スマートテレビの初期設定ガイド:開梱後すぐにやっておきたい基本設定まとめ

新しいスマートテレビを箱から出したばかり、という方も多いのではないでしょうか。3Dテレビや曲面テレビは一時的なブームに終わりましたが、アプリが使えて家の中の他の機器と連携できる「パソコンのようなテレビ」というコンセプトは、今や定着しています。外見は普通の(非常に薄型の)テレビと変わりませんが、スマートテレビの中身はむしろコンピューターに近く、思い通りに使いこなすには多少の初期設定が必要です。
この記事では、新品のスマートテレビをセットアップする際に最初に行うべき作業——ファームウェアの更新から、画質の調整まで——を順番に解説していきます。
前提となる基本設定
すべてのスマートテレビには、ネットワークへの接続やアカウント作成などの基本手順を案内してくれる初期セットアップ画面が用意されています。この記事は、その基本的なセットアップがすでに完了し、テレビがインターネットに接続済みであることを前提として進めます。
テレビのソフトウェアを最新に更新する
スマートフォンやパソコンと同じように、スマートテレビにも継続的にアップデートが配信されます。OSの動作を安定させたり、バグを修正したり、UIを改善したり、時には新機能が追加されることもあります。

更新の確認方法は、リモコンで「設定」メニューを開き、「サポート」や「本体情報」といった項目から「ソフトウェア更新」または「更新」を選択します。あとは指示に従えば、アップデートがインターネット経由でダウンロードされ、自動的にインストールされます。
HDMI接続デバイスをホーム画面に登録する
初期設定が完了したら、スマートリモコンの「ホーム」ボタンまたは「Smart」ボタンを押してみましょう。テレビにプリインストールされているアプリの一覧がメニューやポップアップで表示されるはずです。
ケーブルTVチューナー、Chromecast、Blu-rayプレーヤーなどの外部機器をお持ちなら、それらもホーム画面のアプリ一覧に並べておくのが理想です。そうすれば、従来のように「入力切替」ボタンで何度も切り替えることなく、ホーム画面から直接各デバイスへ移動できるようになります。

具体的な操作方法はスマートテレビのOSによって異なりますが、スマートリモコンで「入力」や「Source」の項目に移動すると、HDMI接続された機器を検索してホーム画面に追加できる機能が用意されていることがほとんどです。
画質設定を自分好みに調整する

スマートテレビには、視聴体験を向上させるための多彩な画像設定が搭載されています。メインのリモコンにある「設定」や「Menu」ボタンから「画像」項目を開けば、すべてのオプションにアクセスできます。
たとえばゲーム機を接続する場合は「ゲームモード」をオンにすると、入力遅延を大幅に減らせます(ただしテレビの性能によっては、引き換えに画質が低下する場合があります)。また、接続するデバイスごとに、コントラストや色味などを個別に調整しておくのもおすすめです。
最近のスマートテレビの多くに搭載されている「自動明るさ調整」機能は、部屋の明るさを測定して画面の輝度を自動的に最適化してくれる便利な機能です。画面がまぶしすぎたり暗すぎたりすることがなくなるので、オンにしておくことをおすすめします。

一方、賛否が分かれる機能もあります。まず「モーションスムージング」です。HDスポーツ中継では滑らかな映像が楽しめる一方、映画やドラマではリフレッシュレートが高くなりすぎて、不自然に「早送り感」が出ることがあります。
また「HDR+」は、ソフトウェア処理でHDR風の表現を再現する機能ですが、効果にはムラがあり、リフレッシュレートに干渉することもあります。オンとオフを切り替えながら、自分にとって見やすい方を選びましょう。
スマートフォンをテレビのリモコン代わりにする

主要なスマートテレビブランドはいずれも、AndroidおよびiOS向けの専用アプリを公開しており、スマートフォンをスマートリモコンとして使えるようになっています。
アプリの完成度はメーカーによって差がありますが、多くの場合、番組表の閲覧、アプリの起動、音量やチャンネルの操作などが行えます。App StoreやGoogle Playストアでお使いのテレビに対応したアプリを探してみてください。
まとめ
ここまでの設定が終われば、あとは自由にスマートテレビを探索してみましょう。同じメーカーのスマート家電と連携させれば、さらに快適なスマートホーム環境が構築できます。プリインストールされているアプリは完全にアンインストールできませんが、非表示にすることは可能です。ぜひいろいろ試して、自分だけの視聴スタイルを見つけてください。
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