JavaScriptのコールバック関数とは?基本の仕組みと使い方を実例で解説
JavaScriptにおいて、コールバック関数(callback function)とは、別の関数に引数として渡される関数のことです。引数として受け取った側の関数は、必要なタイミングでその関数を「呼び戻す(call back)」ため、この名前が付けられています。
JavaScriptでは処理が上から順に実行されますが、時間のかかる処理(タイマー、通信など)を待っている間に他の処理を進めたい場合があります。こうした非同期処理を実現する基本的な手法が、コールバック関数です。
コールバック関数の基本例
以下のコードは、setTimeoutを使って5秒後にコールバック関数を呼び出すシンプルな例です。実際にブラウザで実行して、表示される順序を確認してみてください。
<html>
<head>
<script>
var callback = function(myCallback) {
setTimeout(function() {
myCallback();
}, 5000);
};
document.write("First is displayed");
document.write("<br>Second is displayed");
callback(function() {
document.write("This is Callback function");
});
document.write("<br>Last is displayed");
</script>
</head>
</html>実行結果と解説
このコードを実行すると、画面には次の順序でテキストが表示されます。
- 「First is displayed」
- 「Second is displayed」
- 「Last is displayed」
- 5秒後に「This is Callback function」
ポイントは、callback() の呼び出し後に書かれた「Last is displayed」が、コールバックの中身より先に表示されることです。これは、setTimeoutによる5秒間の待機中もスクリプトの残りの処理が先に実行され、指定時間が経過した時点で初めてコールバック関数が呼び出されるためです。
このように、コールバック関数を使うことで、「ある処理が完了した後に実行したい処理」を柔軟に定義できます。イベント処理やAPI通信など、JavaScriptの非同期処理の基礎となる重要な概念なので、しっかり理解しておきましょう。
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