JavaScriptでテキストエリアを自動拡張する方法【CSS・jQuery活用】
JavaScriptを使えば、テキストエリア(textarea)要素が入力内容に合わせて自動的に高さを拡張するように設定できます。
通常、テキストエリアは高さが固定されているため、文字数が増えるとスクロールバーが表示されてしまいます。しかし、scrollHeightプロパティとjQueryのinputイベントを組み合わせることで、入力に応じてテキストエリアの高さを動的に調整することが可能です。
以下に、この機能を実現する具体的なサンプルコードを2つの例で紹介します。
例1:基本的な自動拡張テキストエリア
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
* {
margin: 3%;
color: navy;
font-size: 1.2em;
}
#ta {
padding: 2%;
resize: none;
width: 330px;
min-height: 80px;
overflow: hidden;
box-sizing: border-box;
}
</style>
</head>
<body>
<form>
<label for="ta">Cool TextArea</label>
<textarea id="ta"></textarea>
</form>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.min.js"></script>
<script>
$("#ta").on('input', function() {
var scroll_height = $("#ta").get(0).scrollHeight;
$("#ta").css('height', scroll_height + 'px');
});
</script>
</body>
</html>出力結果
このコードを実行すると、次のような結果が得られます。


テキストを入力するたびにテキストエリアの高さが自動的に伸びていき、スクロールバーが表示されないことが確認できます。
例2:div要素内のテキストエリアを自動拡張
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
margin: 3%;
overflow-y: scroll;
}
#ta {
padding: 2%;
resize: none;
width: 333px;
min-height: 90px;
overflow: hidden;
box-sizing: border-box;
font-size: 1.5em;
}
</style>
</head>
<body>
<div>
<textarea id="ta"></textarea>
</div>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.min.js"></script>
<script>
$("#ta").on('input', function() {
var scroll_height = $("#ta").get(0).scrollHeight;
$("#ta").css('height', scroll_height + 'px');
});
</script>
</body>
</html>出力結果
このコードを実行すると、次のような結果が得られます。

仕組みの解説
この自動拡張の仕組みは、以下の要素によって成り立っています。
- inputイベント:ユーザーがテキストを入力するたびに発火し、都度高さを再計算します。
- scrollHeight:要素のコンテンツ全体の高さ(隠れているスクロール分も含む)を取得できるプロパティです。
- overflow: hidden:テキストエリア自体のスクロールバーを非表示にし、見た目の違和感なく拡張させます。
- box-sizing: border-box:paddingを含めて幅と高さを計算するため、レイアウトが崩れません。
- resize: none:ユーザーによる手動リサイズを無効化し、自動制御に統一します。
この手法は、チャットフォームやコメント欄など、長文入力が想定されるUIで特に有効です。ぜひ実際のプロジェクトでも活用してみてください。
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