JavaScriptのslice()メソッドとは?配列から要素を抽出する方法を実例付きで解説
slice()メソッドの基本
JavaScriptのslice()メソッドは、配列の中から指定した範囲の要素を選び出し、新しい配列として返すメソッドです。元の配列は変更されずそのまま残るため、安全に部分的なデータを取り出したい場合に活用できます。
基本構文
array.slice(start, end)
start:抽出を開始する位置を示す整数(インデックス番号)です。end:抽出を終了する位置を示す整数で、この位置にある要素自体は結果に含まれません。
それでは、実際にslice()メソッドをJavaScriptで使ってみましょう。
例1:配列の一部を切り取って表示する
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h2>デモ見出し</h2>
<p id="test"></p>
<script>
var arr = ["Accessories", "Electronics", "Books", "Pet Supplies"];
document.getElementById("test").innerHTML = "Initial array = "+arr+", <br>Sliced = "+arr.slice(2, 4);
</script>
</body></html>実行結果

この例では、インデックス2から4の直前までの要素、つまり「Books」と「Pet Supplies」が新しい配列として抽出されます。
例2:ボタンをクリックして要素を抽出する
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h2>車のバリエーション</h2>
<button onclick="display()">Result</button>
<p id="test"></p>
<script>
var car = ["Hatchback", "Convertible", "SUV", "AUV", "MUV"];
document.getElementById("test").innerHTML = "Initial Array = "+car;
function display() {
document.getElementById("test").innerHTML = "Array after slicing some elements = "+car.slice(1,4);
}
</script>
</body></html>実行結果

まずページを開くと、元の配列全体が表示されます。「Result」ボタンをクリックすると −

インデックス1から4の直前までの要素(Convertible、SUV、AUV)が抽出されて画面に表示されます。
slice()を使う際のポイント
- 元の配列は変更されない:splice()と異なり、slice()は常に新しい配列を返し、元データには影響しません。
- 負の値も指定できる:負の数を渡すと、配列の末尾から数えた位置として扱われます(例:slice(-2)は最後の2要素を取得)。
- 引数は省略可能:endを省略すると配列の末尾まで、両方省略すると配列全体のコピーが作成されます。
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