JavaScriptのDate.getUTCHours()関数とは?使い方とコード例を解説
Dateオブジェクトは、JavaScript言語に標準で組み込まれているデータ型の一つです。Dateオブジェクトは、次のように new Date() を使って生成します。
Dateオブジェクトを一度生成すれば、多数のメソッドを使ってその値を操作できます。ほとんどのメソッドは、ローカル時間またはUTC(協定世界時/グリニッジ標準時)のいずれかを基準として、年・月・日・時・分・秒・ミリ秒の各フィールドを取得・設定するためのものです。
getUTCHours() 関数は、指定された日付の「時」を協定世界時(UTC)に基づいて返します。戻り値は0〜23の整数です。
構文
getUTCHours() の構文は以下のとおりです。
dateObj.getUTCHours();
使用例1:基本的な使い方
次の例では、日付文字列からDateオブジェクトを生成し、getUTCHours()でUTC基準の「時」を取得して表示しています。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var dateObj = new Date('September 26, 89 12:4:25:96');
document.write(dateObj.getUTCHours());
</script>
</body>
</html>
出力結果
6
この例では、現地時間で12時を指定した日付に対して、実行環境のタイムゾーンとの差分が反映され、UTCでは6時として取得されます。なお、結果は環境のタイムゾーン設定によって異なる場合があります。
使用例2:時刻を指定しない場合
日付オブジェクトの生成時に時刻を省略した場合、時は0(午前0時)として扱われます。下の例ではタイムゾーンとしてGMT+11:00を指定しているため、ローカル時間の0時はUTCでは前日の13時に相当し、「13」が出力されます。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var dateobj = new Date('September 26, 1989 GMT+11:00');
document.write("Hour of the day: "+dateobj.getUTCHours());
</script>
</body>
</html>
出力結果
Hour of the day: 13
使用例3:引数を渡さない場合
同様に、コンストラクタに何も引数を渡さずにDateオブジェクトを生成した場合は、現在の日時が使われ、この関数は現在の時刻をUTC基準で返します。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var dateobj = new Date();
document.write("Hour of the day: "+dateobj.getUTCHours());
</script>
</body>
</html>
出力結果
Hour of the day: 5
この例の出力値は、スクリプトを実行した時刻によって変わります。
ポイントまとめ
- getUTCHours()は、UTC(協定世界時)に基づいた「時」を0〜23の整数で返します。
- ローカル時間の「時」を取得したい場合は、getHours()を使用してください。
- 時刻を省略して日付を生成すると0時として扱われますが、タイムゾーンによってUTC上の日時は前後にずれる点に注意が必要です。
- サンプルでは document.write() を使用していますが、現在の開発では console.log() の利用が推奨されています。
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