USBポートの電力出力を確認する3つの方法【Windows標準機能・無料ソフト・テスター】

USBポートの充電が遅い、あるいは仕様どおりに動作していないように感じたことはありませんか?接続した機器に必要な電力が十分に供給されていないと感じたら、Windowsの標準機能、サードパーティ製アプリ、またはUSBテスター(電圧計)を使って、ポートの出力電力を簡単に調べることができます。
Windowsの標準機能で確認する方法
Windowsでは、デバイスマネージャーを使ってUSBポートの電力供給能力を確認できます。Windows 10での手順は以下のとおりです。
1. タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力します。タスクバーに検索ボックスが表示されていない場合は、タスクバーの空いている部分を右クリックし、「検索」にカーソルを合わせて「検索ボックスを表示する」にチェックを入れましょう。

検索ボックスに名前を入力すると、デバイスマネージャーが起動します。
2. デバイスマネージャーで「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」をクリックして展開します。

3. 「USB ルート ハブ」または「ジェネリック USB ハブ」のいずれかの項目を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

4. 開いたウィンドウで「詳細」タブをクリックし、「プロパティ」のプルダウンメニューから「電源データ(Power data)」を選択します。

これにより、MicrosoftがWindows 8以降で採用している電源状態の分類が表示されます。D0からD3までの段階があり、数字が大きいほどUSBポートの供給電力は低くなります。つまり「D0」と表示されていれば、そのポートは最大出力で動作していることを意味します。

同じ手順で、PCに搭載されているすべてのUSBポートの出力を確認しましょう。ポートの数はマザーボードやフォームファクターによって異なり、ATX、mATX、mini-ITXの順にポート数が少なくなります。最も出力が低いのはD3で、これはPCがスリープ状態に入ったときに発生します。
また、デバイスのウェイクアップ(スリープからの復帰)を有効にしている場合、そのデバイスはD1またはD2の電源状態に入る必要があります。ただしこれは、「電源の機能」欄で該当のサポートが表示されている場合に限られます。
ソフトウェアを使って確認する方法
インターネット上には、USBポートの情報を取得できるサードパーティ製ソフトウェアが多数公開されています。そのひとつ「USBDeview」は無料ツールで、PCのUSBポートの電力仕様を確認できます。ポータブルタイプのプログラムなので、PCへのインストール作業は不要です。
USBDeviewの使い方は以下のとおりです。
1. 配布サイトからソフトウェアをダウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルを解凍し、アプリケーションファイルを実行します。

3. USBポートを探します。「説明」ラベルをクリックしてデバイスを説明順に並べ替えると、USBポートがグループ化され、一覧の中から見つけやすくなります。
4. 確認したいポートをクリックして選択(ハイライト表示)します。

5. 横方向にスクロールして「Power(電力)」という列見出しを見つけます。ここをクリックすると、そのポートが使用している電力量を確認できます。
ハードウェア(テスター)を使って確認する方法
もうひとつの方法は、物理的なUSBテスター(電圧計)を使用することです。この種の機器は、ポートの入力電圧、電流、電力、容量、エネルギーなどを測定できます。上記の2つの方法がPCやノートパソコンでしか使えないのに対し、テスターならスマートフォン、モバイルバッテリー、車載充電器など、他の機器の給電能力も調べられるのが大きなメリットです。

USBテスターは低価格のものが豊富に販売されており、搭載機能もさまざまです。購入後は、ポートに差し込むだけで電力情報を表示できる手軽さも魅力です。
これで、PC上の任意のUSBポートの出力電力を確認できるようになりました。ポートが正常に動作していないと思われるときも、目的のタスクをこなすのに十分な電力があるか知りたいときも、これらの方法のいずれかがきっと役立つはずです。USB-CとUSB 3.0の違いがよくわからない場合は、こちらの解説記事もあわせてご覧ください。
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