JavaScriptのparseInt関数で任意の基数の文字列を整数に変換する方法
JavaScriptには、文字列を整数に変換するためのparseInt関数が用意されています。この関数を使えば、2進数から36進数まで、任意の基数で表現された数値文字列を簡単に整数へと変換できます。
parseInt関数の基本構文
parseInt(string, radix);
各パラメータの意味は次のとおりです。
string(第1引数)
解析対象となる値です。この引数が文字列以外の場合は、ToStringメソッドによって自動的に文字列へ変換されます。また、値の先頭にある空白文字は無視されます。
radix(第2引数)
文字列がどの記数法(基数)で表現されているかを示す、2から36までの整数です。たとえば、2を指定すれば2進数、16を指定すれば16進数として解釈されます。
このように、文字列と基数の2つの引数を渡すことで、2進数から36進数までの任意の基数を持つ数値を整数に変換することが可能です。
コード例
console.log(parseInt("100", 10))
console.log(parseInt("10", 8))
console.log(parseInt("101", 2))
console.log(parseInt("2FF3", 16))
console.log(parseInt("ZZ", 36))それぞれの行では、同じ「数字」のように見える文字列でも、指定した基数によってまったく異なる整数に変換される点に注目してください。
実行結果
100 8 5 12275 1295
結果の解説
- parseInt("100", 10) → 10進数として解釈され、「100」がそのまま100になります。
- parseInt("10", 8) → 8進数の「10」は、10進数では8に相当します。
- parseInt("101", 2) → 2進数の「101」は、10進数では5に相当します。
- parseInt("2FF3", 16) → 16進数の「2FF3」は、10進数では12275に相当します。
- parseInt("ZZ", 36) → 36進数ではアルファベットも数字として扱われるため、「ZZ」は10進数で1295になります。
このようにparseInt関数を活用することで、異なる記数法で書かれたデータを統一的に整数として扱うことができ、数値計算やデータ変換処理など幅広い場面で役立ちます。
-
JavaScriptで文字列を真偽値(Boolean)に変換する方法
JavaScriptでは、文字列が「true」というリテラルと一致するかどうかを比較演算子で判定することで、文字列を実質的に真偽値(Boolean)として扱うことができます。ここでは、==(緩い等価比較)と===(厳密等価比較)の2つの方法を使った具体例を紹介します。 サンプルコード <!DOCTYPE html> <html> <head> <style> body { font-family: &
-
文字列をJavaScriptオブジェクトに変換する方法【JSON.parse()の使い方】
JavaScriptでJSON形式の文字列をオブジェクトに変換するには、JSON.parse()メソッドを使用します。このメソッドは、引数に渡された文字列を解析(パース)し、対応するJavaScriptオブジェクトを返します。 サンプルコード <!DOCTYPE html> <html lang=ja> <head> <meta charset=UTF-8 /> <meta name=viewport content=width=device-width, initial-scale=1.0 /> <title>Docum