが終わったら、さっそく内蔵のコマンドを試してみましょう。Mycroftでは、これらのコマンドを「スキル(Skills)」と呼びます。スキルは日々増え続けており、一覧はプロジェクトのGitHubで確認できます。コミュニティによって作成されたスキルも多数公開されているので、飽きることはないでしょう。

まとめ

以上で、Raspberry Piを使った自作AIアシスタントの完成です。Mycroftは現在も活発に開発が進められているプロジェクトのため、仕様が変わったりバグが残っていたりする可能性があります。もし気に入ったら、プロジェクトへのコントリビュートや、オリジナルスキルの開発にも挑戦してみてください。オープンソースならではの自由度が、あなたのAIライフをさらに広げてくれるはずです。

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