【初心者向け】コマンドプロンプトでJavaScriptを実行する方法(jjsコマンドの使い方)
Java SE 8には、JSR 292に基づく新しいスクリプトエンジンNashornが搭載されました。Nashornは、ECMA標準化されたJavaScriptとの互換性を持っており、JVM上でJavaScriptを動かすことができます。
Nashornを使えばコマンドラインからJavaScriptを実行できる
Nashornを利用すると、コマンドプロンプトから直接JavaScriptプログラムを実行できます。これを可能にするのが、jjsというコマンドラインツールです。
jjsは、JDKインストールフォルダ内のbinディレクトリに、jarなどの他の開発ツールと一緒に格納されています。PATHが通っていれば、どのディレクトリからでも呼び出せます。
実行手順
1. JavaScriptファイルを作成する
まず、実行したいJavaScriptファイルを用意します。ここでは例としてnew.jsというファイルを作成します。
var display = function() {
print("Hello World!");
};
display();このコードでは、関数displayを定義し、すぐに呼び出しています。Nashornでは、ブラウザのalert()の代わりにprint()関数を使うことで、コンソールに文字列を出力できます。
2. コマンドプロンプトで実行する
次に、コマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(macOS/Linux)を開き、以下のコマンドを入力してファイルを実行します。
$ jjs new.js Hello World! $
これだけで、Javaを意識することなくJavaScriptが実行できます。
便利なオプション
- jjs -version:Nashornのバージョン情報を表示します。
- jjs -scripting:シェルスクリプトのような高度なスクリプティング機能を有効にします。
注意点:最近のJavaバージョンについて
NashornはJava 11で非推奨となり、Java 15で削除されました。そのため、最新のJDKを使用している場合はjjsコマンドが使えないことがあります。その場合は、GraalVMやNode.jsなど、別のランタイムを利用するか、古いバージョンのJDK(Java 8〜14)を使用してください。
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