Pythonモジュールのバージョンを確認する方法【pip freezeと__version__の使い方】
Pythonをインストールすると、パッケージ管理ツールであるpipも一緒にインストールされます。pipを使えば、インストール済みのPythonモジュール(パッケージ)のバージョンを簡単に確認できます。この記事では、代表的な確認方法を目的別にわかりやすく解説します。
1. インストール済みの全モジュール一覧を表示する(pip freeze)
すべてのインストール済みモジュールとそのバージョン番号を一覧表示したい場合は、以下のコマンドを実行します。
$ pip freeze
実行すると、次のような出力が得られます。
asn1crypto==0.22.0 astroid==1.5.2 attrs==16.3.0 Automat==0.5.0 backports.functools-lru-cache==1.3 cffi==1.10.0 ...
2. 特定のモジュールだけバージョンを調べる
Linux / macOSの場合(grepを使用)
*NIX系のOSでは、pip freezeの出力に対してgrepコマンドを使うことで、特定のモジュールのバージョンだけを絞り込んで表示できます。
$ pip freeze | grep PyMySQL PyMySQL==0.7.11
Windowsの場合(findstrを使用)
Windowsでは、grepの代わりにfindstrコマンドを使用します。
PS C:\> pip freeze | findstr PyMySql PyMySQL==0.7.11
3. Pythonスクリプト内でバージョンを取得する(__version__属性)
Pythonスクリプトの中でモジュールのバージョンを知りたい場合は、モジュールが持つ__version__属性を参照します。ただし、すべてのモジュールに__version__属性が用意されているわけではない点に注意してください。
>>> import pylint >>> pylint.__version__ '1.7.1'
補足:その他の便利な方法
pip show パッケージ名コマンドを使うと、指定したパッケージのバージョンだけでなく、概要やインストール先などの詳細情報も一度に確認できます。また、Python 3.8以降では標準ライブラリのimportlib.metadata.version("パッケージ名")を使って、スクリプト内から確実にバージョン情報を取得することも可能です。
まとめ
- 全モジュールの一覧とバージョン確認 →
pip freeze - 特定モジュールの絞り込み →
grep(*NIX)/findstr(Windows) - スクリプト内での確認 →
__version__属性またはimportlib.metadata
用途に応じてこれらの方法を使い分けることで、Python開発環境のパッケージ管理を効率的に行えます。
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