HTML5 Canvasで動画を再生し、最後のフレーム(静止画)を保持する方法
HTML5 Canvasで動画の最終フレームを保持する
HTML5の<video>要素は、再生が終了するとデフォルトでは指定したポスター画像や真っ黒な画面に戻ってしまいます。そこで、Canvasに動画のフレームを描画し続けることで、再生終了後も最後のフレーム(静止画)をそのまま表示させることができます。
実装コード
以下のコードを実行して、動画をCanvas上で再生し、最後のフレームを保持してみてください。
var c = $('canvas')[0];
var context = c.getContext('2d');
c.width = 640;
c.height = 480;
$('#myPlayer').on('play', function (e) {
var $this = this;
(function loop() {
if (!$this.paused && !$this.ended) {
context.drawImage($this, 0, 0, 640, 480);
setTimeout(loop, 1000 / 30);
}
})();
});コードのポイント
- canvas要素の取得:
$('canvas')[0]でDOMからcanvas要素を取得し、2D描画コンテキストを生成します。 - サイズ設定:
widthとheightを640×480に設定し、動画の解像度に合わせています。 - playイベント: 動画の再生開始を検知したタイミングでループ処理を起動します。
- drawImage(): 動画の現在のフレームをCanvasに描画します。
- ループ処理:
setTimeout()により約30fpsで繰り返し描画し、動画が一時停止・終了するまで継続します。
より滑らかな描画にはrequestAnimationFrameがおすすめ
setTimeout()の代わりにrequestAnimationFrame()を使用すると、ブラウザのリフレッシュレートに同期した滑らかな描画が可能になります。また、動画が終了(ended)してもCanvasへの再描画を行わなければ、最後に描画されたフレームがそのまま残るため、結果的に最終フレームを保持できます。
この手法は、動画サムネイルの自動生成や、再生終了時にエンドカード風の静止画面を見せたい場合などに活用できます。
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