Webカメラがハッキングされているか確認する5つのチェックポイントと対策法
誰かがあなたのPCのWebカメラを勝手に操作することを「カムフェクティング(camfecting)」と呼びます。これは、信頼できる提供元からダウンロードしたつもりでインストールしたウイルスによって引き起こされることがあります。
カムフェクティングされると、相手側の人物は自由に写真や動画を撮影できてしまいます。ここでは、Webカメラがハッキングされているかどうかを見分けるためのサインを紹介します。
1. LEDライトが点滅している
Webカメラがハッキングされた際によく見られる症状のひとつが、カメラ横のLEDライトの点滅です。このライトはWebカメラが動作中であることを示しています。何もしていないのにカメラが起動している場合は、その原因を突き止める必要があります。原因としては、PCにインストールされたアプリや、ブラウザに追加した拡張機能などが考えられます。
確認するには、ブラウザやバックグラウンドで動作しているアプリも含めて、アプリケーションをひとつずつ閉じていきましょう。特定のアプリを閉じた瞬間にLEDが消えれば、犯人はそのアプリだと特定できます。
ブラウザを閉じたときにLEDが消えた場合は、ブラウザの拡張機能が原因である可能性があります。拡張機能をひとつずつ無効化していき、原因となっているものを特定しましょう。

2. Webカメラ起動時にエラーメッセージが表示される
Webカメラを起動しようとしたときに「すでに使用中です」といったエラーメッセージが表示され、しかも自分ではカメラを使うアプリを意図的に起動していない場合、それはハッキングの兆候かもしれません。
デスクトップでタスクマネージャー(Linux/macOSの場合はシステムモニター)を開き、実行中のアプリを確認しましょう。ひとつずつ終了させて、原因となるアプリを特定します。頑固に終了しない場合は「強制終了」「タスクの終了」を選択してください。最後に、不要なアプリであればアンインストールしておきましょう。

カメラを使用するアプリをすべてアンインストールしても使用中のエラーが続く場合は、ウイルス駆除を行う必要があります。
3. タスクマネージャーでWebカメラの動作を確認する
インジケーターライトが点いていなくても、念のためWebカメラが動作していないか確認したい場合は、タスクマネージャー(Linux/macOSではシステムモニター)を使いましょう。タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選択します。

タスクマネージャーは通常「プロセス」タブで開きます。開かない場合はプロセスタブをクリックすると、リストに表示されているアプリが現在実行中のものです。リストにWebカメラ関連の項目があれば、右クリックして「タスクの終了」を選択しましょう。
また、「winlogon.exe」というプロセスは通常1つだけ存在するはずです。もし2つ表示されている場合は、ネットワークから切断した上で、アンチウイルスソフトでPC全体をスキャンしてください。その後、再びプロセスタブを開き、Webカメラが「勝手に」動作していないか確認しましょう。
4. Webカメラが不自然に動いていないか?
最近のWebカメラには、上下左右に回転したりズームイン・ズームアウトしたりできるものがあります。自分が操作命令を出していないのにカメラが勝手に動いているのに気づいたら、遠隔操作されているのはほぼ間違いありません。
5. 覚えのないファイルを探す
作成した覚えのない音声ファイルや動画ファイルが見つかった場合、それはWebカメラがハッキングされている証拠かもしれません。普段録画したときにカメラが生成する保存先フォルダを確認し、自分が作成していないファイルがないか探してみましょう。
今後の攻撃から身を守る方法
Webカメラが少し心配で、あまり使わないという方は、テープで覆ってしまうのが最も手軽な自衛策です。こうすれば誰にも録画や撮影をされることはありません。仮に撮影されても、映るものはほとんどありません。

また、可能であれば最新版のアンチウイルスソフトを使って、定期的にシステム全体をスキャンしましょう。スキャンする前に、PCをセーフモードで起動するのがおすすめです。Cortanaの検索ボックスにmsconfigと入力してEnterキーを押すことで実行できます。
「システム構成」画面が開いたら「ブート」オプションに移動し、「セーフブート」を選択します。「OK」をクリックしてPCを再起動すると、セーフモードで起動します。

スキャンで感染が検出された場合は、それらのマルウェアについて調べ、Webカメラ乗っ取りに悪用された報告があるかどうかを確認してみてください。
さらに、知らない人から届いたメールに含まれるリンクには十分注意しましょう。デジタルセキュリティを危険にさらすくらいなら、そのメールを削除する方が賢明です。
無料Wi-Fiスポットの利用はできる限り避けましょう。どうしても使う必要がある場合はVPNを利用してください。ただし無料VPNサービスは速度が遅く安全性も低いため、避けるのが無難です。
まとめ
PCの安全を守る上で、注意しすぎるということはありません。上記のポイントを実践して、Webカメラがハッキングされていないか定期的に確認し、安全なデジタルライフを送りましょう。
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