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Raspberry Pi にOSをインストールする方法【初心者向け完全ガイド】

Raspberry Piには複数のモデルがありますが、初心者にとっては「Raspberry Pi 3 Model B+」が最新・最速で、最も扱いやすいおすすめのモデルです。Raspberry Pi 3 Model B+にはWi-FiとBluetoothが最初から搭載されているため、初期設定以外に追加のドライバーやLinuxの依存パッケージをインストールする必要はありません。Raspberry Pi ZeroやZero Wはより小型で消費電力も抑えられますが、携帯性を重視したプロジェクト向きです。一般的には、まずRaspberry Pi 3で始めて、用途が広がってきた段階でRaspberry Pi Zeroへ移行するのがスムーズな進め方といえます。

用意するもの

Raspberry Piを始めるために必要なアイテムは以下の通りです。

  1. Raspberry Pi 3 Model B+
  2. 2.5A以上の出力があるmicro USB電源アダプター(micro USB対応のスマートフォン充電器でも代用可能)
  3. 8GB以上の容量があるmicroSDカード。16GBや32GBなら、OSをインストールするスペースに加え、後からファイルを追加する余裕も十分あるため、理想的なサイズです。
  4. 初期設定用のUSBマウスとUSBキーボード
  5. HDMI接続できるテレビまたはパソコンモニター

その他、あると便利なオプション品として、Raspberry Pi用のケース、イーサネットケーブル、ヘッドフォンやスピーカーなどがあります。特にケースは、落下から基板を守るために重要です。実際に筆者もRaspberry Piを落として基板を割ってしまい、買い直す羽目になった経験があります。必須ではありませんが、「いざというとき」のために用意しておくと安心です。

Raspberry Pi ZeroとZero Wを除く大型モデルには標準的なEthernetポートが搭載されており、ルーターに直接接続できます。Raspberry Pi Zeroをインターネットに接続する場合は、USB-Ethernet変換アダプターが必要です。幸い、Raspberry Pi 3 Model B+とPi Zero WはWi-Fiにワイヤレス接続できます。とはいえ、通信トラブルに備えて、筆者はEthernetケーブルでルーターに有線接続しています。サウンド出力についてはまだ活用していませんが、必要になった場合に備えて、Raspberry Pi 3 Model B+には3.5mmのヘッドフォンジャックも用意されています。

必要なパーツが揃ったら、次はmicroSDカードのセットアップです。microSDカードには、OSや動作に必要なファイルが格納されます。microSDカードがないと、Raspberry Piは動作しません。

インストール可能なOS一覧

Raspberry Piに安定してインストール・実行できる主なOSは以下の通りです。

Ubuntu MATE
Snappy Ubuntu Core
Windows 10 IoT Core
OSMC
LibreELEC
PiNet
RISC OS
Weather Station
IchigoJam RPi

Raspberry Pi公式は、Raspberry Pi専用に開発されたLinuxベースのOS「Raspbian」の使用を推奨しています。また、初心者でも扱いやすい「NOOBS」というインストーラーも用意されています。ここでは例として、NOOBSを使ってmicroSDカードにOSをインストールする手順を紹介します。

NOOBSをダウンロードする

NOOBSをダウンロードしてmicroSDカードにインストールするための手順は以下の通りです。

Raspberry Pi公式サイトのダウンロードページにアクセスします。
赤い矢印で示された「NOOBS」のボックスをクリックします。
Raspberry Pi にOSをインストールする方法【初心者向け完全ガイド】
緑の矢印で示された場所からNOOBS.zipファイルをダウンロードします。
Raspberry Pi にOSをインストールする方法【初心者向け完全ガイド】
NOOBS.zipは、後でアクセスしやすい場所に保存しておきましょう。microSDカードのフォーマットが完了したら、zipファイルを展開して中身をmicroSDカードにコピーします。

microSDカードをフォーマットする

次に、microSDカードを準備します。microSDカードを準備する最良の方法は「SD Formatter」を使うことです。SD FormatterはSD Associationが提供する公式のSDカードフォーマットツールで、Windows版とMac版が公開されており、公式サイトからダウンロードできます。

インストールが完了したら、SD Formatterを使ってSDカードをフォーマットします。パソコンにmicroSDカードスロットがあれば、そこに直接挿入してフォーマットできます。ない場合は、USB接続のmicroSDカードリーダーを使用してください。フォーマットが完了したら、NOOBS.zipの中身をmicroSDカードに展開・コピーする準備は整いました。

NOOBS.zipからファイルを取り出し、microSDカードにコピーする手順は以下の通りです。

  1. ダウンロードしたNOOBS.zipファイルを見つけます。
  2. NOOBS.zipを右クリックして、「ファイルを展開」を選択します。
  3. 展開が完了したら、すべてのファイルを図のようにmicroSDカードにコピーします。

Raspberry Pi にOSをインストールする方法【初心者向け完全ガイド】

ファイルのコピーが完了したら、パソコンからmicroSDカードを取り外します。いよいよmicroSDカード、USBキーボード、USBマウス、HDMIケーブル(対応するテレビまたはモニターへ)、そして最後に電源をRaspberry Piに接続して起動しましょう。

周辺機器をRaspberry Piに接続する

Raspberry Pi にOSをインストールする方法【初心者向け完全ガイド】

基本的なルールとして、電源は必ず最後に接続することをおすすめします。OSはmicroSDカード上にあるため、OSが起動した後に周辺機器を接続すると、正しく認識されない場合があります。もうひとつ覚えておきたいのは、Raspberry Piには電源スイッチが搭載されていないという点です。電源スイッチやポータブルバッテリーを自作して取り付けることも可能ですが、それらはまた別のプロジェクトになります。現状、Raspberry Piの電源オン/オフは、OS経由で行うか、電源ケーブルを抜き差しする方法しかありません。

Raspberry Piの電源を入れると、2つのライトが点灯するはずです。赤色ライトは通電を示し、緑色ライトは点滅します。これはRaspberry PiがmicroSDカード上のNOOBSファイルを読み込んでいることを意味します。その後、Raspbianのデスクトップが表示され、残りのセットアップを完了させることができます。これで作業は完了です!

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