JavaScriptで関数をコールバックとして渡す方法
JavaScriptで関数をコールバックとして渡す
JavaScriptでは、関数は第一級オブジェクト(ファーストクラスオブジェクト)として扱われるため、他の値と同じように変数に代入したり、引数として別の関数に渡したりすることができます。このように引数として渡され、後から呼び出される関数をコールバック関数と呼びます。
コールバックを活用することで、処理の柔軟性が高まり、再利用可能なコードを書くことができます。以下は、add2() 関数を multiply9() 関数のコールバックとして渡すサンプルコードです。
コード例
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.result {
font-size: 20px;
font-weight: 500;
color: blueviolet;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Passing a function as a callback</h1>
<div class="result"></div>
<button class="Btn">CLICK HERE</button>
<h3>Click on the above button to pass the add2() function as callback to multiply9() function</h3>
<script>
let resEle = document.querySelector(".result");
function add2(a) {
return a + 2;
}
function multiply9(fn, num) {
return fn(num) * 9;
}
document.querySelector(".Btn").addEventListener("click", () => {
resEle.innerHTML = "The number returned = " + multiply9(add2, 12);
});
</script>
</body>
</html>コードの解説
このコードでは、次のような仕組みでコールバックが機能しています。
add2(a):受け取った値に 2 を加算して返すシンプルな関数です。multiply9(fn, num):第一引数として関数そのものを受け取り、第二引数の値に対してその関数を実行し、結果を 9 倍して返します。ここがポイントで、fn(num)のように渡された関数を呼び出しています。
ボタンをクリックすると、add2 が括弧なしで(つまり関数参照として)multiply9(add2, 12) の形で渡されます。add2(12) は 14 を返し、それを 9 倍した 126 が画面に表示されます。
実行結果
ページを開いた直後の表示:

「CLICK HERE」ボタンをクリックすると:

まとめ
関数をコールバックとして渡す際の重要なポイントは、関数名の後に () を付けずに関数そのものを参照として渡すことです。add2() と書くと関数が即座に実行されてしまい、戻り値が渡されてしまうため注意が必要です。このテクニックは、イベントリスナーや配列メソッド(map、filter など)、非同期処理など、JavaScript開発のあらゆる場面で応用されます。
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