JavaScript即時呼び出し関数式(IIFE)とは?基本の使い方をわかりやすく解説
JavaScriptにおける即時呼び出し関数式(IIFE:Immediately Invoked Function Expression)とは、定義された直後に自動的に実行される関数のことです。通常の関数とは異なり、後から手動で呼び出す必要がないのが最大の特徴です。
IIFEの基本的な構文
IIFEは、無名関数を括弧 () で囲み、その直後に実行用の括弧 () を続けて記述します。
(function () {
// ここに処理を書く
})();サンプルコード
以下は、JavaScriptでIIFEを使用した具体的なコード例です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.sample {
font-size: 18px;
font-weight: 500;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>JavaScript 即時呼び出し関数式(IIFE)</h1>
<div class="sample"></div>
<script>
let sampleEle = document.querySelector(".sample");
(function () {
sampleEle.innerHTML = "このコードは、定義されると同時にすぐに実行されます";
})();
</script>
</body>
</html>実行結果
上記のコードを実行すると、ページが読み込まれた時点でIIFE内の処理が自動的に実行され、.sample クラスを持つ要素にテキストが表示されます。

IIFEを使うメリット
- グローバルスコープの汚染を防げる: IIFE内で宣言した変数や関数はローカルスコープに閉じ込められるため、他のコードとの名前の衝突を回避できます。
- 初期化処理に最適: ページ読み込み時に一度だけ実行したい処理(イベントリスナーの設定、設定値の初期化など)をまとめて記述できます。
- プライベートな変数を作れる: 外部からアクセスできない変数を定義できるため、モジュールパターンの基礎としても活用されてきました。
ES2015以降は let や const のブロックスコープが使えるようになりましたが、レガシーコードの理解やライブラリのソースを読むうえで、IIFEの仕組みは今も重要な知識です。
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