Macで使える便利なスマートフォルダ8選!作成・編集・削除の方法も徹底解説
macOSの「スマートフォルダ」は、最も活用されていない機能のひとつです。しかし実際には、Mac上のファイル探しを格段に楽にしてくれる強力なツールなんです。
スマートフォルダを使いこなせば、膨大な時間を節約でき、Macとの付き合い方そのものが変わります。ただし、適切に設定するにはいくつかの手順が必要です。
この記事では、Macユーザー向けにスマートフォルダの使い方を完全解説します。まずは、スマートフォルダとは何かについて見ていきましょう。
スマートフォルダとは?
意外に思われるかもしれませんが、Macのスマートフォルダは実は「フォルダ」ではありません。その正体は保存された検索条件(スマート検索)です。ただし、macOSはこれらの保存された検索をフォルダのように表示するため、見つけやすくアクセスしやすくなっています。
スマートフォルダを作成するときは、1つまたは複数のプロパティ(属性)を選択します。するとmacOSがすべてのファイルをスキャンし、条件に一致するものだけを1つのフォルダに表示してくれます。ファイルがコンピュータ内のどこに保存されていても関係ありません。
それでは、欲しいファイルを1か所に集めるためのスマートフォルダの作り方を見ていきましょう。
スマートフォルダの基本的な使い方
Finderウィンドウを開き、ファイル > 新規スマートフォルダを選択します。
新しいウィンドウが開き、通常は表示されない検索バーが現れます。このMac、現在開いているFinderフォルダ、共有ファイルのいずれかを検索対象として選べます(このMacを選択すると、コンピュータ上のすべてのファイルが検索対象になります)。
検索条件を作成するには、ウィンドウ右側のプラス(+)ボタンをクリックします。
2つのメニューが表示されます。この例では種類と任意ですが、環境によっては名前と一致するなど、別の組み合わせが表示されることもあります。どの組み合わせでも、以下の手順は同じように使えます。
種類をクリックすると、検索パラメータの一覧が表示されます。これは実行したいスマート検索のタイプです。デフォルトの選択肢は、種類(ファイル形式)、最後に開いた日付、変更日、作成日、名前、内容などです。
その他を選ぶと、さらに多くのオプションが利用できます。これについては後ほど詳しく説明します。
2番目のメニューの選択肢は、1番目で何を選んだかによって変わります。種類を選んだ場合はフィルタリング可能なファイル形式が、変更日を選んだ場合は期間に関するオプションが表示されます。
今日を選択すると、今日編集したすべてのファイルが表示されます。
スマートフォルダの保存とアクセス方法
画面右側のプラスボタンをクリックして条件を追加すれば、検索をさらに細かく調整できます。たとえば種類/イメージ/PNGを選択すれば、「今日編集したPNG画像だけ」を表示できます。
スマートフォルダを保存するには、画面右側の保存をクリックします。デフォルトの保存先はユーザ > ライブラリ > Saved Searchesフォルダです。
Finderのサイドバーにスマートフォルダを追加すれば、素早くアクセスできるようになります。
なお、スマートフォルダは好きな場所に保存できます。ユーザ > ライブラリ > Saved Searchesは必ずしも便利な場所ではありません(ライブラリフォルダはデフォルトで非表示になっているため)。ただ、すべてを同じ場所にまとめておけるというメリットがあります。
非表示のライブラリフォルダが見えない場合は、ターミナルに以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
open ~/Library/Saved\ Searches
これでSaved Searchesフォルダが開きます。保存したスマートフォルダ、あるいはSaved Searchesフォルダ自体をFinderのサイドバーに登録しておけば、時間の節約になります。
スマートフォルダの削除方法
Macのスマートフォルダを削除するのは簡単です。上記のターミナルコマンドなど任意の方法でSaved Searchesフォルダを開き、不要なスマートフォルダを選択してゴミ箱に入れるだけです。
