C++で解く「トークンのバッグ」問題:貪欲法による最大スコアの求め方
問題の概要
初期パワー P と初期スコア 0 点を持った状態で、トークンの入った袋が 1 つ与えられます。各トークンには値 token[i] が割り当てられており、それぞれ最大 1 回しか使用できません。トークンの使い方には、次の 2 通りがあります。
- 現在のパワーが token[i] 以上の場合、トークンを表向きにプレイできます。パワーを token[i] 消費し、その代わりにスコアを 1 点獲得します。
- 現在のスコアが 1 点以上ある場合、トークンを裏向きにプレイできます。スコアを 1 点失う代わりに、パワーを token[i] 獲得します。
この問題では、任意の数のトークンを使用した後に到達できる最大スコアを求めます。
たとえば、tokens = [100, 200, 300, 400]、P = 200 という入力が与えられた場合、出力は 2 になります。
解法のアプローチ(貪欲法)
この問題は貪欲法(グリーディ法)を用いることで効率的に解けます。ポイントは次の 2 点です。
- スコアを稼ぎたいときは、コストを抑えるため残っている中で最もパワーの小さいトークンを表向きに使う。
- パワーが不足したときは、少しでも多くのパワーを回収できるよう最もパワーの大きいトークンを裏向きに使う。
具体的な手順は以下のとおりです。
- n を配列 v のサイズとし、答えとなる ret := 0 で初期化します。
- 配列 v を昇順にソートします。
- i := 0(最小側のインデックス)、j := n − 1(最大側のインデックス)、curr := 0(現在のスコア)とします。
- i ≤ j かつ x ≥ v[i] である限り、以下を繰り返します。
- x ≥ v[i] の間、v[i] を表向きにプレイします(x から v[i] を減算し、curr と i をそれぞれ 1 増やす)。
- ret を max(curr, ret) で更新します。
- j ≥ i かつ curr ≠ 0 かつ x < v[i] の間、v[j] を裏向きにプレイします(x に v[j] を加算し、curr と j をそれぞれ 1 減らす)。
- 最後に ret を返します。
それでは、以下の実装例を見ながら理解を深めていきましょう。
実装例(C++)
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
class Solution {
public:
int bagOfTokensScore(vector<int>& v, int x) {
int n = v.size();
int ret = 0;
sort(v.begin(), v.end());
int i = 0;
int j = n - 1;
int curr = 0;
while(i <= j && x >= v[i]){
while(i <= j && x >= v[i]){
x -= v[i];
curr++;
i++;
}
ret = max(curr, ret);
while(j >= i && curr && x < v[i]){
curr--;
x += v[j];
j--;
}
}
return ret;
}
};
main(){
vector<int> v1 = {100,200,300,400};
Solution ob;
cout << (ob.bagOfTokensScore(v1, 200));
}入力
[100,200,300,400] 200
出力
2
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