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HTML5動画対応:ffmpegでMP4・OGG形式に変換する設定方法

HTML5動画に対応したffmpeg変換設定

Linuxのシェル環境でffmpegを使用すれば、HTML5のvideoタグで再生可能な動画形式へ簡単に変換できます。本記事では、主要ブラウザ間の互換性を確保するための、MP4およびOGGへの変換コマンドを紹介します。

MP4形式への変換(H.264 + AAC)

MP4に変換する際は、映像コーデックに「H.264」、音声コーデックに「AAC」を使用することをおすすめします。IE11以前のInternet Explorerは、この組み合わせしかサポートしていないためです。

ffmpeg -i input.mov -vcodec h264 -acodec aac -strict -2 output.mp4

最大互換性を持たせたMP4変換

次の例では、input.mov をQuickTimeにも対応した最大互換性のある output2.mp4 へと変換しています。音声ストリームは含まれません。

ffmpeg -an -i input.mov -vcodec libx264 -pix_fmt yuv420p -profile:v baseline -level 3 output2.mp4

使用している主なオプションの意味は以下の通りです。

  • -an:音声ストリームを無効化する
  • -vcodec libx264:高品質なH.264エンコーダー「libx264」を指定
  • -pix_fmt yuv420p:ほぼすべてのプレイヤーで再生可能なピクセルフォーマットを指定
  • -profile:v baseline -level 3:古いデバイスやモバイル端末向けのベースラインプロファイルを指定

OGG形式への変換(Firefox対応)

Firefoxで再生可能なOGG動画を作成するには、「ffmpeg2theora」がインストールされている必要があります。入力ファイルには、先ほどffmpegで変換した出力ファイルを指定します。

ffmpeg2theora -o video_out_file.ogv output.mp4

まとめ

これらのコマンドを活用すれば、Chrome、Firefox、Safari、Edge、IE11といった主要ブラウザで再生できるHTML5動画を用意できます。一般的には、互換性の高いMP4(H.264/AAC)をメイン形式とし、必要に応じてOGG(Theora/Vorbis)をフォールバックとして提供する構成が推奨されます。

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