Pythonで文字列がASCIIのみで構成されているかどうかを確認する方法
Pythonで文字列がすべてASCII文字だけで構成されているかどうかを判定したい場面は少なくありません。ここでは、代表的な2つの方法をわかりやすく解説します。
方法1:all()とord()を使って1文字ずつチェックする
最もシンプルな方法は、文字列内の各文字を順番に調べ、その文字コード(Unicodeコードポイント)が128未満であるかを確認することです。ASCIIは0〜127のコードポイントで定義されているため、すべての文字がこの範囲内であれば、その文字列はASCIIのみで構成されていると判断できます。
def is_ascii(s):
return all(ord(c) < 128 for c in s)
print(is_ascii('ӓmsterdӓm'))
出力結果
False
この例では「ӓ」という非ASCII文字が含まれているため、Falseが返されます。
ただし、この方法は文字数分だけループ処理を行うため、長い文字列に対しては効率が悪いという欠点があります。
方法2:encode('ascii')を試して例外をキャッチする
より効率的な方法は、文字列をASCIIとしてエンコードできるかどうかを試し、例外の発生有無で判定するアプローチです。Python 3では、str.encode('ascii')を実行し、変換できない文字が含まれていればUnicodeEncodeErrorが発生します。これを利用して判定できます。
mystring = 'ӓmsterdӓm'
try:
mystring.encode('ascii')
except UnicodeEncodeError:
print("ASCIIエンコードされた文字列ではありません")
else:
print("ASCIIエンコードされた文字列です")
出力結果
ASCIIエンコードされた文字列ではありません
この方法なら、C言語レベルで高速に処理されるため、大きな文字列でもパフォーマンスへの影響を抑えられます。
関数としてまとめる場合
再利用しやすいように、例外処理を関数化すると次のようになります。
def is_ascii(s):
try:
s.encode('ascii')
return True
except UnicodeEncodeError:
return False
print(is_ascii('ӓmsterdӓm')) # False
print(is_ascii('Amsterdam')) # True
まとめ
- all() + ord():直感的で理解しやすいが、長い文字列では低速。
- encode('ascii') + 例外処理:高速で実用的。実務ではこちらが推奨される。
用途や文字列のサイズに応じて、適切な方法を選択するとよいでしょう。
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