JavaScriptのapply()メソッドとは?別オブジェクトで関数を再利用する方法を解説
JavaScriptのapply()メソッドとは
JavaScriptのapply()メソッドを使用すると、あるオブジェクト向けに定義したメソッドを、別のオブジェクトでもそのまま再利用できます。最大の特徴は、関数に渡す引数を配列としてまとめて指定できる点です。これにより、柔軟で使い回しやすい関数設計が可能になります。
apply()の基本構文は以下のとおりです。
func.apply(thisArg, [arg1, arg2, ...])
- 第1引数(thisArg):関数内で
thisとして参照されるオブジェクトを指定します。 - 第2引数(argsArray):関数へ渡す引数を配列形式で指定します。
似た機能を持つcall()メソッドとの違いは、引数をカンマ区切りで個別に渡すか、それとも配列として一括で渡すかという点です。引数をすでに配列として持っている場合や、可変長の引数を扱いたい場合にはapply()が便利です。
サンプルコード
以下は、JavaScriptのapply()関数を使用した具体的なコード例です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.sample {
font-size: 18px;
font-weight: 500;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>JavaScript apply()</h1>
<div class="sample"></div>
<button class="Btn">CLICK HERE</button>
<h3>
Click on the above buttons to check if adult or not
</h3>
<script>
let sampleEle = document.querySelector(".sample");
let obj1 = { name: "Rohan", age: 22 };
function checkAdult(vehicle, country) {
if (this.age > 18) {
sampleEle.innerHTML =this.name +" you are an adult and can drive " + vehicle +
" in " + country;
} else
sampleEle.innerHTML =this.name + " you are an adult and cannot drive " + vehicle +
" in " + country;
}
document.querySelector(".Btn").addEventListener("click", () => {
checkAdult.apply(obj1, ["car", "INDIA"]);
});
</script>
</body>
</html>
コードのポイント
この例では、obj1というオブジェクトにnameプロパティとageプロパティを持たせています。checkAdult関数の中ではthis.ageを参照して成人かどうかを判定しており、ボタンクリック時にcheckAdult.apply(obj1, ["car", "INDIA"])と呼び出すことで、obj1がthisとしてバインドされます。第2引数の配列["car", "INDIA"]は、それぞれ乗り物と国名として関数に渡されます。
実行結果
上記のコードをブラウザで開くと、次のような画面が表示されます。

「CLICK HERE」ボタンをクリックすると、apply()によってobj1がthisに設定され、年齢判定の結果が出力エリアに表示されます。

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