サイドバーからは項目を直接削除できないので、この方法を覚えておくか、サイドバーにSaved Searchesフォルダへのショートカットを作っておきましょう。
スマートフォルダの編集方法
スマートフォルダの検索条件は、数回のクリックで変更できます。スマートフォルダを開き、メニューバーの歯車アイコンをクリックして検索条件を表示を選択します。
あとは通常通りに条件を編集するだけです。
その他のスマートフォルダ検索オプション
先ほど検索条件を確認したとき、最後の選択肢がその他でした。ここでは、その詳細を見ていきましょう。
このオプションを選択すると、非常に多くの検索条件が利用可能になります。すべてを挙げることはできませんが、チャットサービス、アルファチャンネルの有無、カスタムアイコンの有無、写真の露出時間、音楽ジャンル、作成組織などの属性を含めることができます。
検索バーを使えば、目的の属性をすばやく見つけることもできます。属性を使用するには、それを選択してOKをクリックします(メニュー内チェックボックスにチェックを入れると、ドロップダウンメニューにも表示されるようになります)。
次に、これらの属性を活用した具体例をいくつか紹介します。
今すぐ使えるおすすめスマートフォルダ8選
スマートフォルダを最大限に活用したいですか? 今すぐ始められる8つの活用例を紹介します。
1. 1GBを超える大容量ファイル
Macのドライブ容量を圧迫している大きなファイルを一掃したいなら、ファイルサイズオプションを使ってサイズを1GB(または任意のサイズ)に設定しましょう。
2. 削除すべきDMGインストーラ
アプリをたくさんインストールしていると、ディスクイメージ(DMG)ファイルがどんどん溜まっていきます。ファイル拡張子/dmgの保存済み検索を使えば、これらを簡単にすべて見つけられます。
3. 長らく開いていないアプリ
種類/アプリケーションと最後に開いた日付を組み合わせれば、一定期間開いていないアプリを一覧表示できます。この例では、数か月間開いていないアプリを表示しています。
そろそろMacの大掃除をするタイミングかもしれませんね!
4. iPhoneで撮影した写真
種類/イメージにデバイスの製造元属性を追加することで、Apple製デバイスで作成された画像だけに絞り込めます。私の場合、ほぼすべてがiPhoneの写真でした。デバイスのモデルでさらに絞り込めば、より具体的な検索も可能です。
5. 特定のタグが付いたファイル
macOSでのタグ付けは、データを整理しておくのに非常に便利な方法です。スマートフォルダを使えば、特定のタグが付いたファイルだけを抽出できます。複数のタグを組み合わせたり、タグ付きの特定のファイル形式を検索したりと、さまざまな属性の組み合わせを試してみてください。
6. 最近作成した書類
過去1週間や1か月以内に作成したファイルをすべて確認したいなら、作成日属性を使えば簡単に期間を指定できます。
7. すべてのメディアファイル
Optionキーを押しながら操作すると、画面右側のプラスボタンが3つの点(…)に変化します。この点をクリックすると、論理演算子(Boolean演算子)を使ったスマートフォルダが作成できます。これを利用すれば、複数のスマート検索の結果を含むフォルダを作れます。
この例では、ファイルの種類がイメージ、ムービー、ミュージックのいずれかに該当すれば、スマートフォルダに表示されます。このテクニックを使えば、さまざまなファイルの組み合わせを取得できます。
8. 重複したダウンロードファイル
macOSは同じファイル名のファイルを検出すると、括弧付きの数字を末尾に追加します。「(1)」「(2)」「(3)」といった文字列がファイル名に含まれるファイルを論理検索で探せば、場所を問わず重複ファイルを見つけられます。
他のアプリでもスマートグループ化を活用しよう
スマートフォルダを作成したら、macOSのスマート機能を他のアプリでも活用してみましょう。スマートグループフィルタのチュートリアルでは、スマート連絡先リスト、スマートフォトアルバム、スマートメールボックスの作り方を紹介しています。
Macのチュートリアルをお探しの方は、Numbers for Macでインタラクティブなグラフやチャートを作成する方法もぜひチェックしてみてください。
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