HTML5の文字エンティティとは?予約文字の実体参照一覧と使い方
HTML5の文字エンティティ(実体参照)とは
HTML5では、一部の文字が「予約文字」として扱われます。たとえば、半角の不等号「<」(小なり)や「>」(大なり)をテキスト中にそのまま記述すると、ブラウザがこれらをタグ(マークアップ)の一部と誤認識してしまい、意図したとおりに表示されません。
こうした特殊な文字を安全に表示するために用いられるのが「文字エンティティ(実体参照)」です。HTML5の仕様では、処理系(ブラウザなど)は次の表に示す5つの特殊文字に対応するエンティティを必ずサポートしなければならないと定められています。
HTML5でサポート必須の5つの特殊文字一覧
| 記号 | 説明 | エンティティ名 | 数値コード |
|---|---|---|---|
| " | 二重引用符 | " | " |
| ' | アポストロフィ(一重引用符) | ' | ' |
| & | アンパサンド | & | & |
| < | 小なり記号 | < | < |
| > | 大なり記号 | > | > |
エンティティの使い方のポイント
エンティティは「エンティティ名」と「数値コード」のどちらの形式でも記述でき、両者はまったく同じ文字として解釈されます。たとえば、ページ上にコード例「<p>サンプル</p>」を見せたい場合は、<p>サンプル</p>のように記述します。
なお、上記の5文字以外にも著作権記号(©)や改行なし空白( )など多数のエンティティが存在しますが、環境によって表示結果が異なる場合があります。基本的な予約文字は必ずエンティティへ置き換えることで、意図どおりの表示を保ち、マークアップの破損を防ぐことができます。
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