ECMAScriptの実際の実装は存在するのか?それとも単なる仕様なのか?
ECMAScriptは「仕様」であり、実行できるものではない
結論から述べると、ECMAScript自体をダウンロードしたり実行したりすることはできません。ECMAScriptとは、JavaScriptなどのスクリプト言語の実装を定める標準規格(仕様)であり、それ自体が動作するプログラムではないためです。
ECMAScriptは、JavaScriptやJScriptといったスクリプト言語に共通する「設計図」のような存在です。商標登録されたスクリプト言語の仕様でもあり、JavaScriptはこのECMAScriptに基づいて実装された言語です。そして、JavaScriptはECMAScriptの最も人気があり広く普及している実装の一つとされています。
JavaScriptとECMAScriptの関係
かつてのJavaScript 2.0は、ECMAScript第5版(Edition 5)に準拠しており、両者の違いはごくわずかなものでした。つまり、JavaScriptはECMAScriptという標準に沿って動作する具体的な実装であり、仕様と実装という密接な関係にあるのです。
ECMA-262仕様と各エディション
ECMAScriptの中核となる仕様書は「ECMA-262」と呼ばれ、ここでJavaScript言語のコア部分の標準バージョンが定義されています。2017年6月にリリースされた第8版は「ECMAScript 2017(ES2017)」として知られ、当時の最新バージョンでした。
JavaScriptの主な特徴
- 軽量でインタプリタ方式のプログラミング言語である
- ネットワーク中心のアプリケーション開発向けに設計されている
- Javaと相互補完的であり、統合して利用できる
- HTMLと相互補完的であり、統合して利用できる
- オープンでクロスプラットフォームに対応している
まとめ
ECMAScriptはあくまで標準仕様であり、実際に動作するのはその仕様に基づいて実装されたJavaScriptなどの言語処理系です。JavaScriptは動的なプログラミング言語であり、ECMAScriptの仕様に従って進化を続けながら、Web開発の中心的な技術として広く活用されています。
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