JavaScriptで配列のリーダー要素を抽出する方法
リーダー要素とは
数値の配列において、その要素より右側にあるすべての要素よりも大きい場合、その要素は「リーダー」と呼ばれます。つまり、配列の右端に向かって見たとき、自分より大きな数が一つも存在しない要素がリーダー要素です。
本記事では、数値の配列を受け取り、このリーダー要素の条件を満たすすべての要素を含む部分配列を返すJavaScript関数を紹介します。
具体例
例えば、以下の入力配列を考えてみましょう。
入力配列:
[23, 55, 2, 56, 3, 6, 7, 1]
期待される出力:
[56, 7, 1]
出力が [56, 7, 1] となる理由を見てみましょう。56はその右側にあるすべての要素(3、6、7、1)より大きいためリーダーです。7は右側の要素(1)より大きいためリーダーで、最後の要素1も定義上リーダーとなります。
実装コード
この関数は、reduceRight() メソッドを使うと効率的に実装できます。reduceRight() は配列を右から左へ処理するため、「現在までの最大値」と比較しながらリーダー要素を順番に判定していくのに適しています。
const arr = [23, 55, 2, 56, 3, 6, 7, 1];
const leaderArray = arr => {
const creds = arr.reduceRight((acc, val) => {
let { max, res } = acc;
if(val > max){
res.unshift(val);
max = val;
};
return { max, res };
}, {
max: -Infinity,
res: []
})
return creds.res;
};
console.log(leaderArray(arr));
コードの仕組み
- 初期値: アキュムレータとして
max: -Infinity(負の無限大)と空の結果配列resを設定します。 - 右から左へ走査:
reduceRight()を使い、各要素を現在の最大値maxと比較します。 - リーダー判定: 要素が
maxより大きければ、それはリーダー要素なのでunshift()で結果配列の先頭に追加し、maxを更新します。
unshift() を使うことで、元の配列での出現順序(左から右)を保ったまま結果を組み立てられる点がポイントです。
実行結果
コンソールには次のように出力されます。
[56, 7, 1]
このアルゴリズムは配列を一度だけ走査するため、時間計算量は O(n) となり、大きな配列でも効率的に動作します。
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