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JavaScript、JScript、ECMAScriptの違いとは?初心者にもわかる関係性を徹底解説

JavaScript、JScript、ECMAScriptの関係を整理しよう

Web開発に携わる方なら一度は耳にする「JavaScript」「JScript」「ECMAScript」という3つの言葉。名前が似ているため混同されやすいですが、それぞれ意味や役割が異なります。本記事では、この3つの違いと関係性をわかりやすく解説します。

JavaScriptとは

JavaScriptは、ECMAScript(後述)をベースとして実装されたスクリプト言語です。ECMAScriptという標準仕様に準拠した言語の中でも、最も広く普及している実装として知られています。ブラウザ上で動作する動的なWebページの構築をはじめ、Node.jsを使ったサーバーサイド開発まで、その活躍の場は非常に多岐にわたります。

ECMAScriptとは

ECMAは「European Computer Manufacturer's Association(欧州電子計算機工業会)」の略称で、現在はEcma Internationalとして知られる標準化団体です。ECMAScriptは、同団体が策定したスクリプト言語の標準仕様を指します。JavaScriptやJScriptなど、各社が提供するスクリプト言語は、このECMAScriptの仕様に基づいて実装されています。つまりECMAScriptはいわば「設計図」のような存在であり、特定の商標ではなく、言語仕様そのものを定めたものです。

JScriptとは

JScriptは、1996年にMicrosoftがリリースした、ECMAScriptのMicrosoft版(方言)です。中身としてはJavaScriptとほぼ同じ言語ですが、名称が異なるのは商標権に関する問題を回避するためでした。当時のMicrosoftは自社のInternet ExplorerにJScriptを実装しており、一時期はJavaScriptとJScriptが並存していました。ただし現在では、主要ブラウザの多くが標準的なJavaScriptエンジンを採用しており、JScriptを目にする機会は大幅に減っています。

まとめ:3者の関係性

ここまでの内容を整理すると、以下のように理解できます。

  • ECMAScript:スクリプト言語の標準仕様(設計図)
  • JavaScript:ECMAScriptに基づく、最も人気のある実装
  • JScript:MicrosoftによるECMAScriptの実装(JavaScriptとほぼ同一)

つまり、ECMAScriptという共通の標準仕様が存在し、それを各企業が独自に実装したものがJavaScriptやJScriptである、という関係です。現在では「JavaScript」という名称が事実上の標準となっており、Web開発においてはJavaScriptを学んでおけば間違いありません。

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