HTMLフォームとは?基本の使い方と主要な属性をわかりやすく解説
HTMLフォームは、サイトを訪れたユーザー(ビジター)からデータを収集するために必要な仕組みです。たとえば、大学のウェブサイトで学生が登録手続きを行う際に、氏名、年齢、住所、成績などの情報を入力してもらう場面がその代表例といえます。
フォームはユーザーからの入力を受け取り、CGI、ASPスクリプト、PHPスクリプトなどのバックエンドアプリケーションへデータを送信します。バックエンド側では、アプリケーション内に定義されたビジネスロジックに基づいて、受け取ったデータに対して必要な処理が行われます。
HTMLでフォームを作成するには、<form>タグを使用します。

HTMLフォームの主な属性
上記のように、<form>タグにはさまざまな属性を指定できます。ここでは、フォーム作成時に押さえておきたい主要な属性を紹介します。
| 番号 | 属性と説明 |
| 1 | action:送信されたデータを処理するためのバックエンドスクリプト(URL)を指定します。 |
| 2 | method:データを送信する際に使用するHTTPメソッドを指定します。最もよく使われるのは「GET」と「POST」です。 |
| 3 | target:スクリプトの実行結果を表示するウィンドウやフレームを指定します。「_blank」「_self」「_parent」などの値を設定できます。 |
| 4 | enctype:ブラウザがサーバーへデータを送信する前に、どのようにデータをエンコードするかを指定します。主な値は以下の通りです。 application/x-www-form-urlencoded:シンプルなケースでほとんどのフォームが使用する標準的な方式です。 multipart/form-data:画像やWordファイルなど、バイナリデータをファイルとしてアップロードしたい場合に使用します。 |
HTMLフォームのコントロール(部品)
フォームでは、テキスト入力欄、チェックボックス、ラジオボタン、ファイル選択ボックス、送信ボタンなど、目的に応じたさまざまな種類のコントロールを使ってデータを収集できます。
それでは、<input>タグを使ってユーザーの入力を受け取る、シンプルなサンプルコードを見てみましょう。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTMLフォーム</title>
</head>
<body>
<form>
学生名:<input type = "text" name = "sname" /><br>
科目名:<input type = "text" name = "ssubject" />
</form>
</body>
</html>上記のコードを実行すると、学生の名前と科目名という2つのテキスト入力欄を持つフォームが表示され、ユーザーの入力を受け取ることができます。
この例では<input>タグにtype属性とname属性を使用しました。<input>タグで使えるその他の主な属性も確認しておきましょう。
<input>タグの主な属性
| 番号 | 属性と説明 |
| 1 | type:入力コントロールの種類を示します。テキスト入力の場合は「text」を指定します。 |
| 2 | name:コントロールに名前を付けます。この名前はサーバーに送信され、値を識別・取得するために使われます。 |
| 3 | value:コントロールに初期値(デフォルト値)を設定できます。 |
| 4 | size:テキスト入力欄の幅を文字数単位で指定できます。 |
| 5 | maxlength:テキストボックスに入力できる最大文字数を制限できます。 |
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